自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

Holks ロードレーサー その6 OR7

2010年12月19日 22時53分41秒 | 完成車


このロードレーサーが、昔ながらの雰囲気を醸し出しているのはタイヤの色に
よるところが大きいと思います。



タイヤは、サイドがスキンカラーの Deda TRE OLIMPICO(デダ トレ オリンピコ)。
最近のチューブラーは、ほとんどがオールブッラックやサイドがブラックでセンターが
カラーのものです。
サイドがスキンカラーのものはごく限られたものです。

1980年当時の定番タイヤと言えば、クレメン クリテリウム。少し変わったところで
ストラーダ66といったものでした。
いずれにしても、サイドまでゴムに被われていることはなく綿や絹のコードが見える
ものでした。

オールブラックのタイヤは、精悍に見えるのですが、このロードには不釣り合いです。

スキンカラーのチューブラーは、結構いい値のモノが多く、このタイヤもその一つです。
ただ非常にしなやかで乗り心地も良く価格だけの価値は十分にあります。

チェレンジタイヤというメーカーは、昔のクレメン社の流れをくむ会社だそうですが、
商品ラインナップにサイドスキンのタイプのモノがあります。
これからも長く製造してもらいたいものです。

そしてリムは、ゴールドカラー。



これも当時、流行りのカラーでした。



前輪は、スーパーチャンピオン メタドール。



後輪は、マビック OR7。

前後輪の銘柄が揃っていないのは、リムを曲げてしまったからです。
走行中に後輪を路上のグレーチングにはめてしまい、体勢を立て直そうとして後輪に
力を加えたところリムが振れてしまいました。
スポークの調整では直らず、後輪のリムを交換しました。
随分お前の話ですが、メタドールのゴールドカラーは珍しくかったので同じものが
見つからず、重さも色も近いOR7で組みました。
また、曲げてしまうかもしれないので、ここは少し我慢しています。

当時ゴールドカラーは、OR10とOR7が定番で、OR10 330~350g
OR7 270~290gでした。
また、OR10・7はそれぞれエージェント10・7の名称でシルバータイプも
ありました。
メタドールも270~290gぐらい。この上の重量は、アルカンシェルで330~350g
でした。

270~290gのリムは、さすがに柔らかくラフに扱うのは禁物です。
もう少し重めのリムの方が扱いやすいのですが、ハードに乗るレーサーではないので
そのまま使っています。
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