懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 牛を飼う家

2013年10月31日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県伯太町(現在は安来市)

島根県は牛を一頭二頭飼っている家が残っていた。
しかも茅葺民家で飼っている家があった。
現在も牛を飼っている家はあるのであろうか、歩けなくなり家々を回り被写体がないか人と出会い楽しい話を聞く機会も無くなった。
茅葺民家も無くなったが牛を飼う家も減ったのではないか。
高齢化で飼料の確保や排便の処理を毎日するのは重労働、子牛を一頭生み育てて20万円では若い会社勤めの人はやらない。
作る作物も時代とともに変化してくるTTPに参加すれば日本の農業は大きく変わるであろう。
何が消え、何が盛んになるか何処の場所が衰退するか注視する必要がある。

カメラを持ち人の暮らしや住居を撮影する。住む人にとっては迷惑な存在である。
人の迷惑のかからないイベントや祭り観光地を撮ればいい。人を気にせず撮影ができる。
しかし、こんな場所や行事はオープンなので撮影するときの緊張感がない。
それと現代ではこんな写真は膨大な数の写真がのこされている。しかし、日常のありふれた光景はテーマを持って撮影している人は割とすくない。
人の生活風景を撮るには相手の了解も必要だし会話も必要である。その日その日の出会いと感動、緊張感が人生の肥やしになっているように思う。


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