今回紹介するのは、今まで競走馬として、繁殖牝馬として広尾TCに貢献してきた馬たちを中心に、まだ母と一緒に過ごしている当歳馬を一頭、そして、会場で小耳にはさんだ神の声情報をポロッ(?)とこぼしてみたいと思います(^^ゞ
ということで、まずは久ぶりに会うことができた繁殖牝馬たちです!
エレナレジーナ・牝8(ヴェルサイユファーム在厩)
父 ノヴェリスト、母父 フェルブラヴ
ストームハート・牝8(ヴェルサイユファーム在厩)
父 Uncaptured、母父 Siphon
ゴッドフロアー・牝14(ヴェルサイユファーム在厩)
父 ハーツクライ、母父 Zafonic
レトロクラシック・牝12(ヴェルサイユファーム在厩)
父 ディープインパクト、母父 Zafonic
ヴェルサイユファームさんでは当歳馬の他に、エレナレジーナ、ストームハート、ゴッドフロアー、レトロクラシックと4頭の繁殖牝馬たちに会うことができました。どの馬たちも元気そうにしていましたし、ヴェルサイユのスタッフさんたちにとても大切にされているのが伝わってきて、募集馬の見学とはひと味違う、ほっこりした気持ちになりました。
ということなのですが、ただ単にホッコリとしてはいられないのが一口馬主の性というヤツでして…
ちなみに今回見学をした4頭の中で、かつて私の出資馬だったのはゴッドフロアー、レトロラシック、ストームハートの3頭です。そこで、タイミングを見てその3頭にツカツカと近づいて、こう聞いてみたんです。
「ところで、今、君のお腹の中には誰の子がいるの??」
するとどうしたことでしょう、どこからともなく神の声が降りてきまして、それが私にはこう聞えたのです。(馬が話すはずがないので神の声としか思えない、と言いますか、聞えてきたものは仕方がない(^^;))
『ゴッドフロアーはパ××××サ、レトロクラシックもパ××××サ、ストームハートはコ××××ル!』
これは正式にアナウンスがあったわけではありませんから、××××の部分は『ご想像にお任せ』でしかお伝え出来ないのですが、姉妹であるゴッド&レトロにパ××××サは、ある意味パ××××サ種牡馬入り決定時から期待されていた配合ですし、それが早くも初年度、25年産世代から実現していたというのは朗報でしょう。
そして、ストームハートにはまさかのコ××××ル(°◇°;)
ストームハートは競争成績こそ期待通りにいきませんでしたが、血統背景を踏まえた素質の高さは間違いなく、故に繁殖牝馬として期待されているとは感じていましたが…。まさか社台SSイチオシのコ××××ルがお相手とは恐れ入りました。
情報の真偽については、あと一ヶ月もすればジャパンスタッドブックなどで確認できると思いますが、まあ、ここで神さまが私にウソをつく理由がありませんし、これはもう25年産世代がすごく楽しみな世代になるのは確定的です。
そうですねぇ、まだ生まれていない馬についてアレコレ言っても始まりませんが、いずれにしても、『どの馬にも無事に出産してもらい、子どもが元気に育ったアカツキには是非ともクラブで募集を!』と願わずにはいられませんm(_ _)m
ミスペンバリー・牝22(yogiboヴェルサイユリゾートファーム在厩)
父 Montjeu、母父 ハイエステイト
ヴェルサイユファームさんから(引退馬支援がメインの)yogiboヴェルサイユリゾートファームさんには徒歩での移動、そこでは、まずはミスペンバリーに会うことができました。
写真からも伝わってくるように、海外G1・2勝のパンサラッサを輩出した母だけあって、年齢を重ねてもしっかりした脚取りで威風堂々としていましたし、トレードマーク、自慢の背ったれも昨年会った時のママでした。
今は功労馬としてノンビリ余生を過ごしているわけですが、これからはディメンシオンやパンサラッサの子どもたち、つまり孫の世代がドンドン活躍してくれるはずですからね。きっとミスペンバリーの名は血統表を通じて世界に広がり続けていくでしょう!
ステラリード&ステラリード’24(yogiboヴェルサイユリゾートファーム在厩)
yogiboヴェルサイユリゾートファームさんではあと2頭、ステラリードとステラリード’24親子に会ってきました。
どうですこの2頭、流星やソックスの細かい仕様は違っていますが、パッと見で絶対に親子だと分かってしまいますよね。このあたり、ステラリードの遺伝力はスゴイと思いますし、24年産もきっと頭が高くて気難しいんだろうなと覚悟をしました(^^;)
ステラリード・牝17
父 スペシャルウィーク、母父 Zafonic
そう言えば、ステラリードはもう繁殖牝馬を引退、これからは功労馬としてここで余生を過ごすそうです。
考えてみれば、現役時代は函館2歳Sを勝っただけでなく、6歳1月までに31回も走ってくれました。結局、新馬、函館2歳S連勝以後は勝ち星をあげられませんでしたが、繁殖牝馬となってからもパラスアテナやキングエルメスなどを輩出し、競争馬としても母としてもクラブに多大な貢献をしてくれたのは間違いありません。
幸い、ゴッドフロアーやレトロクラシックといった妹たちが現役バリバリの繁殖牝馬として残っていますし、何より娘のパラスアテナもこれから産駒たちを送り出してくれますからね。功労馬として余生を過ごすことになったとは言え、ウェルシュステラに繋がるラインは、今後も広尾の根幹牝系として栄えていくだろうと思います。
ステラリード’24・牡当歳
父 モズアスコット、母父 スペシャルウィーク
ということで、ステラリード’24はモズアスコットの牡馬です。父がモズアスコットということは、母が妹のゴッドフロアーであるアスゴッドとは相似の血統構成(7/8同血)になりますね。
つまり、アスゴッドが活躍するとステラリード’24への期待も大きくなり…と考えたいのですが、アスゴッドの当歳時を思い出すと、さすがにステラリード’24が彼に似ているとは言えなくて…。まあ、姉妹であってもステラリードとゴッドフロアーは全然似ていませんでしたから、同じ父との配合でもタイプの違う仔が生まれて当然ということでしょう(^^;)
その上で、モズアスコットは初年度からなかなか質の良い産駒を出して頑張っていると思いますし、もしもアスゴッドが成功すれば、ステラリード’24が矢作厩舎入りする可能性も出てくるでしょう。(大輔先生の可能性も同じくらい高そう)
あ、また先走って余計な想像をしてしまいました…。今はとにかく順調に成長してもらうことを第一に、そしていずれは無事に募集ラインアップ入りを入て欲しいと思います(^^ゞ
以上、見学した繁殖牝馬たちとステラリード’24の報告でした。
途中でおかしな神の声についても書きましたが、あまり気にせず正式な情報をお待ちくださいm(_ _)m