Campagnolo チェーンレスト その２

カンパニョーロ　チェーンレストについてもう少し詳しく解説です。

「チェーンレスト」としてセットされていたのは、こんな感じです。



レバーは、右側のみ。
当時のシフトレバーは、カンパ文字が凸文字で、このデザインがスタンダードと
言っていいほど流通していました。
チェーンレスト用のレバーは、そのレバーのスペア扱いだったようです。



必要最低限のパーツのみで構成されています。
このセットのチェーンレストは、専用エンド用です。



右側のエンドにチェーンレスト用のビス穴があいています。



このエンドは、ショートエンドと呼ばれていました。



チェーンレストを装着したところ。





チェーンレスト用の穴のあいたエンドは、その後も随分長く流通していたようです。

レバーは、凸文字だったためその後Ｃレコードがリリースされデザインが変更したこと、
同時に多段化が進んだことでロードレーサーでは姿を消し、ランドナーやスポルティーフ等で
使われました。