【サンスポ杯阪神牝馬S】格上挑戦のサフィラが大激戦を制して重賞初V:サンスポZBAT!
第68回サンスポ杯阪神牝馬ステークス(4歳以上オープン、牝馬限定、G2、芝・外1600m)は、松山弘平騎手の9番人気サフィラ(4歳、栗東・池添学厩舎)が道中は2番手を追走して直線半ばで先頭に抜け出すと、後続の追撃を最後までしのぎ切って勝利。3勝クラスからの格上挑戦が実り、初重賞タイトルを獲得した。タイムは1分32秒8(良)。
重賞連勝を目指したアルジーヌ(3番人気)は、好位から馬群を割って際どく追い込むも惜しくもハナ差及ばず2着。さらにハナ差の3着には中団から差し脚を伸ばしたラヴァンダ(8番人気)が入り、1番人気に支持されたボンドガールは後方待機策から大外に持ち出したものの追い上げ届かず5着に敗れた。
サフィラは、父ハーツクライ、母サロミナ、母の父Lomitasで全兄に19年朝日杯FSを制したサリオスなどがいる血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は11戦3勝。管理する池添学調教師はサンスポ杯阪神牝馬S初勝利、騎乗した松山弘平騎手は20年サウンドキアラに次いで2度目の勝利となった。
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サリオスの全妹が重賞を勝ちました!
血統が血統だけにサフィラはデビュー前から注目されていて、2歳時にはアルテミスSでチェルヴィニアの2着に入るなど素質の高さを見せていましたが、その後は重賞戦線で足りないレースを続けていましたし、2勝クラスを勝ったあとも準オープンでは3着どまり。それが格上挑戦でボンドガールらを下しての重賞制覇ですから、これはムチャクチャ嬉しいでしょう。
レース自体は1000m通過が59.4秒とかなりのスローになりましたので、番手を確保したサフィラにとってはこれ以上ないカタチ、まんまとハマった感があるのも確かですが、それでも重賞を勝ち切るのは簡単ではないですからね。
逆に、1番人気で5着に敗れたボンドガールは展開に泣かされましたねぇ…。
ボンドガールは1勝馬ながらG1、G2、G3でそれぞれ2着があるという珍しい馬。今回は本番前のひと叩きだったかもしれませんが、それでも勝つチャンスと目されていただけに…。まあ、脚を使って追い込んでは来ていますし、実力があるのは間違いないですから、そのうちに2勝目が転がり込んでくるでしょう。(○○を××すればすぐかも…(^^;))
**2025/4/12阪神11R 阪神牝馬ステークス(G2/芝1600m)・良**
サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス【2025年4月12日阪神11R】:競馬ラボ
サフィラは格上挑戦とは言え立派な血統ですから、勝っても不思議ないですね。将来の繁殖に向けてブラックタイプが太字になったのは良かった。シルク会員さんにとっては産駒の募集価格が跳ね上がってしまったかも(笑)
はい、あれだけスローになると、もう何が勝つかは分かりませんよね。
そういうレースが得意な馬もいるのでアレですけれど。。
でもやはり、重賞レースにはビシッと逃げる馬がいた方が面白いかもしれません(^^;)
将来的にステイゴールドみたいになりますかなぁ。
あっ、牝馬でしたね。
まだ1勝しかしていないのが不思議ですよね。
あ、1勝クラスに出たら面白いのに(^^;)