懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 モノクロ 鳥取県智頭町の民家

2017年06月07日 | 茅葺き民家
一昨年冬に大雪で大渋滞を起こした国道373号沿いの茅葺民家

この家はまだ茅葺のまま残っている。
この先は鳥取県と岡山県を結ぶ志戸坂峠がまっている。
昔は厳しい峠越えであったが今はトンネルで楽になった。

この峠の途中に駒帰の地名が残る。こまがえしとローマ字表記されている。
駒返しや駒帰の地名は各地で目にする。阿蘇山外輪山を越えるのに駒返峠がある。
きつい峠道は細く厳しい大型の馬では落下するため馬は返し人力などで移送したのであろう。

糸魚川から白馬長野の塩の道や若狭から京都へ鯖を運んだ鯖街道など牛や馬で人で物資を運んだ時代は輸送量は大した事はない。
輸送コストがかかり塩も鯖も贅沢品であったのだろう。

鳥取東部の因幡(いなば)の国の民家は入母屋造りで棟に棟木を乗せている。
関西南部や岡山県の美作地方の民家と似ている。


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