細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

いよいよテロ特・本格論戦

2007-10-13 17:59:12 | 国会活動
衆参の予算委員会が終わると、国会論戦の中心はテロ特措法になります。これまでの議論の中で、政府の最大のアキレス腱はイラク転用疑惑にあることは明らかです。

問題となっている補給艦「ときわ」は、米空母に間接給油していただけでなく、イージス艦に直接給油していたことも明らかになりました。しかも補給場所はペルシャ湾。米国から出てくる資料も、イラク戦争準備を裏付けるものばかりです。

石破大臣は、予算委員会では福田総理の質問を制して答弁する気迫を見せています。日米関係を守るために、ここは燃料補給を続けるべしという石破大臣の信念は理解できますが、この説明はいかにも苦しい。


我々が政策を示すのは政府法案が出てきてからですが、基本的な考え方はそろそろ出す時期がきていると思います。

法律に則って行われてこなかった(イラク転用が濃厚な)燃料補給は中止し、より効果の大きな国際貢献を提案しなければなりません。私が考えるポイントは三つ。

第一に、アフガニスタン国民にとってプラスになること。二つ目に、米国だけでなくNATO諸国ひいては国際社会の理解が得られること。三つ目に、イラン、イラク、アフガニスタン、パキスタンなど中東から中央アジアに至る地政学的な課題に貢献できるものであること。

言うまでもなく、貢献の中心は民生支援になります。ただし、目的達成のために自衛隊をタブー視すべきではないというのが私の考えです。