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アイーダ プラハ国立歌劇場 観ました

2005-10-15 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
2005年10月15日 (土) 歌劇「アイーダ」 プラハ国立歌劇場
この団体は01年同文化で聞き??指揮が??オケ力が?
其れが今回 同オケ・同指揮者と?想定外の出来で4年間で変わるものですね
実に良くなっている・・指揮とオケにブラヴォーである
実に歌あり劇性があり弦の響きが良い・・この団体の十八番にしたと

指揮者を中心に、歌手陣、オケが全幅の信頼感漂い・・統制力に秀でている
際立った歌手はいない?、サラザールのアイーダも演技よし、やや重たい声域がラダメスを思う気持ちと、イブラギモヴァのアムネリスの恋敵との丁丁発止の歌合戦が聴き応え十分であるロトリッチのラダメスも朗々と中、高声域の素晴らしいさもあり・・重唱での共振性と演技の良さもあり十分に楽しめた。
総じて 期待していなかった分、想定外の感動を得た・・

 日本に出稼ぎでと国・プラハの生活環境の向上が?・・
楽団員の収入も増え 安定した生活・音楽環境に成り得ていると推測できました。
外来のスター歌手が一人、二人入るだけでチケット代の高さに驚きである
今回4階三列R35で舞台袖がC席1万2千円もしている・・ビックリ
  ランクの値段を調べたら2万3千円ー8千円と・・22日26日
       地方廻りでは1万5千円ー6千円と・・29日
  上の日本公演のチケット代である・・レベル的には新国・二期会と同等??
 
  最近発売予定の外来オペラではS五万円代ーF14千円代と
                S六万円代ーF15千円代と・・
  F席は数十枚と予想され・・先ず、手に入る事は奇跡的現状が・・
             日本における、チケット代金の現状に・・

[演出]ペタル・セレム [指揮]ジョルジョ・クローチ
イネス・サラザール(S)
ムーティ指揮《運命の力》でスカラ座デビュー。続いてベルリン・ドイツ・オペラ、トリノ・レージョ劇場、ブリュッセル・モネ劇場などで《トスカ》を歌い絶賛され、
2001年1月、ローマ歌劇場で行われた《トスカ》初演100周年記念公演でも主演している。 そのほか《アイーダ》《イル・トロヴァトーレ》《エルナーニ》《仮面舞踏会》《アドリアーナ・ルクヴルール》を歌って、ウィーン国立歌劇場、ワシントン・オペラ、テアトロ・コロン、ジュネーヴ歌劇場などに登場。また2002年夏には、ボローニャ歌劇場日本公演《トスカ》にクーラ、ライモンディとともに主演、鮮烈な印象を残している。

バランス良い歌手陣であった・・総じて華◎・・
アイーダ:/イネス・サラザール  ラダメス:/ヤネス・ロトリッチ
アムネリス:ガリア・イブラギモヴァー/
アモナズロ:/ミゲランジェロ・カヴァルカンティ

アイーダ は 愛・アイーだ
       ジュセッペ・ヴェルディ アイーダ
        初演1871.12.24. カイロ

2001年11月10日 約4年前のプラハ国立歌劇場の感想
プラハ国立歌劇場・
ホセ・クーラ・ラダメス
オケ、特に弦に歌が無く 此れが座付オケ?
指揮者クローチがイタリヤ人とは 音楽の歓び、歌心が無く、日本のオケのが?
クーラも 最後の二重唱で本領発揮か?

2年前にプラハ国民が 見、聴くあの感動が 国立と国民が あるとは 知らなかった

過去のアイーダの感想 ・・新国立2003年09月24日
         アイーダ  23日・新国立 3F1ー52 7,350円

新国立の アイーダを観る
舞台装置 衣装が 豪華絢爛 本場を凌ぐ・・
声楽人 主役4人が最高潮の日にあたり・・ オケ・指揮者の抑制された弦楽の歌わせ方が心理描写を浮び上がらせた・・一幕からブラヴォーの嵐となる 白眉は二幕のファンティーニとディンティーノの 重唱が最高の場面となる歌唱 演技が有機的に演じられた・・行進・合唱の華やかさ・・バレエ・・音楽の広がり 充実度がホールを包む・・主役級の演技 歌唱が優れ・・本場オペラ劇場より優れた舞台となる 
牧野正人の張りと強さある声量と演技が舞台を引き締めた三幕・・ブラヴォーである・・・
四幕の地下牢のクピードとファンティーニの 愛と死・・
頭上の 輝きは・・神・・祈り・・祈り

音楽監督 五十嵐喜芳氏の退任となり盛大な拍手とブラヴォーが・・ご苦労様でした・・今後の新国立オペラ部門の運営は・・劇場関係者の総合芸術・文化発信基地としての自覚 誇りを築き上げ 優れたオペラ上演が・・観客動員にも結び付くと思われます

ジュセッペ・ヴェルディ・1813-1901
アイーダ 1871初演・カイロ・2ヵ月後スカラ座1872・2月
アイーダ・ノルマ・ファンティーニ アムネリス・ルチアーナ・ディンティーノ ラダメス・アルベルト・クピード アモナズロ・牧野 正人 ランフィス・カルロ・コロンバーラ エジプト国王・久保田真澄 
指揮・ダニエル・オーレン 演出・美術・衣装 フランコ・ゼッフィレッリ