【函館スプリントS】カピリナがハナ差の争い制しコースレコードV!:サンスポZBAT!
第32回函館スプリントステークス(G3、3歳以上オープン、芝1200m)は、戸崎圭太騎手の2番人気カピリナ(牝4歳、美浦・田島俊明厩舎)が中団のインをロスなく追走すると、直線でも内を突いて伸び外のジューンブレア(3番人気)との競り合いをハナ差制し、初の重賞タイトルを獲得した。タイムは1分6秒6(良)のコースレコード。
2着からさらに2馬身差遅れた3着にドンアミティエ(10番人気)が入り、1番人気のナムラクレアはスタートで後手を踏み後方追走から見せ場なく8着に敗れた。なお、芝初挑戦のミリアッドラヴは競走を中止した。
カピリナは、父ダンカーク、母ライトリーチューン、母の父マンハッタンカフェという血統。北海道新ひだか町・谷岡牧場の生産馬。通算成績は12戦5勝。重賞は初勝利。田島俊明調教師、戸崎圭太騎手ともに函館スプリントSは初勝利。
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まずは2番人気に応えたカピリナ号、重賞初制覇おめでとうございます!
カピリナの母系はマンハッタンカフェ×トニービン×ノーザンテーストですから、開幕週の函館SSを勝つイメージではないですが、Fappiano系ダンカークのスピードが極端に強調されるパターンというのもあるんですね。
全てを血統で語るのは難しいですが、こういうレースを見るとサラブレッドの奥深さを痛感します(^^;)
そえに引き換え、断然の1番人気に推されたナムラクレアは可哀相な競馬になってしまいました。
ゲートで後手を踏み、後方からの競馬になっただけならまだしも、3角過ぎでは下がってきた8番の煽りをまともにくらってしまい…。さらに直線では前が開かずに何も出来ないままでしたから、正直、今日は… いや、本当に可哀相なのは単勝1.7倍を信じて勝った競馬ファンかもしれません。(馬券は自己責任なので、可哀相ってのも違うか…(^^;))
まあ、スプリンターズS、高松宮記念で勝ち負けの馬が、理由はどうあれG3で8着になるのもまた競馬。2、3着には2、3番人気の馬が来ているだけに、いろいろと勉強になったレースでしたm(_ _)m
**2025/6/14函館11R 函館スプリントS(G3/芝1200m)・良**
函館スプリントステークス【2025年6月14日函館11R】:競馬ラボ
それにしてもルメールさんは位置を取りに行くそぶりもなかったですね。基本出たなりの位置で構える人。たまにこういうことがあります。
ダンカークはやっと重賞初制覇。グランソヴァールが活躍してからずいぶん経ちましたね。
小回りで直線の短いコースの怖さですかね。
脚が速くてもなす術なく負けることがある、一筋縄ではいかないコース…
それにしても、ルメールさんは何もしなかったのかできなかったのか(^^;)
ダンカークは重賞初なんですよね。
もっと活躍していておかしくない気がします。
グランソヴァール懐かしい…