うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

チラシについて リブート

2024-03-21 15:58:00 | カズナリ先生より
進学を迎えるということで
新聞のオリコミやポストには
各学習塾のチラシが入ってきております。

名前の通りのよい高校名の進学実績を挙げて勝ち誇ったような内容もあります。
でも、それって生徒を塾の宣伝のために使いすぎてないかなぁ。
そこの高校以外に進んだ子に関してあまり認めていないような書きぶりなんですよね。
いや、勉強して難関高校に通るのは素晴らしいことですが、その数字を前に出して、優秀な子がたくさんいるからうちの塾は素晴らしいですよ、っていうのは必要ではないですよね。

どこに進学する生徒であれ、生徒一人ひとりの努力の軌跡があり、それがすばらしいからこそ、塾はまた輝いてくるというか…。

「塾を輝かせる為に、高校の名前が通っているところに行かせるために指導して、そこに行った生徒が結果輝いているから、塾も輝く」ではなくて(もちろん努力して合格した生徒にはなんら非はないですし、無条件に褒められるべきです)
「単純に入ってきた生徒が輝いているから(輝きを見せるように成長していくから)、塾も生徒も伸びていく」なら分かる。
進もうとしている先で、また進んだ先で、夢や目標を達成する為には、学校の勉強では足りない、と気づいた生徒たちの夢をかなえるための手助けをするためにあるのが、本来の塾。
将来の夢や目標について、生徒と一緒に親身になって考えて、ビジョンを組み立てるのが普通。
偏差値の高い高校・大学に入ったら、将来の選択肢がたくさんあるはずだから、とりあえずそこ入ろう、ではないわけです。
どの高校・大学に進んだとしても、将来の選択肢はあるんです
とりあえず名の通ったところへ、って、今やそんな単純に割り切れるものでもありません。
複雑に真剣に考え、考え抜いて、夢や目標に向かっていったほうがこれから世の中を生き延びることができる、そう思います。

合格であれ不合格であれ、高校のレベルがどうであれ真剣にその生徒が考えてきた将来への道筋なんだから、輪切りにするのではなく、真剣に考えてともに歩むのが普通でしょう。
塾選びの判断材料の大きな部分が、実績にあることは否定しません。

でも、実績の中にまでも「その他」とか「難関大」とか区別を訴えるようなフレーズが要りますか。

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