細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

お盆を迎えた福島へ

2011-08-13 21:28:37 | 国会活動

今週末も、福島を訪れてきました。オフサイトセンター、飯館村の除染実験、そしてJビレッジ。いずれも、何度も訪れた場所なのですが、これまでと異なり静けさを漂わせていたのは、特別なお盆を迎えたからでしょう。

お盆も、厳しい環境で頑張っている方々に、心よりの感謝を伝えてきました。亡くなった方々、被災された方々のためにも、ここは我々が踏ん張らなければなりません。

菅総理の退陣表明を受けて、代表選挙に向けた動きが加速しています。私も、記者から代表選挙について聞かれることが増えました。そのたびに、返答に口ごもってしまいます。被災地の皆さんの目には、代表選挙に奔走する姿はどのように映るだろうかと考えてしまうからです。

ここまで来た以上、候補者は政策を堂々と戦わせるべきでしょう。我々は、何かをなすために政治家になったはずです。今こそ、政治家の出番ではないのか?依然として、被災者が苦しんでいるのは、総理だけの責任か?被災地に対する深い思いやりと、現状に対する深刻な反省がなければ、論争は空疎なものになってしまいます。私には、それが見えて来ていません。

復旧、復興には空白が許されません。私は、菅政権が存続する最後の日まで、担当大臣として被災地に寄りそうことしました。

どうぞ、安らかにお眠りください。