熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

特許との係わり 第3回目

2007-01-08 19:30:21 | Weblog
特許との係わり第3回目は、大学院での係わりです。
中央大学法学部卒業で法律知識の基礎が身に付き、実務スキルも向上し、知財業務もスムースにできるようになりました。この頃、弁理士試験勉強を開始し、部下に対する指導もできるようになり、仕事が面白くなってきました。
しかし、受験機関での弁理士受験勉強は、短期合格を目的とした効率重視の内容で、私にとっては物足りないものでした。
そこで、大学院で知的財産権法の勉強をすることを決意しました。当時、社会人が仕事をしながら勉強することに配慮した講義スケジュールを設定していたのは、早稲田大学と中央大学でした。大学院受験日の関係上(早稲田が11月、中央が1月)、早稲田大学を最初に受験しました。
研究計画書の内容を審査する書類審査に合格すると、論文試験を受け(特許法・商標法・条約を中心とした10問の問題から1問を選択し、2時間で論文を作成する)、合格すると面接試験を受験する3段階の試験です。
幸運にも合格することができ、早稲田大学大学院で勉強することになりました。
中央大学のS教授の指導を受けることができないのは心残りでしたが、早稲田大学大学院の講義内容の素晴らしさが、この心残りを吹き飛ばしてくれました。
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