WEBマスターの読書日記

「木戸さんがこんなマメだったなんて」と大方の予想を裏切って続いているブログ。本、映画、感じたことなどをメモしています。

『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』(著者:カーマイン・ガロ)

2010-10-09 16:30:20 | 本と雑誌

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2010-07-15

スライドに全部書いてしまう、聞いている人の前でスライドを読んでしまう、緊張のあまりうまく伝えられない・・・日本人はプレゼン下手が多いといわれているけれど、この本を読めばきっと、相当変わる。そうそう、たしかに多くのプレゼンターの作るパワーポイントはプレゼンテーションじゃなくて「文書」なのである。


聞いている相手の集中力が続くのは10分。なのに1枚にぎっちり情報を詰め込んだパワポを何十枚も説明してしまう人のなんと多いことか(笑)


うまいプレゼンターは、スライドも説明もメリハリをつける。10分しゃべったら質問を投げかけたり、映像を見せてコメントを求めたり。こちらの回答に「そうですよねー、だからこういう点が必要なんじゃないかと」と提案にリンケージさせてまた説明を続ける。それなりの準備時間は必要だが、天才スティーブ・ジョブズだってものすごい時間と手間をかけて準備しているのだ、要はオーディエンスに対する真剣さがどれだけあるかということ。