自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

Campagnolo クローチェダウネ ディレーラー

2010年12月05日 22時06分01秒 | パーツ
1988年頃にリリースされた「クローチェダウネ」です。
トゥーリオ・カンパニョーロがクイックレリーズの開発のきっかけとなった
峠の名前を冠したモデルです。



ボディに平行してのびるシャフトが「?」という感じです。
初めて見たときに、どういった動きをするのか興味津々でした。



アジャスター付のアウターカップの先に本体の溝が見えますが、これは
インナーケーブルを這わせるガイドです。



クローチェダウネの動きを説明すのは非常に難しいのです。
何故こういった構造にする必要があったのでしょうか?



この状態↑は、ディレーラーケーブルが接続されていればトップの位置です。
アウターカップの位置と本体のインナーケーブルガイド(扇形の部位)の
間隔が広い状態。



これ↑は、ロー側に移動した状態を再現してみました。
アウターカップと本体のインナーケーブルガイドが近づいています。





本体と平行のシャフトは、ピボットボルトと一体で、このピボットボルトは
アウターカップを受けている部分とも裏側(フレーム側)で一体となっています。
(7枚目↑の写真参照)
変速レバーを引くと、①アウターカップと本体が近づき、②それは同時にピボット
ボルトと一体となったシャフトを押す事になり、③本体をロー側に押し移動させます。
ご理解頂けますか?

このディレーラーを実際に取り付けて作動させて事はないのですが、この動きの意図
したことは、フリーに沿ってプーリーガイドが平行して移動することだったのでは
ないでしょうか。
ピボットボルトを支点に本体が動くことがミソなのです。
フリーに沿ってプーリーガイドを移動させることで、変速性能の向上をねらったと思われます。
しかし、正直このディレーラーを実際に使っている方を見た事はありません。
かなり趣味的?なディレーラーです。

この機構を更に進化させることもなくこのモデルだけで終えてしまったのは
やはり少し考えすぎだったためでしょうか。
コレクターとしては、面白いパーツの一つです。
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