”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

激戦と混乱予想の来年の函館市議選

2010年07月31日 23時57分37秒 | 政治
来年4月に行われる函館市議選は,市長選と同時に行われる。
ひとつの興味は,現西尾市長支持を表明する候補が出るかどうかということだが,
最大の興味は定数減による激戦と新旧交代がどれだけ進むか?ということである。
現在の議員定数は,旧函館市選挙区34名,旧合併町村分各1名計4名,合計38名ではある。
このうち,旧函館市選挙区分4名と旧合併町村枠4名分が減となり,オール函館で30名の定数となる。
8名の定数減は,現職の市議会議員にとっては,侮れない数字である。
1つは,合併町村を地盤とする現職議員が議席をとれるかどうかということ。
前回の当落ラインと比較すると,どの候補もオール函館では苦しい。
ましてや,公明党や日本共産党という選択肢もできるため,旧函館市でも票を取れる候補でなければ,合併町村出身の候補の当選はかなり厳しい状況である。
旧函館市の現職議員にとっても,厳しい戦いは避けられない。
当選ラインは,おそらく3,300票くらいになるのではと予想する。
そうなれば,会派1名の減員は覚悟しなければならなくなる。
たとえば,公明党5名,日本共産党4名という現有議席はかなり苦しい。
そうしたなか,既に現任期限りでの引退が噂される重鎮議員の名も複数上がっている。
未確認情報だが,民主・市民ネットの石井満議員,公明党の瀬尾議員などがそうである。
これらの後継候補はどうなるのか?
参議院選挙で落選の板倉氏は再び市議選に出るのか
市職労を地盤とする現職議員も安閑としてはいられない。
特定地域を地盤とする保守系議員も票の拡がりをどうやってもぎとるか?
そして,興味深いのは現西尾市政の評価をどう訴えていくかというところ,批判一色なれば激戦に拍車をかけるだろう。
会派別にみると,私の予想では,市民クラブ3,民主市民ネット1,新生クラブ1,公明党1,共産党1,無所属1の減となるのではないかと見ている。

歳費日割りは国会から地方議会の議員まですべてやるべきだ。

2010年07月29日 07時23分16秒 | 政治
やっぱり,民主党も自民党も欲深議員の集まりで,公明党等が主張する「歳費日割り法案」について,本音はやりたくないようだ
以下7月28日23時45分配信の産経新聞配信記事から引用する

 議員歳費を月割り支給から日割りに変えるための法案について、与野党は28日の国対委員長会談で、30日召集の臨時国会で成立を目指す方針で一致した。だが、民主、自民の両党は世論の批判が高まるのを恐れ、かけ声を合わせただけというのが実情。議員の懐具合を直撃する話だけに、やりたくないという本音が隠せない。

 民主党の樽床伸二国対委員長が与野党国対委員長会談で一転、衆院議院運営委員会で日割り法案の検討に前向きな発言をしたのは「これ以上は野党に批判材料を与えるべきではない」(幹部)と判断したためと言われる。

 これまで民主党は「野党間で整理がつくのであればやぶさかではない」(枝野幸男幹事長)と、遠回しな言い方で法案への消極姿勢を示してきた。これに対して、法案に前向きな公明党やみんなの党は「国会改革に取り組む気がない」と批判を強めてきた。

 自民党の川崎二郎国対委員長が「日割りにすることで与野党間で合意しながら進めよう」と同意したのも民主党と事情は同じだ。党内には「(歳費の日割り支給とは)世も末だ」(幹部)と法案への反対論が根強い。検討に前向きな姿勢を示さざるを得ないのは「国会議員がまず身を削れ」という世論に抗しきれないからだ。

 民主、自民両党が本気ではないため、実際に法案が今回の臨時国会で成立にこぎつけられるかどうかは不透明だ。川崎氏は国対委員長会談後の記者会見で、議員歳費に連動して公設秘書の給与や年金などにも影響が出るとして「秋の臨時国会できちんと議論し、秘書会の意見も聞いてから成案を得るべきだ」と主張。議員歳費に限って日割りで返納できるようにする方法を検討し、包括的な改正は9月以降に召集される予定の臨時国会に先送りすべきだとしており、民主党もこれに近い立場をとっている。

 また、26日から任期が始まった新参院議員に対する7月分の歳費はすでに支給が決定されている。今すぐに法案が成立しても、さかのぼって支給を止めることはできず、自主返納させる手続きが必要となる。歳費の返納は公職選挙法で禁じられている国会議員の寄付行為にあたるため、公選法に例外規定を設けることが必要になる。民主、自民両党からは早くも「ただ返せばいいというほど法的に簡単ではない」との声が上がっている。


 日割りで「世も末だ」との声が出るようでは,議員の本質を見たような気がする。要するにこの人たちは,権威と名誉ばかりか,やはり金の亡者だったのだ。したがって,馴れ合いの政治を実現するため,小選挙区制の維持や比例代表を減員するなどの措置で,第3勢力の台頭を抑えようと2大政党制の強化を画策するのもむべなるかなである。


函館市の事業レビューは事業仕分けのまねであってはならない

2010年07月28日 07時25分01秒 | 地域
何でも,流行のイヴェントに遅れをとって飛びつく函館市役所だが,今回もまた・・・という感じである。
そもそも,公用車の集中管理は,他都市が当たり前のように実施していた時代でも,各部局での管理を行ってきたもの。
集中管理という観念が出ること自体,市役所にとっては画期的なことだったのである。
レビューでは,民間委託にするべきとの意見が大勢を占めたようだが,この部門で働く人は,市の一連の行財政改革において,交通局などの配転職員の受け皿になってきた経緯もある。
単純に,経済性のみを考慮するわけにも行かない事情があるという意見も多く聞く,たとえば,同じ職員の立場であれば,どの職場が一番その時間にどのような車両を必要としているかといった気遣いまでもしてくれるだろうが,民間委託となれば,そのような融通が利かなくなり,各職場で批判の対象となることも容易に予想されるものである。
まあ,一例をあげたが,そもそも今回の事業の選定自体に疑問がないわけでもない。
もっと,無駄なもの,たとえば各種団体に対する補助金など何故レビューの項目に加えなかったのか。
高齢者に対する交通利用助成だって,合併4町村地区の人は使えない反面,旧市内でも必要としない人の分まで負担を函館バス等に払っているのだからなおさらである。蛇足だが,かつて利用証の交付会場に,自家用ベンツで乗り付けた老人が現れたという事態もあったと聞く。

函館の札幌ラーメンは「エビス軒」である。

2010年07月27日 22時29分29秒 | 外食ラーメン
大門祇園通りにあり、函館にありながら古くから「サッポロラ-メン」を堂々と標榜する店として貴重だ。
私にとっては,昭和55年頃から時々食べているいわば老舗の部類である。
同店のラーメンには鶉の卵がのっているのが特徴、メンマ(ご主人はシナチクと呼称)の良いのが手に入らなくなってからずっと鶉卵を使用しているという。
味は昔と比べては別物と最近までおもっていたが、また戻りつつあるかなといった面持ちもある。
ふじたかビル地下にあった頃よりのファンは多い。
同店は一見サッポロ風であっても、絶対量はそれほど多くないため、完食が可能なラーメンだ。
で、函館風のサッポロラーメンという意味でオススメである。
なお、店は夕方からの営業だ。
岡田製麺使用している点で評価ができる。
ところで,何がお勧めか?と問われれば,難しいところだが,味噌(750円)は外せない逸品だ。
しつこさのない味噌ラーメンではあるが,決して味噌汁風でもない。
バランスが大事といった点で,飛び抜けた点があるわけではないが,ここでしか味わえない味でもある。

松風町3-10 祇園通り

「麺屋 狼煙」にみる函館の最近のラーメン店の傾向

2010年07月25日 23時04分25秒 | 外食ラーメン
相も変わらず,新しい店ができては消えを繰り返しているが,函館市の北部高台通りに出店した「麺屋 狼煙(のろし)」は,若い世代には人気が高いらしい。
狼系(とんこつスープ)と煙系(とりがらスープ)の2種類のスープが選べるメニュー構成は、今時は珍しくない。
昨年の12月10日に行ったきりだったから,約7ヶ月ぶりの訪問。
今回は,同店の看板メニューである「狼系味噌ラーメン」を注文した。
豚骨スープをフライパンでもやしや玉葱などを炒め込んで仕上げる典型的な札幌風である。
作り手は一人なので割と時間がかかる。
味噌はくせがそれほど強いわけでもないが,チャーシューの上におろし生姜を載せてくるので,臭いはない。
トッピングはその大きめのチャーシューと多めに盛られた長ネギ,キクラゲとメンマ,最後にゴマをふりかけてくる。
で,あえてこの店の大きな特徴は?と考えても普通のおいしいラーメンと思うくらいで,もう少しパンチがあってもいいのではないかと思う。

今回は100円で味玉を追加トッピングした。
最近はこうした傾向が多く差別化が難しいのが正直な感想。
なお,同店は7月29日より,すぐ近くだが,かつて「めんしょう」があった場所に移転するとのこと。
以前,実食した狼系醤油よりはやはり,味噌を選ぶべき店である。麺は北海道熊さん製である。
函館市富岡町1-55-1 TEL:0138-42-5054