細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

みんなの家

2008-02-09 22:34:20 | 映画
久々におすすめの映画を一つ。三谷幸喜監督の「みんなの家」です。この映画を思い立ったのには訳があります。

今日、ある若いカップルの結婚式に出席しました。新婦の実家は住宅建築業。二人の夢は、実家で家を建てることです。

そこで思い出したのが、「みんなの家」です。若い夫婦が家を建てることを決意します。モダンな家を建てたい妻は、知り合いのデザイナーに設計を頼みます。建築は、大工の父親に依頼します。デザイナーと大工と夫婦の四人で繰り広げられるドタバタ劇は傑作です。

三谷幸喜監督の日本人を見る可笑しくも愛情のこもった眼差しが、私は大好きです。週末、時間のある方はどうぞ。

真の言論の府を目指して

2008-02-09 09:40:04 | 国会活動
国会を法案の通過儀礼におとしめる「事前承認」(法案提出前に審査を終了すること)、「議員立法」より閣法が優先される国会審議、議員の個性や資質を覆い隠す「党議拘束」。何かと問題が指摘される「ねじれ国会」ですが、今こそ、旧来からの国会のあり方そのものを問い直すチャンスでもあります。

昨年秋以降、自民党の河野太郎氏、民主党の馬渕澄夫氏らと議論を重ね、今日、発売の中央公論に国会改革に関する論文を発表しました。自民党から水野賢一氏、柴山昌彦氏、山内康一氏、民主党からは泉健太氏も加わりました。

河野太郎氏とは、エネルギーやら国際貢献やらで、何度か勉強会を一緒にやったことがあります。しなやかな発想と行動力、そして2世議員という恵まれた環境を生かして世界を雄飛する河野氏は、私にとってうらやましくもある存在です。今回も、海外のネットワークを生かして議論をリードしてくれました。

馬渕澄夫氏は、民主党の中では珍しいガバナンスの利く政治家です。もちろん、耐震偽装で見られた鋭い追及も一級品。期数は私より少ないのですが、企業経営の経験もあり、永田町では私にとっては良き兄貴分です。今回も、勉強会の切り回しから出版社との交渉まで仕切ってくれました。ちなみに、予算委員会では隣の席ですので、2月は毎日7時間を共有することになります。

政治改革で対談したことのある水野賢一氏、民主党の若手で伸び盛りで私を突き上げてくれる泉健太氏など、好いメンバーが揃ったと思います。

会見では政局がらみの質問が飛びましたが、意図するところはその逆。二大政党制の中で、国会を言論の府にするための処方箋の提案です。詳しくは中央公論をご覧下さい。