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タール・ベイビー

2006-04-14 16:30:43 | ノンジャンル
 「さくら」「きいろいゾウ」の著者西加奈子さんの推薦するトニ・モリスンさんの本、「青い眼がほしい」に引き続き、「タール・ベイビー」をやっと読み終わりました。
 アメリカで殺人を犯した黒人青年がカリブ海の島に逃げてきて、富豪の白人の老人と20才も年下の白人の夫人、使用人の黒人夫婦と、その姪で、白人の主人の援助でヨーロッパで教育を受けてきた若く美しい娘の計5人が住む館へ辿り着きます。主人は彼を客人として迎えますが、やがて姪と駆け落ちし、アメリカの故郷に戻って、結局別れてしまいます。
 という話なのですが、やはり独白が長いし、比喩があまりにも多用されていて話がなかなか進まない。ノーベル文学賞を受賞された方なので、つまらないと思う私に読む才能が欠けているのでしょうが、面白くないものは面白くない!
 といいながら、買ってしまったので今現在トニ・モリスンの3册目「ジャズ」を征服中。なんとか頑張って来週の週末にはトニ・モリスンを4册とも読んでしまうつもりです。