チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、ウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「15-15を続けたところで右前球節に若干の疲れが見られましたので、20日朝は無理せず普通キャンターまでとしました。痛みなどはないですし、あくまでも大事を取った形ですので、週末にまた1本やってみようかとも思っています。引き続き、慎重この上ないスタンスで進めさせてもらいます」
-----
『右前球節』といった微意を示す単語を見るとドキッとしてしまいますが、繋靭帯炎とは全く関係ない、いわゆる立ち上げ時に見られる通常の疲れの範囲内の出来事なのでしょう。それでも、いったんメニューを落として普通キャンターまでの調整とするところに、引き続き「慎重この上ないスタンス」であることが窺えます。
前向きな想定で行くと、週末の15-15以降に疲れが出なければ、来週からはさらにペースを上げるタイミングを考えることになるはず。そこを無事に通過すれば、ようやくいつ頃復帰できるかが見えてきますので、何とかここ1週間のヤマ場を乗り越えて欲しいと思います。(慎重なスタンスは維持したままで)
ちなみに、1年前にあと一歩まで追い詰めたイクイノックスが天皇賞・秋出走を表明しましたし、多少気持ちがざわついたりはするものの、こちらはあくまでマイペースで進むのみ。もちろん間に合えば天皇賞に出走し、競馬界の盛り上がりに貢献するのも良いですが、ここは自分中心の考え方で行かせてもらうしかないですからね(^^ゞ
イクイノックス連覇かかる天皇賞・秋から始動 その後は大目標のJCへ:極ウマ
現役最強馬イクイノックス(牡4、木村)の秋始動戦が天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、10月29日=東京)に決定したことが18日、分かった。同馬を所有する(有)シルクレーシングの米本昌史代表が明らかにした。その後は秋の大目標に据えるジャパンC(G1、芝2400メートル、11月26日=東京)へと向かう。同馬は現在、放牧先のノーザンファーム天栄で調整中。徐々に調整ピッチを上げ、美浦トレセンへの入厩に備えている。
米本代表は「宝塚記念を終えてから立ち上げまでの間隔でいうと、今までで一番スムーズにきました。乗りだしも順調にきていて、(ノーザンファーム天栄での)坂路調教も週4日こなしてくれています。スタッフからは背腰の回復の仕方などを含めて、本当にたくましくなったと聞いています。体もしっかりしてきたので、先にある大きな目標に向かって上積みが期待できるという判断で、天皇賞・秋からいきましょうということになりました。夏が暑かったのでどう過ごしてくれるかと思っていましたが、たくましくなったというところで、無事に夏を越してくれました。順調にいってほしい。それだけですね」と話した。
同馬は3歳時の昨秋、天皇賞・秋でG1初制覇を達成。大逃げで場内を沸かせたパンサラッサを上がり3ハロン32秒7の末脚で捉えて、皐月賞&ダービー2着の悔しさを晴らした。その後は有馬記念も勝ち、年度代表馬の称号を獲得。4歳になった今年の上半期シーズンはドバイシーマCと宝塚記念に優勝し、現在はG1・4連勝中だ。
IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表する「ロンジンワールドベストレースホースランキング」では現在、129ポンドのレーティングが与えられ、世界ランキング1位を堅持している。前走までで同馬の総収得賞金は14億8918万8100円の歴代7位にランクイン。天皇賞・秋連覇、ジャパンC制覇がかなえば褒賞金(ジャパンC1着=200万ドル)を含め、史上初の賞金20億円超えとなる。
復帰戦はやはり秋後半?
ジャパンCやチャンピオンCもありますが、案外マイルCSもありかなと思っています。バスラットレオンと被るかもしれませんが…
向こう正面は長いし、下り坂で自然とベースアップできるし、平坦の直線は粘りやすい。結構適性に合っている気がしています。
間に合わなければ出ない、で良いと思います。
100%に近い状態でこそのパンサラッサですから。
私もマイルCSは面白いと思いますが、もしかしたら、その後は来年2月までの現役延長があり得るかも…
と思い始めています(^^;)
イクイノックスの秋の動きも少し気になりますが、パンサラッサが気にするべきは賞金額ではなく種牡馬価値でしょうからね。こちらはマイペースに進めさせてもらいましょう。
はい、マイペースで行きましょう!
当然、レースに出る時は万全の状態で(^^)
出走しなくて良いです。
でも、種牡馬としての更なる箔を付けないと(^^;
とにかく、順調に(願)
120%を求めると頑張りすぎちゃうので、万全の98%ぐらいでどうでしょう??
程よい感じでさらなる栄光を!(^^)