懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

西洋からし菜と菜の花

2022年04月21日 | グルメ
西洋からし菜と菜の花


土手や河原の春の光景は西洋からし菜の黄色く咲く風景になった。
ブログの土手や河原の写真をみると各地で同じ光景がみられる。

西洋からし菜は種を潰して,マスタードにするために日本に入り野生化した。
ソーセージやホットドッグにはマスタードは欠かせない。
塩素ガスの化学兵器をマスタードガスと呼ぶのは、匂いが似ているからだ。
いつの頃から日本の春の風景になったのだろう。子供の頃には無かった風景だ。


日本辛子はからし菜の種を原料にする。日本辛子がマスタードより辛い。
からし菜は少し辛味があり竹輪や油揚げと煮つけで食べた。
からし菜の改良品種に高菜がある。九州の人は特に好む。漬物といえば高菜である。
高菜の葉で巻いたおにぎりや具に高菜が好まれる。博多ラーメンは紅ショウガでなく高菜がでてくる。三大漬け物菜は高菜、広島菜、野沢菜だそうだ。


西洋からし菜は3月初めには、どこに生えているか目立たない。
しかし、暖かくなり一気に伸び3月末には花が咲く。4月半ばは満開
畑の野菜は二月になるとトウが立ち花も咲き始める。
アブラナ科の植物は春に花を付ける。総称して菜の花と呼ばれている。
本来は菜種油をとるのが菜の花 これも野生化している地域もあるそうだ。
西洋からし菜との混雑種もあるそうだ。
花は菜の花の花びらが大きく西洋からし菜は小さい。咲くと菜の花の方が美しい。


菜の花は油脂を採るので蕾や茎葉は茹でると美味しい。脂肪が旨味なのだろう。
アブラナ科でも油脂の少ない蕾は美味しくない。大根の花は美味しくない。チンゲンサイは美味しい。千葉県が一番の産地でなばなの名称で売られている。
西洋からし菜も辛味苦味があり酒飲みは好きなのではないか。しかし採っている人は見かけた事がない。ネットには西洋からし菜のレシピもある。



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