”ばっきん”のブログ

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横山参議(公明党)への期待は大きいが,函館だけのものではない。

2010年07月17日 06時46分12秒 | 政治
7月15日の函館新聞紙上では,特に地元経済界が期待を寄せている旨の記事を報道した。
まさに参議院議員にふさわしい人物を函館は送り出したわけだが,もともと函館出身でないところがミソ。
やはり,函館には人材はいないのかとも認識した次第。
今回は,公明党の地盤割りで北海道のみならず東北も集票源とした同候補,どうやら函館にばかり張り付いてはいられないらしい。
期待の度が大きい地域での活躍を第一にされるだろうから,必ずしも函館への利益誘導にはならない可能性もある。
要は,国会議員をうまく使える土壌が育つかに関わってくるが,地元政界の実力のほどは,,,,,
以下,函館新聞の記事を引用する。

◎「水産業や雇用の振興を」 横山氏参院選当選に地元期待【函館】
 11日投開票の参院選で、比例代表に出馬し初当選した横山信一氏(50)=公明党=に対し、地元政界や経済界から期待の声が高まっている。市や高等教育機関、地元経済界が一体となって進める「函館国際水産・海洋都市構想」の推進や、昨年の事業仕分けでの廃止判定から復活した「函館マリンバイオクラスター」の発展振興、雇用の促進などの面で、水産業への見識が深い横山氏による後押しを望む声が強くなっている。

 函館・道南を地盤とする国会議員は、民主党の逢坂誠二衆院議員(51)に続き、2人目。参院議員は1980年から2期12年務めた田中正巳氏(自民党、故人)以来となる。

 函館市の西尾正範市長は「国のためだけではなく、地域のためにも働いてくれるはず。国際水産・海洋都市構想を前進させる上でも、大きく貢献していただけるのでは」、函館国際水産・海洋都市推進機構の伏谷伸宏機構長も「これまでも支援してもらったが、今後の機構発展に欠かせない人。元気のない函館を盛り上げてほしい」と話す。

 横山氏が水産学博士号を取得し、道立函館水産試験場などに勤務した経験があることから、研究者としての側面からも期待が強い。北大大学院水産科学研究院の原彰彦教授は「水産の現場を知る人が、国政の舞台に立ってもらえるのは心強い。日本の水産業全体も考えてほしいし、10年、20年先を見据えて、後継者や資源の問題にできることから取り組んでほしい」。

 市内の経済関係者は、低迷が続く雇用や福祉の充実、北海道新幹線の早期開業を求める。「函館は全国的にみても、経済基盤の回復が遅い。福祉政策も先が見えない中で、地元から直接お願いできるだけに大きな存在になる」と語る。

 また、道南の海洋、水産関係企業で組織する「函館国際水産海洋都市を考える会」の須田新輔会長は、「昨年政府の事業仕分けで知的クラスター創成事業が廃止判定された際に、横山氏に間に入ってもらい、平野博文官房長官(当時)に署名を直接渡すことができ、復活につながった」と振り返り、「水産畑を歩いた地元の参院議員は初めて。相当頑張ってくれると思う」と期待している。(千葉卓陽)