【安田記念】ジャンタルマンタルが好位抜け出しマイルG1・3勝目!:サンスポZBAT!
第75回安田記念(3歳以上オープン、G1、芝1600m)は、川田将雅騎手の2番人気ジャンタルマンタル(牡4歳、栗東・高野友和厩舎)が好位3、4番手追走から手応え良く直線に入ると、鞍上の追い出しに鋭く反応して抜け出し優勝。一昨年の朝日杯FS、昨年のNHKマイルCに続くマイルG1・3勝目を挙げた。NHKマイルC勝ち馬による安田記念制覇はレース史上初。川田将雅騎手は2014年から12年連続JRA・G1制覇となった。タイムは1分32秒7(良)。
1馬身半差の2着にはガイアフォース(9番人気)、さらにクビ差の3着にソウルラッシュ(1番人気)が入り、3番人気のシックスペンスは12着に敗れた。
ジャンタルマンタルは、父Palace Malice、母インディアマントゥアナ、母の父Wilburnという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。通算成績は8戦5勝(うち海外1戦0勝)。重賞は23年デイリー杯2歳S(G2)、朝日杯FS(G1)、24年NHKマイルC(G1)に次いで4勝目。高野友和調教師は安田記念初勝利、川田将雅騎手は15年モーリス、17年サトノアラジン、21年ダノンキングリーに次いで4勝目。
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いやぁ、大したもんですねぇ…
ただでさえマイルG1を勝つのは大変なのに、2歳で朝日杯FS、3歳でマイルカップ、そして4歳になって安田記念ですから、これはもうどうせなら、秋にはマイルCSを勝って欲しいくらいです。(香港じゃなくて良いので(^^;))
ジャンタルマンタルの父パレスマリスはCurlin(Smart Strike×Deputy Minister)の仔で、典型的な米国スピード系に思えるものの、母系はTheatrical×Roberto×In Realityですからなるほどねぇ…です。
そのパレスマリスは現在ダーレー・ジャパンに繋養されていますから、そのうちに広尾でも産駒の募集があるかな?と思ったら、そう言えばセイリングホームの25年産(エスペシャリーの下)が無事なら、父パレスマリスなんですよね(^^ゞ
あ、話が逸れてしまいました。
今日のレースは予想されたほどペースが上がらず1000m通過が58.4秒という流れ。3番手から抜け出したジャンタルマンタルは100点満点の競馬だったと思いますが、2着にキタサンブラック×クロフネのガイアフォースが突っ込んできたところを見ると、今の府中は見た目以上に力のいる馬場になっているのではと思います。
1番人気のソウルラッシュは惜しくも3着。先行抜け出しのジャンタルマンタルには完敗でしたが、ドバイターフでロマンチックウォリアーに勝ったことを考えれば、できれば2着は死守したかったでしょうか。
そして人気の一角だったシックスペンスはあえなく12着。ここまでマイル以下では負けていない馬でしたが、大阪杯でも7着に負けていますし、今日の大敗は状態面なのか馬場が合わなかったのか、今後の動向に注目したいです。
**2025/6/8東京11R 安田記念(G1/芝1600m)・良**
安田記念【2025年6月8日東京11R】:競馬ラボ
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