”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

無理矢理争点に引き出すのは意図的・・・生活保護老齢加算

2010年07月03日 10時27分09秒 | 生活保護
7月3日付け北海道新聞函館市内版では,今回の参議院選挙で有権者の関心が高いのは,医療福祉政策だどとし,無理矢理既に廃止になった生活保護の老齢加算廃止を題材にした。
紙面では,常套手段の受給者の困窮ぶりを象徴的に表現し,加算の復活を求めるような論調になっている点がいただけない。
ある意味で,某政党の片棒担ぎのような状態だ。
函館市において,保護率が高いことを市担当部局や学識者に回答を求めているが,私に言わせれば「類は友を呼ぶ」であると思う。
大体において,これだけ受給者が増えてくると,「頑張ろう」というインセンティブは働きづらくなってくる。
一度,保護を受給したら,自立することは「馬鹿げたこと」と思うのが普通の心情であろう。
仮に,いったん自立してもまた保護に帰れるという変な安心感が払拭できないのも一向に減らない受給者数の理由だ。
大体において,受給者には節約という観念は全く働かないから,国の財政状況が悪かろうが,金だけはよこせということになってしまう。
受給世帯は,エンゲル係数が高いというのもよく知られた事実であり,それをあてにしている産業構造もいただけない。
生産・製造よりも消費という市自体の経済が問題,競輪や競馬,パチンコなどを追放することにより健全な街に作り替えることができるのならいいのだが,,,,,いずれにしても滅び行く街だから仕方がないかというのが正直な気持ちだ。