懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家   京都府美山町

2012年09月12日 | 茅葺き民家
撮影場所 京都府美山町長谷地区

美山町は沢山の茅葺民家が残り北地区が保存地域に指定され観光客が一気に増えた。茅葺民家は300軒あったと言われているが現在はどの程度、残っているのであろう。
私もデジタルカメラになって美山町は訪れていないもう八年は行っていない。現在はどの程度残っているか分からない。もういちど残っている民家だけでもデジタルカメラに収めたい。
歩けなくなって自分運転していけなくなり疎遠になってしまった。

由良川の河岸段丘に広がる集落、民家にも杉を植え、周辺の山も杉の風景がいかにも京都の風景である。

家も入母屋の勾配のきつい端正な家が多い。
棟には棟木とカラスオドシを乗せている。
勾配は45度の角度が一般的である。一尺一尺の鉦尺(かねじゃく)に見立てて45度の角度の勾配の屋根を鉦勾配(かなこうばい)という。横が一尺、縦が一尺五寸の勾配を一尺五寸勾配という。
美山町は雪が多いので一尺四寸から一尺五寸勾配ではないでしょうか