吉澤ステーブル在厩のブルータスは、今週より開場となったBTCの屋外ダートトラックを中心として調教が進められています。3月中旬の馬体重は455kgです。
◇本田広報担当のコメント 「まだ疲れやすいようなところはありますが、乗り込んでいくなかでスピード強化が進み、騎乗者の指示にしっかり従い、ゴーサインに対する反応も向上。疲れが抜けるとフットワークが伸びて前進気勢も高まり、良好な動きを見せてくれますね。今後は馬体の更なるボリュームアップを図るとともに、速めの継続にも耐えられる心身の強さを身に付けていきたいと思います」
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馬体重がジワリと増えて450kgを超えてきました。
この系統も、正直、脚元には不安がありますので、単純に増えればイイってものでもないですが、ダートの可能性も考えるなら、今の体重でデビューできるぐらいには増えて欲しい気がします。(その心配をするのはまだ早いですけれど(^^ゞ)
それにしても、コンタンゴが走りの面で課題を指摘されている中で、本馬については「スピード強化が進み、騎乗者の指示にしっかり従い、ゴーサインに対する反応も向上」「フットワークが伸びて前進気勢も高まり良好な動きを見せている」と、手放しで褒めてもらえているのは驚きです。。いや、私は期待して出資したので驚いてはいけないのですが…。
とにかく、本馬については順調に成長してもらうこと、アクシデントなどが無いことを祈るのみです。いずれエンパイアブルーにはパンサラッサが配合されるはずですし、その時のためにも繁殖としての価値を高めておかないといけませんからね。
いや、そうすると募集価格が高くなっちゃうからアレなのかも… みたいな余計なことは考えず、エンパイアブルーにはキンカメ系種牡馬こそが王道だということを証明して欲しいと思います!(あくまで素人の見解ですけど(^^;))
【吉澤ステーブル在厩のブルータス:公式HP(2024/3/15更新)より】
エンパイアブルー’22の競走馬名は「ブルータス : Brutus」に正式決定。政治劇の登場人物名からの命名となりました。
吉澤ステーブル在厩のブルータスは、引き続き、おもにBTCの屋内直線ウッドチップ馬場と坂路を併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンター1~2本を乗り込まれています。
◇本田広報担当のコメント 「ときおり速めで登坂しており、パワフルな動きで真っ直ぐ駆け上がれるなど、筋力や体幹に順調な成長が窺えます。ただ、その後に食欲が落ちることがありますので、日々のペースに緩急をつけながら進めているところ。さらなるボリュームアップを図りたい状況ですので、今後も飼料や調教内容のバランスを考慮しつつ、反動のこない馬体や体質づくりを目指していきます」
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競争馬名は『お前もかっ!?』で有名なブルータスになりました。いや、最初はブルータスのイメージがちょっとアレかなぁ…と感じたものの、そういうことを気にしなければ、覚えやすくて呼びやすいし、強そうな良い名前かもしれません(^^)
トレーニングの進捗に関してはとても順調のようで良かったです。今回は坂路の動画も見ることができましたが、無駄な上下動の無いしっかりした走りができているようですし、さすがエンパイアブルーの仔らしいセンスを感じました。
ただし、速めをやったあとに食欲が落ちることがあるなど、まだパンとしていないと言うか弱いところがあると言うか、何となくひ弱なイメージがあるのもレフィナーダ、エンパイアブルーの系統ゆえか…。スラッとしていて線が細く見えるところも含め、もう少ししっかり身体ができるまでは、気を遣いながら進めていく必要がありそうです。
そのあたりについては本田さんも触れておられますので、当面は基礎体力、体質の強化と成長促進をベースにし、長い目で見たトレーニングの継続をして頂けるでしょう。アクシデントさえなければ、この馬はきっとやってくれると思います!
【吉澤ステーブル在厩のブルータス:公式HP(2024/2/19更新)より】
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は、おもにBTCの屋内直線ウッドチップ馬場と坂路を併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンター1~2本を乗り込まれています。2月中旬の馬体重は448kgです。
◇本田広報担当のコメント 「まだコンスタントにとはいきませんが、終いを13秒台まで伸ばしてみる日もありました。動きは良く、後半までスピードが持続していましたし、『ここにきて柔らかさが出てきました』と乗り役。いいところがありそうですね。強めを乗った後に飼葉を少し残す点が現状での課題。馬体にボリュームがほしい印象です」
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年末時点で15秒程度、今は13秒台を織り交ぜながらのトレーニングが続いています。
その中でも「動きは良く後半までスピードが持続していた」「ここにきて柔らかさが出てきた」と、とても前向きな評価がもらえているのは嬉しいですし、これはエンパイアブルーとキンカメ系種牡馬の組合せがばっちりハマってくれたかな?と都合良く解釈しておきます。(パンサラッサとの黄金配合実現を改めて期待!)
現状における課題としては、「強めを乗った後に飼葉を少し残す点」とのことで、確かにもうひと回りボリューム感が出て、牡馬らしい身体つきになってくれたら心強い…と思う反面、エンパイアブルーのイメージはこういう身体つきなんだよな…とも感じています。加えてこの系統の脚元のことを考えると、むしろ、あまり大きく増えない方が安心かもしれません。
ちなみに本馬は昨日時点で残228口だそうです。いずれ満口にはなるでしょうが、ひとつ歳下のOnonimo’23(残260口)とどちらが早く売切れるのか、両馬ともに今回の近況が前向きだっただけに、密かに注目したいと思います(^^ゞ
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は、おもにBTCの屋内直線ウッドチップ馬場と坂路を併用し、ハロン18~20秒ペースのキャンター1~2本を乗り込まれています。1月中旬の馬体重は442kgです。
◇本田広報担当のコメント 「年末にはハロン15秒まで伸ばすなど、適度に上げ下げしながら乗っています。ハミをしっかりと取って前向きに駆けてくれますし、坂路のラストまで力強い動きで駆け上がってくれました。馬体のシルエットにまだ幼さを残す段階ではありますが、スピードには問題なく対応してくれていますよ。この調子でさらに体重が増えてくれればと思います」
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基本メニューは「ハロン18~20秒ペースのキャンター1~2本」となっていますが、年末時点で15秒程度を織り交ぜているなど、調教ペースについてはとても順調に上がってきていると思います。今のところ気性面、体力面、そしてスピード対応にも問題がないようですし、この調子であれば、今後がとても楽しみと言って良いのではないでしょうか。
本田さんは「この調子でさらに体重が増えてくれれば」と仰っていますが、昨年9月の404kgから着実に成長を重ねていますし、まだ少しトモが高い体型からも、サイズ的にはあまり心配ないと思います。と言いますか、むしろ、急に大きくなって今の格好良いシルエットが崩れないように、ゆっくり成長してくれた方がありがたいぐらいです。
血統構成上、本馬の母エンパイアブルーにはいずれパンサラッサが配合されると(勝手に)信じていますが、その前にキンカメ系リオンディーズとの配合で成功例を作っておきたいところ。。そのためにも見た目の格好良さ、目先の動きの良さに惑わされずに、まずは安全を第一に、時間をかけて鍛える方針で進めて頂ければと思いますm(_ _)m
【吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2024/1/12更新)より】
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は、現在は、おもにBTCの屋内直線ウッドチップ馬場でハロン19~22秒ペースのキャンター1~2本を乗り込まれています。12月上旬の馬体重は435kgです。
◇本田広報担当のコメント 「坂路やフラットでハロン17秒ペースを二度ほど乗りましたが、基本的にはフラットコースを中心にじっくりと。先頭に立っても一定のペースで走れるようになるなど指示への反応が良化し、以前よりも集中力が出て、ラストまで真っ直ぐ安定して駆けてくれるようになってきました。着実に体力が付いてきているのではないでしょうか」
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イイですね。黒くて格好の良い馬体は相変わらず目を惹きますし、「以前よりも集中力が出てラストまで真っ直ぐ安定して駆けてくれる」という点については、坂路の動画でしっかり確認することができます。
馬体重が先月からわずかに増えているように、4月生まれの晩成血統である本馬なりに成長してくれているようですし、今のところは極めて順調な手応えを感じます。この調子で体力アップと走りの基礎を習得し、春先からの本格的ペースアップにつなげていけば、本馬がエンパイアブルーの評価を爆上げする存在になるかもしれません(^^ゞ
そのためにも、この系統にありがちな脚元のアクシデントだけは無いように…。いや、不可抗力的な話は別にして、多少時間が掛かろうとも、とにかく慎重に進めて頂ければありがたいですし、順調でさえあればきっとやってくれると思っています!
【吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/12/11更新)より】
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は、BTCのあらゆるコースに入り、ハロン19~20秒ペースのキャンターを上限として乗られています。11月中旬の馬体重は430kgです。
◇本田広報担当のコメント 「当初は急に力んで見せたり、ヨレたりしていましたが、経験を重ねるにつれて左右の方向指示などに対してもスムーズさが増し、動きに軽快さが出てきましたね。飼葉をしっかりと食べられることが体重アップにもつながっており、すでにハロン20秒程度であれば、最後まで余裕の走りになっています。この調子で体力面や動きの基礎を構築していきましょう」
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馬体は相変わらず長距離ミサイルのようにシュッとしていますが、先月からの一ヶ月で417kgから430kgへと増えているのは良いですし、漆黒の毛色も相まって、益々格好の良い馬になっていきそうです。
トレーニングについても、今のところは教えられたことをしっかり身につけつつあるようですし、基本的な能力・素質も水準以上に思えます。本田さんのコメントには『将来が楽しみ』との期待が感じられますので、この調子でしっかりトレーニングに取り組んで、まずは「体力面や動きの基礎を構築」して欲しいと思います。
そう言えばこの馬、まだ『満口直前』で売切れていないんですよね。放っておいてもそのうち満口にはなるでしょうが、個人的にはなぜ残っているのかが不思議な一頭です(^^ゞ
【吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/11/2更新)より】
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は、先月末よりBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。10/11の馬体重は417kgです。
◇本田広報担当のコメント 「現在は週3回ほどBTCに出向き、ダートトラックや直線コースなどで軽めのキャンターを消化。他にも色々なコースに慣らしながら経験を積ませています。多頭数の集団に入っても取り乱すことなく、しっかりと周囲のペースに合わせて行動できており、悪さをするようなところもありません」
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エンパイアブルー’22は8月初旬には吉澤ステーブルに入っていましたし、ツアーの時にはすでにBTCでの調整が始まっているとの話を聞いていました。今回の報告によれば、どうやらその後も順調に調教が進んでいるようですし、「多頭数の集団に入っても、しっかりと周囲のペースに合わせて行動できる」など、早くも優等生候補誕生の予感が(^^ゞ
そう言えば、クラブHPの掲載写真を見ると、青鹿毛というほど真っ黒ではなく黒鹿毛に近いんじゃないか?と思えるのですが、実際に馬を見るとまさに真っ黒、これぞ青鹿毛という見た目をしています。(https://blog.goo.ne.jp/mazumatic/e/4feac1274c6eacfc9a8baeb5a2aed03cに掲載した画像のように見えます) 光の加減などで毛色が微妙に違って見えるのはよくある話ですが、本馬に関しては青鹿毛で間違いないと思います。
話が逸れましたが、どうやら気性に問題がないようなので、本馬についてはとにかく脚元などにアクシデントがないように、健康に成長してもらうことが一番です。それさえできれば面白い活躍をしてくれるはず…というのが私の勝手な思い込みですので、状態が良いからと言って調子に乗らず、じっくり時間をかけて進めて頂ければと思いますm(_ _)m
【吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/10/6更新)より】
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は初期馴致を滞りなく終え、現在はロンギ場から角馬場入りしての騎乗馴致が行われています。9/14の馬体重は404kgです。
◇本田広報担当のコメント 「腹帯を締める際や洗い場で少しごねるようなところがありましたが、それも最初の時だけ。新しい物事にも気持ちが一杯一杯になる様子はなく、着実に吸収してくれていますよ。人が跨ることをすんなりと受け入れてくれましたし、体つきやバランスも良好ですからね。この調子で騎乗馴致を進めていきたいと思います」
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初期馴致、騎乗馴致をほぼ順調にこなす中、この一ヶ月で13kg増えてようやく馬体重が400kgを超えました。
ちなみに半兄のマジックブルーは1歳10/12の測定で414kgでしたから、どうやらほぼ同時期に400kgを超えたのでは?と思われます。マジックブルーは今は460kgを超えていますので、同じような成長曲線を描くと仮定すれば、エンパイアブルーの仔として程良いサイズになるのではないでしょうか。(大きくなると脚元が心配な系統なので(^^;))
そして、マジックブルーがシュウジデイファームで優等生評価を受ける中、果たして半弟は吉澤ステーブルでどういう評価を受けることになるのか。。
もちろん、父が違うので単純比較はできませんが、どちらもエンパイアブルーの仔らしい綺麗なシルエットをしていますし、気持ちに余裕があって頭が良いところも似ているようなので、今後も個人的な楽しみとして比較をしていこうと思っています。いや、吉澤ステーブルの皆さんはマジックブルーを知りませんので、比較は自分でやるしかないですからね(^^ゞ
【吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/8/28更新)より】
エンパイアブルー’22は初期馴致の開始に備え、4日に浦河の吉澤ステーブルに移動しています。
吉澤ステーブル在厩のエンパイアブルー’22は、現在は、ウォーキングマシン運動と日に4~5時間のパドック放牧により管理されています。8月上旬の馬体重は391kgです。
◇本田広報担当のコメント 「肉付きが良く、ハリ感があって好馬体の持ち主ですよね。厩舎、パドック、ウォーキングマシン、洗い場など、次々に新しい環境がやってきますので少々戸惑うような様子も見せていましたが、悪さをするような馬ではなさそうですし、ほどなく馴染んでくれるかと思います。朝6時から昼前までは屋外でパドック放牧。来週もしくは再来週ぐらいからブレーキング(馴致)を開始する予定になっています」
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ディメンシオン'22、ステラリード’22とともに様似木村牧場にいたエンパイアブルー’22ですが、一足お先に(初期馴致の開始に備えて)吉澤ステーブルに移動、早くも新生活をスタートさせました。
初期馴致の時期については厩舎ごとの方針に違いがあり、一概にいつが良いかは難しいですが、早い時期に様々な経験をすること、違った人の目で見てもらうことは、私は結構大事なんじゃないかと思っています。
その意味では、吉澤ステーブルで「肉付きが良く、ハリ感があって好馬体の持ち主」と前向きに評価されたのは嬉しいですし、「悪さをするような馬ではなさそう」と思ってもらえてホッと一安心です。もちろん、重要なのは馴致が始まってからですが、第一印象が良い馬の方が絶対に得だと思うんですよね。(これは人間でもそうですから(^^;))
とにかく、これから競走馬をめざすためのトレーニングが始まります。シュウジデイファームで『優等生』との評価を受けている半兄マジックブルーとは育成場が違ってしまいましたが、兄同様の高評価がもらえるように頑張って欲しいです(^^)
【様似木村牧場在厩時のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/7/28更新)より】
◇木村担当のコメント 「特に欠点らしい欠点は見当たらないですし、放牧地で見せるフットワークなども変に緩すぎず、硬すぎず、あらゆる面において水準をクリアしている一頭のように思います。夜間は馬自身が少なからず気を遣っていることもあり、どの馬も精神的に疲れやすいぶん、日中はおとなしくしていることが多い印象。ただ、それを差し引いても気性面で手が掛かる感じはありません」
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まずですね、動画の歩きを見ても写真の立姿を見ても、どんどん私好みに成長しているようで嬉しいです。
馬体重はまだ387kgながら、生れが4/17ですから本格的に大きくなるのはこれからでしょうし、そんな中でも5月末測定時の360kgからは確実に増えています。もともと晩成傾向の強い系統で、本当に良さが出てくるのはまだ先の話と思っていますが、現時点でも「あらゆる面において水準をクリアしている一頭」というのは心強いです。
リオンディーズ産駒なので、多少、気性面がどうなのか?は気になるものの、今のところ「気性面で手が掛かる感じはない」ようですし、それであれば、このままの姿かたち、イメージを保ちつつ成長していって欲しいと願うのみです。
【様似木村牧場在厩のエンパイアブルー’22:公式HP(2023/7/7更新)より】