懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

カードを持たない老夫婦

2020年01月08日 | 日記
介護に来ている男性と雑談をしていたら、銀行が正月に休みになるので奥さんが銀行に行って金を降ろしにいくという。カードを全く持っていないので窓口で通帳と印鑑を持って引き落とすという。何でカードを持っていないのかと聞くと落としたりパスワードを忘れたり、振込詐欺に引っ掛かからないためだそうだ。
まあ時代の流れに乗ってこなかった人々である。
この人の介護負担は三割(所得が多い)で週に三回介護に来て4万三千円である。それにリース代が一万円で5万三千円 私ならこんなに金がいるなら介護は受けない。
年金以外に建物と土地を貸している収入がある。
商売をしていたいのでカード決済をしていたのに自分はカードを持っていないのが不思議である。
この人はネットはしないし、スマホは持たない慎重派だが、子供に500万円やったとか成人する孫に300万円やったとかよく言う。贈与税が掛からないか不思議だ。
金を持っている話をしたばかりに、アポ電強盗に入られたり殺された例もある。

他人には資産は言ってならない。

私も年を取りキャッシュレス化など、自分が理解できないものは余りやりたくない。
軽く乗って失敗したことが何度かあった。
家内などポイントを稼ぐために余計な物を買ったりしている。歳をとると難しいものは頭からしない。余計な物は買わないゴミになるだけ。わたしは時代の流れには乗りたくない。