熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ダウンシフター

2014-05-10 23:56:48 | Weblog
NHK特報首都圏で「広がる“ダウンシフター”~働き方・生き方 多様性時代」を放送していました。

ワークライフバランスの必要性が訴えられる今。飽くなき競争・拡大社会の中で走り続けるのをやめ、“減速”して生きる人たち、“ダウンシフター”に注目が集まっています。

“身の丈に合った生活”を選んだダウンシフターは、個人の生活だけでなく、地域や会社のありようにも影響を与え始めています。

“ダウンシフター”たちを見つめ、これからの時代を生き抜くヒントを探るのが番組の狙いです。

最初に“ダウンシフター”を名乗ったのは、高坂勝さんという人で、大手百貨店のエリート販売員から飲み屋の店主に転職したそうで、“もうけ過ぎない”主義で豊かな時間を手に入れました。
さらに、いまはその時間を利用して休耕田で農業を楽しみ、地域の活性化にも一役買っているということですから驚きですね。

また、ダウンシフトした生き方を希望する人材を流出させないため、本社を東京から徳島県美波町に移したIT企業もあります。

“ダウンシフター”たちを見つめ、ワークライフバランスの時代を生き抜く社会のありようについて考えるこの特集は、若い人たちの生き方に影響を与えそうですね。

私がヨーロッパ旅行をしていて感じることは、東京、大阪、名古屋のような巨大都市ではなく、中小サイズの街が各地域に点在し、個性的で豊かな生活をしている人々が多いということです。

豊かといっても金銭的な豊かさではなく、自由時間が多い、自然に恵まれている、競争社会ではなく、ゆったりと生活している豊かさです。

日本もヨーロッパのような金銭的でない豊かさに価値を見出す人が増えてくるといいのですが。







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