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29日 セビリアの理髪師 錦織 健

2005-10-23 | ロッシーニ オペラ
29日 セビリアの理髪師        上野・文化会館 5F・L1-4 4千円  
2月11日ー3月9日 11回公演中7回目

初めて錦織のテノールを聴く 一声の印象は 厚みある強い声・・甘味しなやかさは無い?と感じたが 歌い過ぎ疲れかも?・・舞台上では回数こなしている分 演劇性 声楽のアンサンブルの妙を感じさせた 
森のコロラトゥーラにブラヴォーが・・透明感ある 綺麗な声 が やや線が細い・・印象が
志村の演技歌唱が・・楽しさ を醸し出した

演出 装置の巧みさが・・右に入り口と館の全面の壁が左に引き戸式になり 上手く部屋と外の展開の流れを良くしていた 左に2階の窓が窓下とのフィガロと伯爵のやり取りも流れが良い

字幕の縦長スクリーンを館の 壁に埋め込み一体感を出し工夫が

錦織 健プロデユース・オペラ
ロッシーニ・セブリアの理髪師
フィガロ・大島 幾雄 ロジーナ・森 麻美 
アルマヴィーヴァ伯爵・錦織 健 
バルトロ・志村 文彦 
ドン・バジリオ・三浦 克次
指揮・現田 茂夫 
演出・今井 伸昭 舞台装置・鈴木 俊朗 
オケ・神奈川フィル(6回の6回目最終)・・・オケに不満が 木管の技量の無さ?・・弦に合奏力の無さ?11日15日17日19日22日29日とプログラムには22日から日があるのに・・メンバーが替っている??序曲があまりにも出来の悪さに・・疲れ?技術のなさ?

05年10月 セビリアの理髪師 

2005-10-23 | 新国立オペラ・・

            公演5回5回目 新国立 4F2-39 6300円・妥当が額
新国の文が・・軽快でスピード感いっぱいの音楽に乗せて、コミカルなストーリーが小気味良いテンポで繰り広げられます・・看板文に偽りが?・・
一幕 序曲から?
舞台が2階と屋根裏で1,2階を螺旋階段で 行き来が・・歌手人物の動きが目まぐるしく・・音楽に集中出来ない・・目線、音線、耳線が分散して・・・
装置、照明、衣裳等明るい、明るい・・肝心の音楽に 一音一音の粒に弾むような、輝きがなく舞台上の華やかさとは正反対の重たい音楽が終始奏でる・・眠い・・4階の聴衆も熱が感じられない・・

二幕 伯爵が音楽教師に化け・・ここで二階左の寝室でロジーナが目覚めの場面が下着姿で音楽に合わせ 朝のラジオ体操初め 何で何で・・笑い・・ここまでヤルカ・・
でも色白美人の姿態を・・目の保養には・・これからのドタバタ ドタバタの展開と音楽の高揚感がヤットでる オケ、歌手陣、指揮者を中心に共振し合い めでたし・愛でたし
であった・・2幕でチケット代回収したと。今思えばアノ演出は何だったの・・
歌手陣では、柴山 与田 両氏が最大の拍手を受けていた 
      終始 舞台上での存在感、演技、と歌唱力が優れていた。

キャスト
アルマヴィーヴァ伯爵 : フェルディナンド・フォン・ボートマー ○
ロジーナ : リナート・シャハム○
バルトロ : 柴山 昌宣 ◎
フィガロ : ダニエル・ベルチャー ○
ドン・バジリオ : フェオドール・クズネツォフ ○
ベルタ : 与田 朝子 ◎
フィオレッロ : 星野 淳     隊長 : 木幡 雅志
アンブロージオ : 古川 和彦
作曲 : ジョアキーノ・ロッシーニ
原作 : ピエール=オーギュスタン・カロン・ド・ボーマルシェ
台本 : チェーザレ・ステルビーニ

指揮 : ニール・カバレッティ ○
演出 : ヨーゼフ・E. ケップリンガー △
美術・衣裳 : ハイドルン・シュメルツァー  照明 : 八木 麻紀
舞台監督 : 斉藤 美穂           合唱指揮 : 三澤 洋史
合唱 : 新国立劇場合唱団
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団 ○

期待の新星ヨーゼフ・E.ケップリンガー新演出、オペラ・ブッファ最高傑作。
ずる賢くて抜けめない、ピリッとスパイスの効いた恋の物語。

文句なく楽しめる、底抜けに明るいラブ・コメディー
ロッシーニでも随一の人気作にして、オペラ・ブッファ(喜劇)の最高傑作。軽快でスピード感いっぱいの音楽に乗せて、コミカルなストーリーが小気味良いテンポで繰り広げられます。オーケストラのコンサートでも多く取り上げられる美しい序曲、フィガロが自分の自慢話を早口でまくし立てる「私は町の何でも屋]、コロラトゥーラの技巧がふんだんに織り込まれたロジーナの「今の歌声は」など、おなじみのナンバーが続々と登場。オペラが初めての方でも、文句なく楽しめる作品です。

お金とルックス抜きでは語れない恋の物語!
演出は、ヨーロッパの演出家たちがこぞって推す期待の新星ヨーゼフ・E.ケップリンガー。話題の演出家を数多く輩出してきたスイスのザンクト・ガレン劇場の演劇部門芸術監督をつとめる俊英が、抱腹絶倒のラブ・コメディーを、スパイスの効いたずる賢い恋の物語として描き出します。イタリア・オペラを得意とするニール・カバレッティの指揮と、世界の一流歌劇場デビューで次々と好評を博している注目株のシャハムはじめ、ボートマー、ベルチャーら躍進目覚しい若手歌手達による、ロッシーニの爽快で洗練された音楽をお楽しみください。

ものがたり
舞台はフランコ政権下のスペイン、セビリア。ダンディな好青年アルマヴィーヴァ伯爵は、町一番の美人ロジーナに一目惚れ。しかし、財産目当てでご執心の後見人バルトロのせいで、ロジーナはアプローチ不可能の箱入り娘状態。そこで伯爵は、お金さえもらえれば散髪から身の上相談、恋の仲介、手紙の代筆まで何でもする町の便利屋のフィガロに助けを求める。あの手この手でバルトロ家に侵入し、伯爵の想いはロジーナに伝えられるが、大混乱を巻き起こす。フィガロの機転でピンチを脱し、すったもんだの末ハッピーエンドで幕となる。


過去の・・
作曲・パイジェルロ
セヴィリアの理髪師 紀尾井2F3-14
指揮・若杉 弘 演出・鈴木 敬介
アルマヴィーヴァ伯爵・五郎部 俊郎 ロジーナ・菅 英三子 バルトロ・藪西正道 
フィガロ・久岡 昇 ドン・バジリオ・志村文彦
 東京室内歌劇場オケ
原作・ボーマルシェ 台本・ベトロセッリーニ
作曲・パイジェルロ
パイジェルロ1740ー1816年 はオペラ・ブッファの面で見るべき業績を・・1782年に初演し・・1789年当時はウィーンで爆発的な人気を博していた理髪師・・・
ロッシーニ1792-1868年 
モーツァルト1756-1791年 と2人の作曲家に多大な影響を及ぼし ロッシーニの理髪師へ モーツァルトのフィガロへと・・・フィガロの結婚 罪ある母 と続くいわゆるボーマルシェ 三部作の第一作目・理髪師の 戯曲をオペラ化したもの
2003年08月31日


今日の言葉 漁夫の利

2005-10-23 | 今日の言葉 賢人訓
漁夫の利・ぎょふのり

当事者同士が対立している間に
第三者が何の苦労もなく利益を横取りすることをいう

お互いに意地を張ってばかりいると、周りが見えなくなって結局は
共倒れになってしまう。
時には引くことも必要である。

カラス貝が砂の上に出てきた時 シギがカラス貝の肉を食べようと
くちばしでつついたが
カラス貝も負けじとそのくちばしをはさんで抵抗した、
そこへ魚師がやってきて両方とも捕らえてしまったという・・

昨年からの騒動が・・プロ球団の買収問題、マスコミ、若きネット経営者、放送会社買収等・・今もファンド対親会社 ネット通販対TV局・・子・球団を売却と

背景にある、銀行の金の流れ・・今後の展開は・・筋書きがある様で・・