懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車  伯備線プッシュプル

2011年11月28日 | 蒸気機関車
蒸気機関車  伯備線プッシュプル


伯備線と芸備線の共通区間を走るC58形蒸気機関車の牽引する貨物列車。
後ろにも機関車が付いているプッシュプルである。
備中神代と布原信号所間で撮影、機関車や貨物から見て芸備線、姫新線走行の貨物列車だとおもう。
雪が残る寒い朝の情景、山の霧が晴れていない。
風がなくこんな日は煙の状態がよい。
ローカル路線で貨物は見る事がすくなくなった。
今の貨物は荷積み降ろしの効率をはかるため味気ないコンテナばかり、この当時の貨物をみると無蓋車もいたり古ぼけた貨車がいい味をだしている。
貨物列車もまた消えた昭和の風景のひとつである。
その当時、ローカル路線から貨物列車が消えると想像できた人がどれほどいたであろうか
未来を予測する事は難しい。そんな能力もない凡人はひとつの事を継続して粘り強く撮るしかないと思っている。

鉄橋脇の川に積まれた石垣の風景もいい、コンクリートになったら味わい一気にを失う