懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  猫のいる風景

2011年11月22日 | 茅葺き民家
茅葺民家に猫のいる風景をおおくりします。
猫と茅葺民家は対象の大きさが違うので難しい。
しかも警戒心の強い猫もいて一緒にとるのは難しい。
牛くらいのの大きさがあれば茅葺民家とつり合いも取れるのだが

屋根に猫が登るのは出くわす事もあるが絵になる写真は撮れないない。
縁側で寝ている風景がいいが逃げて撮影にならない。
いつかよく吠える犬と茅葺を撮影していた。どう猛そうな犬で鎖を切らんばかりにひっぱり二本足で大口を開けて吠えまくていた。大口を開けてほえたてる犬を至近距離で民家をバックに入れて撮っていたら家の人がでてきた。
余り犬が吠えるので何があったのかと出てきたという。
「私がけし掛けていたとも言えず、よく吠える犬ですね」と弁解
多分、一部始終を見られていたと思う。いい歳して大人げない行為が忘れられない私であった。


撮影場所 栃木県 大きな屋敷林に囲まれた歴史のある民家だった。
敷地も広く林の中に民家があるのが外から見えなかった。屋敷の中に竹林があり春にはタケノコが沢山取れると言っていた。ここの猫は人見知りをせず廊下をゆっくりと歩くので撮影できた。



撮影場所 山形県 曲がり屋です。部屋には囲炉裏もあった。男性の一人暮らし、連休に娘さんが都会から帰省していた。父親は娘を案じ、娘は一人暮らしの父を案じていた。
次に行った時は人の気配はなく草も隅に生え生活感がなかった。この集落も過疎化と高齢化が迫っている




撮影場所 岩手県 草棟民家、棟仕舞に草むを植える草棟、岩手県も急速に姿を消している。
土壁の倉庫が懐かしい。こんな昔ながらの民家と出会うとうれしい。倉庫の壁のように柱を露出させ柱の間を土で塗るのを真壁という。全部土で塗り柱を隠すのを大壁という。