”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

文化功労者の横綱・大鵬でさえも批判されたいた

2009年10月31日 20時00分17秒 | 主張
過去最多優勝回数を誇る大相撲の元横綱「大鵬」、北海道の生んだスポーツ界の巨人である。
マスコミのコメントでは人格者・品格のある横綱だったと持ち上げられているが、
当時の辛口批評では、「攻める腰の備えがない」、「守りの相撲、負けないだけの相撲」と揶揄され、ライバルの柏戸は判官びいきもあって、まっすぐな取り口、潔い相撲ともてはやされていた。
当時は、まだ大鵬関に対して人種的偏見もなされていたのも事実である。
また、吉田司家より横綱免許状を受けていた「東富士」までと、現行の横綱審議会の推挙からなった「千代の山」以降では横綱の格が違うとまでいわれていた。
つまり、強いだけでは横綱にはなれなかったのである。そのめっぽう強い横綱に登り詰めた大鵬は批判の矛先にも立つことになる。
晩年の度重なる休場への批判は相当強かったのである。
では、今の問題横綱「朝青竜」はどうなのか?やはり50年も経てば尊敬されるのであろうか?
それまで私は生きていないだろうが、おそらくそうはならないと思う。
大相撲の世界は本来狭い限定的世界だったのだが、他のエンターテイメントと肩を並べようと無理をしてきたツケがまわっていると思えてならない。
その一つが、外国人横綱「曙」を許したことである。はっきり言って、「日本人としてのアイデンティティ」を崩壊させた外国人横綱の台頭は、プロレス興行となんら変わらない。これは国際化を間違って体現したよい例である

公明:永住外国人参政権法案提出見送りは不可解

2009年10月31日 16時39分46秒 | 政治
自公政治の象徴と揶揄された太田前代表の議長就任や参議院選出馬など最近の公明党には不可解な点が多い。
外国人参政権法案提出見送りは、自民党のみならず、民主党の中にも反対の勢力があることに呼応しての措置なのか。
私は、新生公明党の最初の武器としての同法案の提出を期待していたのだが、インド洋における給油継続にも同調しないなどあまりにも不可解な点が多すぎる。
機関紙である公明新聞にもこうしたところの説明が十分にはされていない。
支援組織内である創価学会内では多少の屁理屈は通用するかもしれないが、到底一般には通用しない論理である。

太田昭弘氏の参議院選出馬は老醜で絶対におかしい

2009年10月29日 14時08分09秒 | 政治
http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY200910280346.html

党執行部の決めることだから、何を言っても無駄なのかもしれないが、
公明党は、自分たちで決めたルールを守らない政党だと映ってしまうことが情けない。
太田氏は現在64歳、来年は65歳老齢年金支給対象の老人である。
いくら、学会内で男子部長、青年部長をした人だからといって特別扱いをしてよいのか?
これが許されるのであれば、浜四津敏子氏の引退はおかしいし、
風間昶氏の続投も当然である。
党内と支援組織の関係には我々が踏み込めないところもあるのだが、
一般の支持者からは懐疑的にみられる因を作ってしまっている。
自公路線の道も残しておくということなら、敗北の責任はどこに行ってしまうのか。
はっきり言って、太田氏も過去の委員長と同様権力の猛者ということなのか。
私としては出るなら、北側氏の方が望ましいと思う。
少なくともこの決定でかなりの票を失っていることに党は早く気付かなければいけない。

「守れない定年制ならやめてしまえ」と声を大にして主張する。
彼の信奉者には悪いが、はっきり言って「過去の人」だからである。


とりあえず1,000アクセス 御礼申し上げます。

2009年10月27日 16時41分34秒 | 日記
今まで3個ほどブログを立ち上げてきましたが、ネタ切れと迷惑な(?)応援リンクなどで全てを削除してきました。
そうしたなかで、地味めの主張をコツコツとできるだけ永く発表していきたいと思っております。
現在は、政治ネタが多いですが、次第に違うことにも挑戦していきたいと思います。
ところで、わがマチの現首長は、2年前の統一地方選でマニフェストを掲げて現職を破り当選しました。
当初、マニフェストにこだわり、それに沿った予算を組んでいましたが、マチ自体の景気が悪化、もはや住民はマニフェストなんてどうでもよくなっています。
小手先の景気浮揚策や子供だましの社会保障は結局特効薬にはなりません。
自分のマチをみて、国政における民主党の行く末が心配です。
大事なのは、価値観の転換
私の主張のひとつは
「人が持っているものは自分も欲しい」という価値観ではなく
「人が持っているので、自分は必ずしも必要ではない」という価値観の構築です。
それは、個々人の自主性や個性を無秩序に放置することとは違います。
正しい人生とは何か?という議論が真剣になされる社会でなくてはなりません。
権力をとれば、過去の嘘を軽く許してもらおう(もしかするとそんな気すらないかもしれない)という代表者のもとで暮らすことは私には苦痛以外の何物でもありません。ちなみに私はブリジストンタイヤは使用しておりません。

生活保護基準のやさしい解説

2009年10月26日 22時43分25秒 | 生活保護
母子加算の復活が話題になったが、生活保護全容の基準を知る人は案外少ない。
基準は、「最低生活費」を算出するために用いるもので、全国の自治体を6段階(級地区分)に分け設定されている。もちろん母子加算も級地により異なる。
「最低生活費」は世帯基準で算出され、その世帯員全員にかかわる収入「世帯収入」と比べられ、最低生活費>世帯収入の場合に生活保護費が受給できるのである。
この最低生活費は、普通の学童を持つ母子世帯なら、個人ごとに算出される生活扶助第1類、世帯ごとに算出される第2類、住宅扶助費、教育扶助費で構成され、母子加算は前出の第1類における母親に加算されるものなのである。
ちなみに「2級地の1(旭川市・小樽市・函館市)」における30代の母親と中学生1人の世帯であれば、
母親の第1類は基準額36,650円、
子の第1類は基準額38,290円、
2人世帯の第2類基準額43,740円、
住宅扶助複数世帯限度額37,000円、
教育扶助(地域によって異なるが学習支援費込で)14,647円で
合計170,327円が最低生活費となる。
同世帯において、母親が働いていない「不就労」であれば、収入は児童扶養手当のみの月額41,720円で、
結果128,607円が福祉事務所より支給される額となる。
実は、マスコミで保護費が少なくてと喧伝される場合は、この128,607円が使用されるわけであるが、
実際は月額170,327円の生活をしているわけである。
都区内では1級地の1なのでもっと大きな額となるはずだが、実際にはこの額が少ないかどうかが議論されるべきでなくてはならないと思っている。
ただ、この額は生活保護受給者にとっては全額可処分所得である(医療費全額無料・住民税非課税)ということが忘れられてはならない。
実際に月額170,327円の就労収入を得ることは女性には難しい場合が多い。生活保護を受けていなければ、当然給料から社会保険料等が引かれるであろうし、医療にも一部負担金が必要となる。そう考えれば、はたしてこの基準が高いのか低いのか?・・・当然今般の母子加算復活で月額21,640円が上乗せされるので191,967円の暮らしができるようになるのである。さらに、北海道では11月から翌3月まで冬季加算分として月額28,690円が上乗せされ220,650円となる。
そしてもっと驚くのは年1回年末に支給される期末一時扶助(ボーナス)が1人12,900円で2人なら25,800円が上乗せされるので12月分はなんと246,457円となるのである。就労意欲のある人でも仕事にありつけない昨今の事情から、保護受給者が就労できないと言い訳を繕うことは容易であるとすれば、、、、である。
さらに、子どもが多人数になるともう気の遠くなる金額・・・・・・・・・本当に弱者は誰だと言わずにはいられまい。