**2024/10/5京都7R 3歳以上1勝クラス(ダ1800m)13:25発走**
◎ マジックブルー
○ ジョータルマエ
▲ テンエースワン
△ エアフォースワン
△ サリュエ
△ パカーラン
マジックブルーは7枠8番になりました。
今回も前走同様の良いスタートが切りたいですから、偶数番が引けたことは良かったです。できれば、もう少し内枠であれば尚良かったものの、7枠と言っても10頭立ての8番ですし、あまり贅沢を言っても仕方がないですからね。
メンバーを見ると、2番に入ったジョータルマエが前に行きそうなので、マジックブルーとしてはその番手、あるいは3番手でマークするカタチが作れれば。。おそらく前走のような楽逃げにはならないでしょうが、好位追走から長く脚を使って押し切る競馬がマスターできれば、このレースに限らず、この先の闘いがグッと楽になるでしょう。
相手はそのジョータルマエを筆頭に、テンエースワン、エアフォースワン、サリュエ、パカーランあたりかと。基本的には前残りをイメージしていますので、やはりゲートの出と位置取り、展開が重要なポイントになりそうです。
木曜夜の記事でも書きましたが、ここで勝ってくれるならそれが一番。もしも何かにやられるにしても、勝ち負けの競馬ができるようならこのクラス卒業は『時間の問題』になりますからね。是非とも頑張って欲しいです!
美浦トレセン在厩のマードラドは、26日、坂路で速めを乗られています。
- 24.09.29 内田博 美南W重 5F 86.8-70.2-54.5-39.4-12.5(5) 馬ナリ余力
エスジースパークル(古馬1勝)馬ナリの内0.4秒追走同入
- 24.09.29 助 手 美南W良 4F 59.8-44.3-14.2(4) 馬ナリ余力
- 24.09.26 助 手 美南坂稍 1回 57.4-42.2-27.5-13.2 馬ナリ余力
◇鈴木慎調教師のコメント 「性格的にメンタル面が心配されるところですが、今のところ、いい意味で変わらず調教することができていますよ。騎乗してもらった内田博幸騎手によれば、『まだ体も気持ちも幼く、走り方を覚えていく必要があります。ただ、速いスピードで走らせている時のほうが伸び伸びと動けていますからね。現段階であまり求めすぎるのも、かえって良くないのかもしれません』とのことでした。引き続き追い切りを重ねながら色々と教えていき、デビューのタイミングを検討していきたいと思います。まだまだ心身のバランスが取れていませんので、成長の邪魔をしないように注意していきたいところ。スピードはありそうですから、距離が延びても対応できるよう、できるだけフォームの改善にも取り組んでいければと考えます」
-----
トレセン入厩後初の本格的追い切りは、美浦ウッドで86.8-70.2-54.5-39.4-12.5秒(併せ馬ナリ)でした。
時計自体は驚くようなものではないですが、別に速い時計を出しに行ったわけではなく、暴走癖が顔を出さないようにコントロールしながらの追い切りだったでしょうし、今は時計よりも走りの内容が重要な段階ですからね。
ちなみに内田騎手の『まだ体も気持ちが幼く、走り方を覚えていく必要がある。ただし速いスピードで走らせている時のほうが伸び伸び動けている。現段階であまり求めすぎるのはかえって良くないかも…』というコメントからは、本馬は素質はあるがまだ成長途上、デビューを急ぐより『覚えるべきことをキチンと覚えるのが先決』といった気持ちが伝わってきます。
ということで、この感じだと10月の府中ではなく11月の府中デビューが濃厚なのかも。。まあ、内田騎手もまだ一度跨っただけだと思いますし、デビュー時期については来週再来週と追い切りを重ねる中で、適切にご判断頂ければと思います。
【美浦トレセン在厩のマードラド:公式HP(2024/10/3更新)より】
美浦トレセン在厩のモダンは、2日よりゲート練習を開始しています。
◇奥村武調教師のコメント 「基本的には大丈夫そうですが、立ち上がろうとして見せたり、ゲートでは少し身構えてみたり、出てからモコモコしていたりと、あまり性格が前向きではないような仕草も垣間見られましたので、メンコを着けようかという話をしています。ただ、まだ新しい環境に慣れていないだけかもしれませんからね。引き続き注視しながら進めていきたいと思います」
-----
ここ最近は『入厩したらアッという間にゲート試験に合格』する馬が多かったのですが、「立ち上がろうとして見せたり、少し身構えてみたり、出てからモコモコしていたり」という奥村先生のコメントを見ると、モダンはそうでもないようですね。。「基本的には大丈夫そう」とのことなので、過度に心配する必要はないのでしょうけれど(^^;)
まあ、本馬の場合は先週のトレセン入り自体が電撃的でしたし、入厩に関しては予定を早めた部分もありますからね。それを考えれば、多少合格までに時間が掛かるのは致し方ないところですし、焦らずじっくりやって良いと思います。
その前提で考えると、あと2週間のうちに新しい環境にも慣れ、ゲート試験にも合格できれば、その時点でようやく年内デビューの可能性が見えてくる感じでしょうか。。遊離軟骨除去手術をした経緯を考えれば、年内デビューが実現する方がスゴイこととも考えられますので、そこはある程度柔軟に、モダンの状態優先で考えて頂ければと思います。
【美浦トレセン在厩のモダン:公式HP(202410/3更新)より】
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、2日に坂路で追い切られています。
- 24.10.02 助 手 栗東坂良 1回 57.1-41.0-26.1-12.7 馬ナリ余力
- 24.09.29 助 手 栗東坂良 1回 61.9-43.5-27.8-13.6 馬ナリ余力
◇荒木助手のコメント 「想定よりもちょっと時計がかかりましたが、調子が悪いというわけではなく、これからどんどん上がっていく気配を感じさせる調教となりました。6歳の秋を迎えて性格は少し落ち着いてきたようですが、目に見えるような衰えまでは感じられません。10月19日(土)東京11R 富士ステークス(G2・芝1600m)に向けて進めていきましょう」
-----
9/28にトレセンに帰厩、早速坂路で追い切られました。
時計は57.1-41.0-26.1-12.7秒(馬ナリ)ですから、帰厩直後から唸るような猛時計を出すいつものパターンではないものの、荒木助手によれば「調子が悪いというわけではなく、これからどんどん上がっていく気配を感じさせる調教」だったとのこと。。まあ、このところは『いつものパターン』で結果が出ていませんでしたし、あえてプロセスを変える意味では悪くないんじゃないかと思います。
ただ、それもこれから状態が上がっていく前提での話ですからね。「6歳の秋を迎えて性格は少し落ち着いてきた」といった変化も含めて良く状態を見極めて頂き、しっかり準備をして富士S(10/19東京)に向かって欲しいと思います。
正直、いろいろ心配事があるのは確かですが、ようやく巡ってきた芝マイル挑戦のチャンスですから、おかしな悔いが残らないように、できるだけ良い状態で出走させてあげたいですm(_ _)m
【栗東トレセン在厩のバスラットレオン:公式HP(2024/10/3更新)より】
栗東トレセン在厩のプライムラインは、坂路調整を行いつつ、様子見とケアが続けられています。
◇田中克調教師のコメント 「筋肉疲労により歩様が硬くなってしまいましたが、ここで完全に休ませるとかえってガタッとくるケースもありますからね。先週末の段階から悪くもならなければ、もう一段良くもなってこない状況。ここは何とか踏ん張ってもらい、年内の出走につなげることができればと思っています。もう一週間ほど手元で回復状況を窺いながら考えていきましょう」
-----
筋肉痛により10月5、6日のレースへの登録を見送りましたが、その後もあまり状況は良くなっていないようです。
ただし田中克先生としては、簡単に放牧休養させるのは必ずしも得策ではないとお考えのようで、あと一週間の様子を見てから(このまま在厩で続戦するかリフレッシュ放牧かを)判断することになりました。
まあ、だいぶ以前に二ノ宮先生に聞いたところでは、サラブレッドは大なり小なり筋肉痛的な症状を抱えていて、それに(時には筋肉注射などで)対処をしつつ調教と出走を繰り返しているはずなので、予定していたレースの特別登録を取りやめたり、一週間のケアで回復しなかったりというのはかなりひどい症状とも考えられますからね…。
最終的には田中克先生が慎重に判断されるでしょうからそこはお任せするとして、まずはあと一週間で何とか今の状況を乗り越えてもらい、目標である年内もう一走を実現して欲しいと思いますm(_ _)m
【2024/8/31中京 長篠ステークス(3勝C/芝1200m)でのプライムライン:公式HPより】
美浦トレセン在厩のトゥジュールは、2日、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 24.10.02 助 手 美南W良 6F 85.5-68.5-53.0-38.4-12.6(6) 強めに追う
ショウナンサムデイ(二歳1勝)馬ナリの内0.8秒追走同入
- 24.09.29 助 手 美南W良 5F 73.4-56.6-40.7-13.2(4) 馬ナリ余力
- 24.09.25 助 手 美南坂良 1回 55.0-40.8-26.7-13.7 一杯に追う
◇奥村武調教師のコメント 「覚悟を決めてフラットコースでやってみました。併入はしましたが、大事な時期に乗り込むことができず、休養が長かったことも影響しているのでしょうか、先週同様に動ききれませんでした。引き続き脚元のケアをしっかりと行いながら、来週の動きをチェックしていければと思います。10月12日(土)新潟7R 1勝クラス・若手騎手(ダ1800m)の予定に変わりはありません」
-----
追い切りの動画を見たところ、さすがに先週25日の坂路55.0-40.8-26.7-13.7秒よりはマシでしたが、(追いかけたとは言え)馬ナリの2歳馬に『何とかついていけた』感じで、85.5-68.5-53.0-38.4-12.6秒という時計以上に見栄えが悪い内容でした。
奥村先生は「(屈腱炎の所為で)大事な時期に乗り込むことができず、休養が長かったことも影響しているのか?」と仰っていますが、どう考えてもその影響は大きいはずですし、むしろ『よくここまで回復した…』という気がしています。また、このぐらいの追い切りをやるにも「覚悟を決める」必要があるのですから状況はなかなか厳しい…。
ただし、こういう状況になるのはある程度想定内のハズですから、とにかく今は10/12新潟の若手騎手限定競争に出走し、それなり以上の可能性を示さなければいけません。
諸々の事情を考慮すると、それができなければ次がない可能性すらありますので、(脚元の不安は付きまとうものの)それこそ「覚悟を決めて」できる限りの準備をしてチャレンジして欲しいと思いますm(_ _)m
【美浦トレセン在厩のトゥジュール:公式HP(2024/10/3更新)より】