JRの注文相撲にハマッタ函館市

新幹線をめぐり，函館では様々な噂が飛び交っている。
そのひとつが，並行在来線の経営分離問題だ。
キーワードは，新幹線札幌延伸の旗振り役の鳩山＝小沢ラインの失脚と
参議院選挙後ということ。
財政難のおり，札幌延伸はなかなか難しいのが現実だが，
政治の無能ぶりを披見するのは困るということで
周辺自治体の全ての同意が得られなければを逆手にとり
札幌延伸の断念の責任を函館市の不同意に負わせようという
様々な方面からの力が働いたという噂がそれだ。
この時期に何故？という疑問があった経営分離の改めての発表は
政府与党・JRだけではなく，現西尾市政を敵視する陣営にも来年の市長選を考えればいわば好材料（？）となるわけである。
「青森まででいい。函館までもいらない」と市長が発言したとさえいわれる状況は
利用者減に悩む函館空港関係者にも好都合なのかもしれない。

それにしても，完成後は函館市の行政区域は通らないのだから，やはり並行在来線という考えには疑問が残る。
やはり，新駅は「函館」の名を冠せず，「北斗」などととする主張が必要ではないか。
新幹線と函館は無関係だと大いに主張するべきである。だから，並行在来線という考え方はおかしい，，，，