ポスト京都に向けて、EUが動き出しました。EU首脳会談がブリュッセルで行われ、2020年までに温室ガスをEU全体で20%削減(1990年比)する原則で合意したのです。私は、ポスト京都を左右する動きとして、この首脳会談の結果に注目していました。
1990年当時、東欧のエネルギー効率は、極めて低い状態でしたので、この数字は、EUにとって下駄を履いたものではあります。そのことを差し引いても、発展段階の揃っていない拡大EUが20%削減を合意したというのは、驚くべき事実です。ヨーロッパの住民の環境に対する危機感が、この合意を後押ししたことは間違いありません。EU各国は、再生可能エネルギーの普及に向けて、本腰を入れることになりそうです。
残念ながら、わが国では、温暖化防止に向けて国民的なうねりは生じていません。先日も書いた通り、再生可能エネルギーの普及も、このままでは減速しそうな雲行きです。現状に強い危機感を持つ一人として、国民の後押しを待つのではなく、国会の中で新たな動きを起こすべき時期だと感じています。
1990年当時、東欧のエネルギー効率は、極めて低い状態でしたので、この数字は、EUにとって下駄を履いたものではあります。そのことを差し引いても、発展段階の揃っていない拡大EUが20%削減を合意したというのは、驚くべき事実です。ヨーロッパの住民の環境に対する危機感が、この合意を後押ししたことは間違いありません。EU各国は、再生可能エネルギーの普及に向けて、本腰を入れることになりそうです。
残念ながら、わが国では、温暖化防止に向けて国民的なうねりは生じていません。先日も書いた通り、再生可能エネルギーの普及も、このままでは減速しそうな雲行きです。現状に強い危機感を持つ一人として、国民の後押しを待つのではなく、国会の中で新たな動きを起こすべき時期だと感じています。