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人間開発指数

2006-04-16 17:19:48 | ノンジャンル
 今日はあいにくの雨。予定していた宮ケ瀬ビジターセンター主催の南山のんびりハイキングは中止。ということで、ネタがなくなり、先日書いた「今がわかる時代がわかる世界地図・2005年度版」から一ネタを。
 「人間開発指数(HDI)」って知ってますか? 国別に平均寿命、成人識字率、就学率、一人当たりのGDPを集計して数値化し、その国の国民がいかに豊かな生活をしているか、を表したものです。
発表しているのは国連開発計画(UNDP)で、「人間開発報告書」に掲載されます。
 1位はノルウェーで0.956、2位はスウェーデンで0.946 とさすが北欧勢が強い。フィンランドも13位でした。
 3位はオーストラリアで0.946、4位はカナダの0.943 と続きます。
 問題のアメリカは8位で、0.939。貧富の差が激しい国ですが、富裕層の高い数字が貧困層の低い数字を引き上げた結果なのでしょう。日本は9位で0.938。平均寿命は世界一、識字率でも就学率でも世界のトップランクにあるはずなのに、この順位というのは、いかに一人当たりのGDPが少なかったかということでしょう。日本の企業、儲け過ぎです!
 他の注目の国を見ると、中国94位で0.745、ロシア57位で0.795。イラク、北朝鮮はデータなしでした。
 あと目立つのはアフリカ諸国の数字の低さです。最高のセーシェルで35位、3つの国を除くすべての国が100位台で、指数も0.5を切る国が半分以上を占めました。当たり前の話ですが、これからの世界平和はアメリカに住む人たちの生活レベルのアップにかかっていると改めて思いました。