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とりあえず一口馬主の楽しいこと

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パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(3)

2025-07-22 18:34:58 | イベント・募集馬検討

 

ストームハート’24
洗練された流線型のフォルム、大胆不敵な強者が多才を極める。

1歳 鹿毛 2024.02.28生 日高産
◇父:マジェスティックウォリアー 母:ストームハート (母の父:Uncaptured)
◇美浦・蛯名正義厩舎予定
◇販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT
◇Point!:母は重賞勝ち馬エイシンブルズアイの妹にあたり、その3番仔にして初めての牡駒。体高があって脚が長めのスタイリッシュなフォルムは標準をやや上回るサイズまで成長してきており、流線型のきれいなシルエットが際立っている。放牧地ではそのプライドの高さから他馬たちを支配する存在とも言え、首を使った低い姿勢での走りにはブレがなく、肩の可動域や体幹の強さなども将来のメリットとなりそうだ。ダート色の濃い血統背景ではあるものの、芝にも挑戦したい好素材。持続しそうなスピードを武器にマイルから中距離あたりでの大躍進を期待したい。

◇最新近況(2025/7/15更新):北海道・浦河の辻牧場在厩。夜間放牧で管理されており、近日中にも日高町のファンタストクラブへ移動する予定となっています。馬体重441kg、体高161cm、胸囲176cm、管囲20.8cm(6月末測定)
「気温によって多少の長短はありますが、基本的には16時頃に放牧地に放ち、翌朝まで屋外へ。いつも大威張りで自分を誇示しており、これぞ男馬といった振る舞いを見せています。体つきは当初の印象そのままに、ムダ肉の少ないキレイに見せるタイプ。背丈があって骨格も十分ですからね。成長の進度も比較的早いほうだと思います」(辻代表)

◇募集写真(2025/7/11更新)

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24日に申込み解禁となる新規募集馬15頭のうち、私がスルー出来なかったり、評価が上昇したり、やっぱり気になったりする馬が、ついに10頭目になってしまいました。(やめられない止まらない♪)

そろそろいい加減にしないといけないタイミングではありますが、いろいろ検討しているうちに、どうしてもこの馬には触れておきたいと思ってしまいましたので、空気を読まずに続けさせてもらいます。

まず馬体に関しては、募集のPOINT!にある「体高があって脚が長めのスタイリッシュなフォルム」という表現がぴったりでしょう。これは動画を見るとさらに分かりやすく、その格好良さ、身のこなしの綺麗さにはエンパイアブルー産駒っぽさすら感じます。(エンパイアブルー産駒っぽい、という表現は私の最大級の賛辞です)

加えて6月末の測尺が『馬体重441kg、体高161cm、胸囲176cm、管囲20.8cm』ですから、数字の上でも全く不安なし。シュッとしていてやや薄手の姿かたちを見ると『これなら芝でも…』と考えてしまいますが、このぐらいのサイズがあれば、むしろ血統イメージ通りのダート路線で、目を瞠る大活躍を期待したくなります。

その血統については竹内さんの解説にある通り、A.P.Indyの母Weekend Surpriseのクロスがかなり目立ちます。もともとマジェスティックウォリアーはSecretariat、Buckpasserのクロス持ちですから、本馬には北米系スピード、パワー、底力が満載ですし、その中に南米産の父Siphonが加わっているのですから…。(Siphon好きにはたまらない!)

日本の場合はどうしても芝のレースが中心ですが、昨今は以前に比べてダート路線が格段に整備されてきましたし、血統面の魅力を考えると、もうダート全振りでもイイんじゃないかなと。いや、芝の中距離で無双できればそれはそれで嬉しいですが、万が一、世界をめざすとなればダートはかなり美味しいですからね(^^ゞ

 

ストームハート’24(牡)

 

ちなみにゴッドフロアーの仔が蛯名厩舎なのは、それはそれで多少の唐突感があったりします。

何故そうなのかはよく分かりませんが、ここ数年の預託厩舎のバランスを考えると、クラブも蛯名先生もこの馬にはそれなり以上に期待をかけているんじゃないのかなと。。勝手な想像ではありますが、何となくそんな気がしています。

と、散々イイ感じのことを書いてしまいましたが、正直、こういう馬がすぐに売れてしまうと私としては困ります。まあ、そこはフタが開いてからになりますが、できれば少し様子見がしたいです(^^ゞ

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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2026年2歳新規募集馬、やっぱり気になるどうしよう?(2)

2025-07-22 05:35:19 | イベント・募集馬検討

 

ゴッドフロアー’24
優れた重厚感と敏捷性を兼備、秘めたる闘争本能が歓喜を呼び込む。

1歳 黒鹿毛 2024.03.16生 日高産
◇父:ファインニードル 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
◇美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
◇販売総額 2,200万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC
※本馬は2025年4月に左後肢飛節のOCD除去手術を行っております。

◇Point!:十分な目方とバランスの取れた馬体にはしっかりと中身が詰まっており、背中は父、腹目のラインは母をイメージ。気性は母方にも似て、ときおり気の強いところを見せるが、普段はやさしく、人には従順で手入れの際も全く問題はない。放牧時には身幅のあるボディを持て余すことなく、敏捷性を感じさせる走りを見せてくれており、群れの中では平和主義。ただし、仕掛けられた喧嘩には黙っておらず、必ずやり返す気丈な面も持ち合わせている。力を要する馬場も苦にしない印象があり、適性は洋芝やダートか。距離はマイル以下で本領を発揮してくれそうだ。

◇最新近況(2025/7/15更新):9日(水)に北海道・日高町のヴェルサイユファームから、浦河のシュウジデイファームへ移動しています。馬体重460kg、体高152cm、胸囲175cm、管囲20.6cm(6/2測定)
「半兄のアスゴッドと同じく、どっしりとした体つき。他の1歳馬よりも幅があって、ひと回り大きく見えますね。このあたりは血統なのかもしれません。現在はウォーキングマシンを50~60分。加えて、エリ上げなどの初期馴致の導入部分に着手しています」(岸本担当)

◇募集写真(2025/7/11更新)

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ここまでくると、もうどの馬から取り上げても一緒な気もしますが、それだとあまり意味がないので(私なりに)真剣に悩んだ結果、アスゴッドの半弟ゴッドフロアー’24を選ばせてもらいました。

まず馬体に関してですが、腹回りなどはゴッドフロアーの仔らしいしっかりしたサイズ感。それでいてアスゴッドほどの分厚さはなく、全体的なバランスはこちらの方が上に感じます。(アスゴッドは他を圧する筋肉量が異常でした…)

6/2時点の測尺は『馬体重460kg、体高152cm、胸囲175cm、管囲20.6cm』ですが、まだお尻が高くて背丈も伸びそうですし、結局、500kg近くまで増えるのかもしれません。ただ、そもそもこの系統は軽さで勝負ではないですし、「洋芝やダートのマイル以下」で勝負をするならこういう馬体が良いのかも…とも思います。

実は、昨年の見学ツアーで見せて頂いた時には、もっとシュッとしたシルエットだった印象があるのですが、ゴッドフロアーの仔は、良くも悪くもこういう姿カタチになってくるんですねぇ(^^;)

そして血統面についてですが、竹内さんは主にファインニードルについて、(サクラバクシンオーやタワーオブロンドンを引き合いに出しつつ)母系にスタミナ系を持つスプリンターの優秀さを解説してくれています。

その上で、実は私にとってのファインニードルは、エンドスウィープ直系として是非とも成功して欲しい種牡馬なんですよね。。詳しく書くと長くなるのでやめますが、その昔、サンデーサイレンスに対抗するべくエンドスウィープの仔を探して叶わず、代わりにプリサイスエンド産駒のスプラッシュエンドに出資をしたことが思い出されます(^^ゞ

(そう言えば、スプラッシュエンドもOCD手術歴アリだったな…)

と、そんなことを考えながら血統表を眺めてみると、エンドスウィープ×Nijinsky×Secretariatの組み合わせなど、どことなくスプラッシュエンドの香りがしなくもない…。芝でもダートでも泥んこ馬場でも頑張って走り、準オープンで活躍してくれた出資馬を懐かしく思い出したら、何となく本馬が他人とは思えなくなりました。(トホホ…)

いやホント、本馬の母父はサンデー×トニービンのハーツクライですし、竹内さんの仰る『母系にスタミナ色が強い短距離馬』という意味では、レトロクラシック’24よりコチラじゃないかと思えてきます。

 

ゴッドフロアー’24(牡)

 

ということなのですが、一番の問題点は、果たしてこの馬まで手が回るのか?ということで。。ここまでに取り上げた馬はすでに9頭で、出資済みの24年産4頭をプラスすると13頭になってしまいますからね。

一世代13頭はいくら何でもやり過ぎなので、これはマジで絞らないと(^^;)

本馬については何となく長く楽しめそうな予感はあるものの、鈴木慎先生のところで言えば、パーフェクトラヴ’24も候補に挙がっているわけで、少なくともそのどちらか一頭に絞る必要はありそうですm(_ _)m

*OCD
離断性骨軟骨症(Osteochondritis Dissecans)のことで、主に若駒に起こりやすく、関節(主に飛節、球節、後膝、肩)の軟骨から軟骨片が剥離し、炎症、関節液が増えることで、関節の腫脹が起きる症状です。関節鏡手術による軟骨片摘出、増量した関節液を抜いた後にヒアルロン酸を注入するなど、早い段階で処置をすれば予後は良好で、術後も競走能力に影響を及ぼさないとされています。

 

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様よりクラブ公式HP等からの情報転載許可を頂いています。

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