山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

老人ホームでさみしそう

2014-09-09 | 日記
先般、近所の一人暮らしのおじさんが、
体調を崩し救急車で病院に運ばれた。

検査の結果、心臓や腎臓も悪く、
糖尿病があることがわかり入院された。

近いうちに子供さんのところへ
行かれる予定であったがそれどころではない。

症状も落ち着いて退院できることになったものの、
食事に厳しい条件があり自宅での生活は無理だった。

そこで、急きょ介護付の老人ホームに入居された。
一度行ったが病院に出かけておられ会えなかった。

昨日、やっと会うことができた。
入院された時に比べれば体調もよさそうだった。

しかし、話し出すとハンカチを目にあてられる。
外出が可能なら自宅に帰って持ってきたいものもあるようだ。

日帰りでいいから家に帰ってみたいし、みなさんにも会いたい。
しかし、病院以外の外出は一切禁止のようである。

食事制限以外は普通の生活ができるので退屈のようである。
施設の人とは話す機会もなく、食事もおいしくないようだ。

稲刈りは始まったかとか地区の様子が気になるようである。
外出許可が出れば日帰りで案内くらいはしてあげたいが。

おじさんは難聴なのでなかなか会話も弾まないので、
最近の地区の新聞を持ってきてあげた。

ついこの間まで車も運転するなど普通の生活だったのに、
一転して老人ホーム生活でとてもさみしそうである。

今度、地区の様子を写真で見せてあげることにしよう。