”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

花開かなかった

2010年11月30日 21時04分18秒 | 日記
11月30日の北海道新聞・函館新聞はそろって西尾市長のマニフェスト進捗状況について報道した。

道新では「公約9割実施か着手 西尾市政3年半 有効求人倍率・出生率・出生数 数値目標は未達成」

函新では「西尾市長の選挙公約達成度 70件中64件」

となっているが,

函館市企画部によると、市長の任期に合わせて進ちょく状況をまとめたのは初めてとのこと。
しかし,こうした進捗状況を市役所職員が業務として着手し,発表するのはいかがかと思う。
わたしなら,後援会がやって発表すればよいのではと思うがどうだろうか。

道新は,「経済状況の悪化などもあって達成できなかった」というほぼ無批判というか,とりようによっては市長擁護のコメント。

函新も「国全体での少子化傾向や世界同時不況の影響などがそのままあらわれた」という擁護的コメントであり,どちらも無批判である。

「花開かなかった」という本日のタイトルは,30日同日に函館新聞に掲載された
「花いっぱい運動推進事業 本年度の実施 絶望的 」という記事の書き出しである。

函館市教育委員会が本年度、全市立小学校で情操教育を目的に計画していた「学校花いっぱい運動推進事業」が、冬季を迎え実施が絶望的となった旨の報道。
本年3月の予算特別委員会で金澤・工藤・志賀谷議員らから「類似する事業がある」,「ボランティアの団体も今までずっとやってる。自分で種からやって、苗を育ててやっている。予算は要らないのでは。そういう思いでみんなやっている。それをある意味では横に置いて、各学校に予算を配分するからやってくれ、それでは、今までやってたボランティアの皆さんはどういう気持ちをするか」などの指摘を受けて手法を検討せざるを得なくなったものだが,結局方法などがまとまらないまま冬になったというもの。

わずか200万円の予算だが,執行できなかったことを市民はどう考えるだろうか。という主旨だと思うが,マニフェストの進捗状況無批判記事よりは当を得た記事と思った。

多くの人が語っていることだが,「現市長の当選は固い」という現時点での情勢に,まさか「花開かなかった」ということはないと思うのだが。。。。。


函館市の生活保護費を巡る報道について

2010年11月29日 21時50分31秒 | 生活保護
11月27日の北海道新聞道南面と函館新聞1面では,函館市の生活保護費の総額が,今12月議会で補正され,200億を超す額になることを揃って伝えた。
2つの記事は,それぞれの社風を象徴していると言ってよい特徴が見られた。
北海道新聞では,・・・・市財政課は「人件費削減など行政改革の効果が,生活保護費など扶助費増加に消され,財政硬直化につながる」・・・・と受給者増加と担当部局をまるで悪者扱いするような態度をデフォルメした論調になっている。
総額は,205億300万円なのだが,205億9千300万円と間違えるあたりも何か恣意的にさえ感じる。
少なくともこうした財政部門のコメントは,担当部局職員のモチベーションを著しく悪化させる原因になるだろう。
一方,財政悪化のスケープゴートを保護担当部局に担わせることで責任の回避をできると思っているかもしれない。
だが,生保受給者の増加は全国的傾向であり、厚労省も申請を抑制しようとする水際作戦は悪であることを認めている現状からも,増加を抑えるということは不可能に近いことなのだ。(北九州のおにぎり食べたい事件などの悲劇を考えてほしい。)
一方,函館新聞の方は,財政硬直化に触れながらも,・・・・市福祉事務所は厳しい雇用状況であることを踏まえながらも「保護世帯の自立には一層前向きに取り組みたい」・・・・とのコメントを加えるあたり,良心的でもあり,担当職員の励みにもなるのではないかという論調である。
もちろん,意図的(?)に総額を引き上げる間違いもない。
私は,北海道新聞の記事を鵜呑みにするのは危険であることを大いに訴えたい。
同社は,保護者増加に対する市の無能ぶりを訴えたいだけなのに,市当局は担当部局のお荷物扱いの正当性を訴えるのに同社に協力するという愚行を行い,担当職員の気力が萎えるのを結果的に助長するという構図。
こうした,誤りは他のことにも蔓延しているとみるべきである。

下記のリンク先の12ページを参照のこと。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/zaimu/teisyutsugian/22-12/gian01.pdf
205億9千300万円は,生活保護に関わる事務費も含めている額で,給付に関わる扶助費は205億300万円である。

Xマスファンタジーのツリーお目見え

2010年11月27日 03時02分17秒 | 地域
今年も12月1日から25日まで,はこだてクリスマスファンタジーが開催される。
このイベントのの象徴はなんといっても,港内に浮かぶジャンボクリスマスツリーだが,
12月1日のイルミネーション点灯を前に本日27日会場に設置された。



周りに比較するものがないので写真では大きさはわかりにくいが,先月末登場したスターバックス側から見ると
意外と小さく見える。



昼間みるツリーはあまり美しさは感じないが,1日からのイルミネーション点灯からは幻想的な魅力で一杯になるはず。
我が家からも近くの場所にあるのだが,いままであまり真剣に見たことはないが,
今年は,ゆえあってじっくり見たいなとも感じている。



Web上での活動開始・・・工藤としき氏

2010年11月25日 00時10分35秒 | 政治
工藤としき氏(函館市長選予定候補)の立候補表明が先日なされたが,本年8月23日以来更新のなかった公式ウェブサイトにも動きが見られた。
ひとつは,工藤としきBlogであり,もう一つは,スタッフBlogである。
一方,現市長の西尾まさのり応援Webサイトは,11月25日現在リニューアル中である。
前回の選挙では,ウェブ上での論戦が少なからず西尾氏の後押しをしたことは,広く知られている。
今回の選挙でも,この傾向は顕著になると予想されることから,今後の推移に興味を持っているところである。


函館観光の皆さんに朗報・・・櫻井家が十字街に

2010年11月24日 08時10分33秒 | 外食ラーメン
函館を訪れる観光客の方々の楽しみは何と言っても「食」
海鮮はその最たるものだが,一方「函館塩ラーメン」も捨てがたい。
しかし,時間は限られているので,できるだけ効率よく,
例えば,赤レンガ倉庫倉庫群を見たあとのラーメンという考え方もあるだろう。
確かに近くには「マメさん」という名店もあるのだが,本来の函館塩とはちょっと違うし,営業時間も短い。
かつて,シンプルな塩ラーメンでならした鳳来軒も今はなく,居抜きで開店した後継店舗はとても推薦できるものでない。
戦前のカフェ風のレトロな雰囲気を醸し出す店舗が魅力の来々軒もラーメンそのものの味となると・・・・・。
ところが,意欲的な新興勢力である櫻井ラーメン店が,十字街角のアクロス1階にこのほど「櫻井家」をオープンした。

同店は,五稜郭にあった「しょうゆ亭」がその前身,大門横丁やらーめんブギにも出店するなど意欲的な経営を行ってきており,
本通や鍛治といった函館の住宅街にも路面店を構えたこともある実力店だ。
この店の良さは,紋付き羽織を着ない親しみやすさというか,シンプルなメニュー構成に現れる。
函館塩,しょうゆ,みそと餃子いった単純な構成が普段着のラーメン店を意識せずにはいられない。
特に,かつて札幌の西山製麺を使用していた時とは異なり,函館の日の出製麺を利用することになり,俄然函館ラーメンのアイデンティティを手中にしたといってよいだろう。
観光客の皆さんは,ためらいなく函館塩を楽しんでいただきたい。
ところで私のオススメは,「秘伝・黒しょうゆラーメン」・・・いわば櫻井ラーメン店のルーツメニューであり,塩が本場の函館に「醤油」で勝負を挑んだ店主の心意気が伝わる逸品である。

函館市民の皆さんは是非こちらを試してほしいと思っている。