懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

パンの耳

2021年05月11日 | グルメ
パンの耳
パンの耳一袋98円
沢山はいっている。
スーパーのパン屋に時々でている。
人間は見栄を張ってパンの耳を買いたいが、体面を気にして余計なものも一緒に買う。

パンの耳を買って食べるのに、池の鴨にやるとか犬にやるとか言い訳をする。
フライパンで油をひき砂糖で絡めたりフライに揚げて砂糖でお菓子にするのも美味しい。
孫が来るとボリボリ食べる。

昔に読んだ投稿欄に京都大学法学部の苦学生で、仕送りが少なくアルバイトも司法試験の勉強でやめていた。いつもパンの耳を買っていた。買い物も半額ものばかり。
金に余裕が出来た時に普通の食パンをかった。誇らしげにレジに出した時は優越感に浸れたと書いてあった。

池や公園で鳥や鯉にパンの耳をやっている人を見かける。上野の不忍池など冬になると過密な位い冬鳥がいる。東京の公園の鳥も人馴れしていて餌をもらう。
どこの水鳥の池や湖も餌をくれるので数を年々ふやしている。
場所によっては餌付けをせず自然に任せているところもある。

漫談の堺すすむの「なんでもフラメンコ」にこんなのがある。
アンパンとクリームパンと食パンに声を掛けたら食パンが振り向いた。
何でか? 食パンには耳がある。
詰まらん話しを覚えているものた。

廃棄物、規格外品を安価で売る店がある。
豆腐屋はオカラ、洋菓子ではロールケーキの端、いびつなワッフル、割れ煎餅、製造過程で規格外品は多少でる。家内も人の伝手でこんな物を買ってくる。