懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車と給水塔

2012年09月21日 | 蒸気機関車
撮影場所 福岡県行橋機関区

給水塔、蒸気機関車が全廃になれば解体撤去されるのだろうと思い一緒に撮影した。
最近は廃墟や役目を終わった建造物を撮影する人が増えた。
石炭が衰退して廃坑になった時にだれも眼もくれなかった物が注目が浴びる。

私は消え去る風景をキーワードに撮影してきた。45歳になり消え去る風景にはどんなものがあるか各ジャンル別にリストアップした小さな項目を250ほど掲げ消える要因、テーマとして取り組みやすさ、撮影対象物が500くらい残っているかを表にした。
平成の時代になってこんな事をやっても遅きに失した感があった。
こんな事は20歳代の独身の時にやっておかないといけなかった。
昭和の時代にはこんなテーマは沢山あった、今から考えるとそのお宝に気付かなかった。
テーマを見つけるのも多くの人がやっている事を真似る事が多い。
考えなくて楽だし自分で決めても続ける自信がない、人のを真似たが安心
人の物まねはいつまで経ってもコピーでしかない。
若い人は生涯のうちにひとつくらい自分でテーマをみつけ10年、20年と継続してください。

写真は時代がこう変化するだろうとある程度予測して撮影しているとおもう。
時代の変化は他人の写真を一杯見るより新聞などをよく読み時代の変化や問題点からヒントを得られるように思う。ローカルな記事の中にヒントがある。気になる記事はスクラップに貼っておく、パソコンの画面では見たものはすぐ忘れる。年をとると余計に