懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 鳥取県智頭町の茅葺民家

2013年02月14日 | 茅葺き民家
撮影場所 鳥取県智頭町奥新田


私は茅葺民家を探すりに中国山地の峠をすべて越え手前と越した先の市町村を回る事とした。
中国山地は兵庫県から山口県まで長い山地でむある。
峠越えには先人の苦労の道でもあった。しかし、道路整備のされた現在では峠越えはトンネルで一気に抜ける事が多くなった。
それに伴い周辺の市町村も昔の面影が残すところは少なくなった。
鳥取県智頭町は横に長く岡山県から何本も峠がある。岡山県に接している町村も平成の大合併以前では西粟倉村、勝田町、奈義町、勝北町、加茂町に接していた。
国道は53号線黒尾峠、373号線は志戸坂峠がある。県道は加茂町物見の物見峠、勝田町右手峠は狭い曲がりくねった昔ながらの道だ。

智頭町奥新田には勝田町木地山から右手峠を越えて入った。
奥新田の名の通り山奥まで新田開発がすすんだのであろうか
車一台通れるほどの狭い右手峠を越えたら、あたりの風景は開け四月というのにまだ雪が残っていた。
そこに立派な茅葺民家が建っていた。峠を越えた甲斐があった。
現在はこの茅葺民家はトタンを覆い民家に人の住む気配のない家が増えていた。



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2 コメント

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Unknown (ぺん)
2013-02-15 10:42:23
いい風情ですね・・でもこう言う場所にある民家は最近ほとんど廃屋に近い状態ですね。
最近近場の茅葺き屋根を探してますが、そのまま残ってるところは殆ど荒廃がすすんでいます。
カラートタンを懸けた民家は相当量残っていますが・・・。

良く整備された茅葺き屋根の民家は家並の中に有って絵にはなり難ですしね。

でも記録だけはしておこうと思っています。
現在茅葺き屋根で残っていても次の吹き替えはしないと言う家が多いようです。

PS:古い写真はできれば撮影年を明示してもらえればと思うのですが・・・。
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ペンさんコメントありがとうございます。 (mihoshi55)
2013-02-15 15:24:13
撮影年月ですが蒸気機関車と昭和の古い町並みは昭和40年代の撮影です。茅葺民家は平成になってから撮影しています。途中20年間は写真を撮影していません。現在も茅葺民家の撮影は継続中のはずですがほとんど(休眠)
昭和の記録はネガに書いていないので調べるのに時間がかかります。平成に撮影したものはだいたいわかります。白黒写真は8年程前にやめました。現在はデジカメのカラー撮影だけです。
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