後ればせながらWOWOWで井筒監督の「パッチギ!」を見ました。日本人の学校と朝鮮学校が抗争を起こす中で、朝鮮学校の娘に一目惚れしてしまう日本人の青年を描いた映画で、すさまじい暴力、荒々しい雰囲気の充満する中でのほのかな思いというのが、新鮮でした。
井筒監督はデビュー作「ガキ帝国」を見て以来ごぶさたでしたが、変わってませんね。私が彼について一番印象に残っているのは、映画ではなくて、彼の言葉で、「人間が描かれていない映画はダメだ!」というものです。舞台、時代背景、ストーリーはどんなに荒唐無稽でも、そこで行動する人間がリアルか、そうでないか、が勝負を決めるということです。「そんな奴、いるか?」と言われたら、その時点でその映画はダメ、ということです。
これ、自分の中で解決されていない問題だったので、井筒さんに言われた時「あっ、そうか!」と眼からうろこ状態でした。井筒さん、遅ればせながらありがとうございます!
井筒監督はデビュー作「ガキ帝国」を見て以来ごぶさたでしたが、変わってませんね。私が彼について一番印象に残っているのは、映画ではなくて、彼の言葉で、「人間が描かれていない映画はダメだ!」というものです。舞台、時代背景、ストーリーはどんなに荒唐無稽でも、そこで行動する人間がリアルか、そうでないか、が勝負を決めるということです。「そんな奴、いるか?」と言われたら、その時点でその映画はダメ、ということです。
これ、自分の中で解決されていない問題だったので、井筒さんに言われた時「あっ、そうか!」と眼からうろこ状態でした。井筒さん、遅ればせながらありがとうございます!