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オリバー・ストーン監督『スノーデン』その3

2019-02-14 00:25:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 “2013年6月9日日曜日”の字幕。「僕はエド・スノーデン。29歳。ブーズ・アレン社のアナリストでハワイのNSAで働いています。リスクは覚悟の上です。NSAは国民を抑圧する構造を作り、範囲を拡大しています。私は国民に監視の是非を判断してほしいと思っています。何も変わらないのが一番恐ろしいことです。新しいリーダーが出たら、国民は誰も反対できないでしょう。独裁者の誕生です」。データはバックアップしてあるとスノーデン。一堂、散会。
 “2013年6月10日月曜日”の字幕。「スノーデンはスパイ行為、窃盗、国有財産の横領の罪で告訴されました。香港には拘束を要求。本人はホテルを出た模様です。国連による難民認定を待つ様子」。スノーデン「逮捕されたら、電話してくれ」。
 「恋人のリンゼイ・ミルズは実家でFBIの聴取を受けた。10日が過ぎたが、スノーデンは依然行方不明」。
 「スノーデンはモスクワ行きの便に乗ったらしい。ウィキリークスのスタッフが同行。政治亡命者として、最終的にはエクアドルへ行くとの情報」。
 ロシアの講演会に出演するスノーデン。「ハワイを出て全てを失った。恋人、家族、将来。しかし新しい人生が待っている」。様子はネットで世界に中継され、会場では拍手喝采を受ける。暗転。
 “現在スノーデンはモスクワに居住。彼と人生を共にすべくリンゼイもモスクワに越した。”の字幕。
 “オバマがNSAによる大量データ収集を停止”の字幕。
 “2015年5月7日、NSAによる通話データ収集に違法判決”の字幕。
 “2013年5月13日、議会もNSAに反対”の字幕。
 “2013年6月3日、NSAによる監視を修正”の字幕。
 “2013年6月2日、オバマが米国自由法に署名”の字幕。
 「将来スノーデンは? モスクワで死ぬ。帰国はない。彼は裏切り者? 英雄? 彼は重要な情報を盗みました」「最新ニュースです。議会は通話記録の収集方法の変更を検討。秘密裁判所の透明性確保を指示。スノーデンの勝利かは見方による」。
 “オバマが監視を拡大”の字幕。「米国政府は違法行為を、帰国には罰を伴うべき。スノーデンは米国民を啓発した」。
 “欧州の議員がスノーデンを支持”の字幕。「自由と憲法上の権利が侵されていた」のナレーションで映画は終わる。

 スリル感あふれる映画でした。