懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,576 愛媛の民家 

2022年07月09日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 愛媛県旧野村町 現在は西予市

四国には茅葺き民家は少ない。消える前に訪れた。
愛媛に撮影は一度だけだった。
松山までは高速道路があった。
それから一般道で山に入る。
久万町から面河渓に立ち寄り野村町に走る。共に何とか茅葺民家は発見する。
野村町は高原の集落の中に7軒ほど茅葺があった。

四国カルストに立ち寄り高知県の榛原町に行く。榛原に何軒か茅葺がある。
四国カルストは1400メートルの標高まで、サンゴ礁を押しあげた地殻変動には驚く。エレベストは8千メートルまで海底をおしあげたので可愛いものか。
榛原町は坂本龍馬が土佐から伊予に脱藩した道である。

日本は地下資源に乏しいが石灰岩だけは豊富にある。
石灰が無ければビルも家屋の基礎も高速道路も造れない。
石灰岩はセメントや石膏の原料になる。セメントは石灰岩を1200℃で焼却して化合物から水素や酸素除去する。分かり易くいえば熱烈恋愛中の男女の仲を裂く。だが水とセメント 砂 バラスを混ぜると男女は強く固く結びつきコンクリートになる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿