日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
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快の後には 苦が控えている

2006-12-28 | ブッダのことば・・北川八郎氏
つとめておれ なおざりになるな 欲情が汝の心を乱さないように
人が快楽に耽り 官能にしたがい 心のままに動くならば 
この世で名誉はいつも かれを捨て去る
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 官能を刺激するものがたくさん・・テレビでは幼い時から大人に欲情を見せられる
こんなにたくさんの心をかき乱す情報に左右されない者は少ないだろう

快に負け 官能に負け 快楽と官能は うしろ半分に同量の苦の 
にがりのついたケーキみたいなものだ

あまりにも おいしくて つい食べすぎると・・その先の にがい苦悩まで食べてしまう
 甘いものの後には 苦のもとになる にがいものが 必ずついていることを知ろう

苦と快が同量で成っている・・ほどほどに・・これが難解ですね

     たとえ 貨幣の雨を降らすとも 欲望の満足が訪れることはない
         快楽は 短くて苦痛がやってくる

お金を快にかえて 快をお金にかえて みせかけの繁栄に
狂いつつある 社会が狂いつつある 若者を造り出していく
氣がついた今こそ 静かに 心を収めて 快に迷わされないように努めよう

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 反省、昨日は午後から演劇観て、その足で演奏会へ帰宅は夜10時過ぎでした
此れを 心の動くまま 遊び欲ですね・・観た、聴いた出来が良く満足でした 弁解

遊びすぎ かな?楽しさあれば すこしのナヤミ ありかな

他人の元氣な笑顔を心に願おう

2006-12-27 | ブッダのことば・・北川八郎氏
他人の過失は見やすいけれど 自己の過失は見難い
     人は他人の過失を もみがらのように吹き散らす

他人の過失を探し求め 常に思い たける人は 煩悩の汚れが増大する

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他人の頭のハエは追い払い易いが 自分の頭のハエは追えないと・・
                自分を改めることは 難しい

他の人をあれこれ評価する人は 自分がどう見られいるかが氣になり
          他人の目 つまり評価を苦にしてしまう・・

他人に善意をもつ練習 他の人が元氣で笑顔に満ちていることを
いつも心に願うことをやってみよう 
心に浮かぶ悪しき感情や 
性癖をのり越えることを 今生の課題としょう

釈尊のいう
悪しき煩悩の汚れは・・すべての苦が自分に集まり 自分に対する評価が厳しくなり
・・自分の顔がしかめ面に・・良い顔に・・

他人の欠点や失敗が氣になって許せなくなる自分に 光をあて 
他人と自分の苦を除いてゆこう・・本来 自分の隣は自分ですね 

他の人に厳しい評価や 傷つけるような言葉 
感情を投げつけることをやめるがいい
そうすると あなたが救われる・・
笑顔がうまれ 他の行動が氣にならなくなり 
人生の車輪が廻り始めることを体験すると

 愛眼 愛護 愛語 愛顔・・心に栄養剤が必要ですね
 笑顔は 福来る 良い顔に・・


安楽は苦しみ 苦しみこそが安楽

2006-12-26 | ブッダのことば・・北川八郎氏
人々が 安楽であると称するものを 諸々の聖者は 苦しみであるという
人々が 苦しみであると称するものを   聖者は 安楽であると知る
解し難き真理を見よ 無智なる人々はここに迷っている

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繁栄とは もらうことではなく 与えること・・たくさん良きものを与えた人は
たくさん与え返されて 栄える

 お金は ありすぎると 人は減ることを恐れ始め その恐れによって苦が生じ始める
 安楽と思う物が・・便利な車 パソコン 計算機は 安楽の分 
 歩くことが出来なくなり 漢字が書けなくなり 足腰が弱くなって・・
 病を・・安楽な分苦しむ 

苦い薬や 苦い青野菜汁は元気のもととなる・・ 
一人歩くは苦しみではなく自由でゆったりとした氣がとても楽である・・
トラブルは苦であるが・・学ぶことも多い・・
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 戒めかな・・楽・らく する人 楽・たの しむ人・・
年齢を重ねる事は 苦もなく 悩みも 無く・・タノシムコトナリ
 心 一つの 置き 所

ことばと心を正し 悪事をなさない

2006-12-25 | ブッダのことば・・北川八郎氏
信があり 柔和で  よく頒ち与え 温かい心でいる・・四つの言葉

 ことばと 心を 正しくするように心がけ 身の悪事をなさないで
 もしも飲食豊かな 富んだ家に住んでいるならば・・

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范蠡・はんれい という人が・・
斉の宰相にまでなった・・富と地位を得過ぎたと その地位と財産を捨て 
財を周りの人に頒ち与え 斉を捨てて 陶の国に入り・・
そこで交易に携わると また巨万の富を手に・・

信があり一族に尊敬されていたと・・柔和で よく周りの人々に財や智恵を頒ち与えたことでしょう そして温かい心でいたからこそ斉の国の宰相に請われるまでに・・

 魂を輝かせる・・范蠡のような活き方が・・

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<ことばと 心を 正しくするように心がけ 身の悪事をなさないで
 
言霊・・励ましの・・優しさの・・勇氣の・・
正直 親切 愉快に 活きたいものだ

仏教そのものを 見事に表現した詩

2006-12-24 | ブッダのことば・・北川八郎氏
 すべて悪しきことをなさず 善いことを行ない 自己の心を浄めること
これが諸仏の教えである・・人としての身を受けることは難しい 正しい教えを聞くのも難しい 諸々の仏の出現したもうことも難しい
 
 諸悪莫作    諸善奉行      自浄其意    是諸仏教
 しょあくまくさ しょぜんぶぎょう  じじょうごい  ぜしょぶつきょう
                           ダンマパダ、真理のことば
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 人としての魂を得ること この肉体をもって 地上に生を与えられる機会は多くない
そして この真理の教えに巡り合うことも めったにない・・

 悪をなさず そんなに善だけを目指せと

人がこの世でなす善と悪の両者は その人の所有するもので有り
人はそれを身につけて あの世に赴く ・・

来世のための功徳を積め 諸々の功徳は あの来世において人々の拠りどころとなる

私たちはこの肉体の死をもって総てが終るのではない・・
肉体の感覚だけに生きている時は目に見えるものや 体験が総てと思うだろうが
肉体を動かすもう一つの実体が・・これをある偉大な力・魂・宇宙霊と・・

 (肉体はこの世に生きる為の方便で、道具であると)・・確か、天風が

私たちがなした 善きことも 悪しきことも 心の奥にある魂の記録となって
すべての行ないと 思いは私たちの個人の歴史フィルムとして・・あの世に・・

善いことをなし 功徳を積め その功徳は 来世において・・
次のうまれどころの 拠りどころとなる・・
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 人間産まれて来たことは、何か意味が有り、この世に不要な人間はいない
前へ進もう・・我を活かし・・人間は活きねばならぬ 

  死後の世界は、体験できず・・だから活きている僅かな人生を・・
  35億年と己の年齢を・・今を・・