ゴッドフロアー’22
父を彷彿させる筋骨の逞しさ、あらゆる絶景を望む旅路が始まる。
◇牡当歳 栗毛 2022.02.15生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:モズアスコット 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ)
◇栗東・矢作芳人厩舎予定
◇販売総額 5,100万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC型
◇Point!:芝・ダート両G1を制した父の遺伝子を忠実に受け継ぐ、大迫力の好馬体。要所それぞれにバランス良く備わった筋肉量は見るからに傑出しており、放牧地では自信に満ちた様子でダイナミックかつ大きなアクションで元気に駆け回っている。一頭でも群れでも対応できる精神面、優れた血統の“いいとこ取り”とも言える米国産馬のようなパワフル感、骨格の大きさ、脚や繋ぎの適度な長さからも、父同様、あらゆるカテゴリーの大舞台が視野に入ってくるものと思われる。父の種牡馬としての名声を高めるパフォーマンスに大いに期待したい。
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募集開始はあくまで11/7ですから、現時点であまり思い込み過ぎるのは良くないのですが、どうしてもゴッドフロアー’22の矢作厩舎入りが気になってしまい、この馬については感想を先行してまとめておくことにしました。
まずは血統面についてですが、母ゴッドフロアーはウェルシュステラの仔ですから、ステラリードやレトロクラシックとは姉妹の関係になります。自身はジワジワと3勝クラスまで上がり、重賞にも出走した能力のある馬でしたから、繁殖としてすでに重賞勝ち馬(キングエルメス)を輩出しているステラリードに比肩する活躍を期待したいところです。
ただし、初仔のエピファネイア産駒(ゴッドシエル)は気性難が災いして結果を出せず、現在も募集中の20年産馬(ヴァリアントゴッド:父ダンカーク)は怪我により『TEL受付のみ』となっています。二度にわたって配合された19年、21年のモーリス産駒がいずれも生後直死となってしまった不運はあるにせよ、今のところ期待に応えられていないのは確かでしょう。
という事なのですが、ゴッドフロアーの現役時代は障害戦を含めて実に32戦を消化、6歳8月までフルに走っていたわけで、そういう重労働経験型の牝馬が繁殖入り直後に良駒を出せないのはよくある話。。31戦2勝だったステラリードの産駒初勝利が4世代目のパラスアテナだったことを考えれば、これから登場してくるゴッドフロアー産駒が『今までとはガラッと変わって…』となる可能性だって否定できないと思います。
血統構成要素としては、Galileo系Frankel産駒のモズアスコットを父に向かえたことで、Sadler's Wells、サンデーサイレンスのクロス持ちだったゴッドシエルから、さらに成長力と底力を強調したイメージに。種牡馬によって様々な産駒を出すウェルシュステラ系の特徴が出ているとしたら、ゴッドシエルともヴァリアントゴッドとも違うタイプに育つような気がします。
ちなみにSadler's Wellsというと『日本で走らせるには重すぎる』との印象を持つ方が多いですが、ことFankelの産駒となると話が別だったりするわけで、実際、Fankel×Storm Cat系へネシーである本馬の父モズアスコットが安田記念、フェブラリーSを勝っていることからも、極端なスピード不足は心配しなくて良いのかもしれません(希望的観測!)。(詳しい血統解説、マニアックな部分については、例によって竹内さんの血統診断ご参照をm(_ _)m)
ゴッドフロアー’22(5代血統表)
次に馬体の印象についてですが、これはもうパッと見で誰もが感じると思いますが、お尻からトモにかけての筋肉量が目立つこと目立つこと。。横からの写真に加えて後ろからの写真を眺めると、半腱半膜様筋と大腿二頭様筋がくっきり分かれるほどですし、腓腹筋外側筋、長趾伸筋(いわゆる『ヨロ』の部分)がこんもり盛り上がるほど発達しています。
写真については撮影時の天候条件などによって印象が変わると分かってはいても、そうですねぇ、当歳でこれだけの後半身をしている馬って、お馴染み木村秀則牧場の中でも結構珍しいのではないでしょうか。(「木村さん、実際に近くで見ていてどうですかね?」と聞けないのがもどかしい…けど仕方がない(^^;))
とにかく、募集のPoint!にある『大迫力の好馬体、筋肉量は見るからに傑出している』との表現は、この写真を見る限りではあながち大げさとも言えないなぁと…。半兄ゴッドシエルは気性難からくる馬体減りが問題で、結局、思ったとおりに鍛えることができませんでしたが、一年後以降、シュウジデイファームや矢作厩舎の皆さんにうまく鍛えてもらえれば、アッと驚くような好馬体に変わっていくような気がします。
ところでこの馬体、母ゴッドフロアーのイメージとはだいぶ違うよな?と思い、モズアスコットとゴッドフロアーの写真を引っ張り出して見比べてみました。すると思った通り、この筋肉のつき方、後躯の発達は明らかにモズアスコット譲りなんですよね。。(種馬の特徴を色濃く出すパターンは、ウェルシュステラ系にとって良い傾向じゃないかと)
いや、血統だ馬体だとややこしい話を抜きにしても、そもそも栗毛四白大流星の派手なルックスはゴッドフロアーではなくモズアスコットから受け継いだものでしょうし、これはある意味、『父の遺伝子を忠実に受け継いだ』とのセールスコメントに、簡単にダマされ乗せられないよう注意すべき案件なのかもしれません(^^;)
モズアスコット Photo by デイリーOnline(2019マイルCS当時)
ゴッドフロアー(2015/5/8:広尾TC公式HP掲載写真)
いやぁ、どうなんでしょうねぇ…。最初に公開情報を見た時は、『何でいきなり矢作厩舎なの?』と感じてしまったのですが、こうしてじっくり馬体を眺めていると、矢作先生が『この馬をやるぞ!』と判断された気持ちも分かると言いますか…。もちろん、モズアスコット産駒を成功させたいとの気持ちもおありでしょうし、そういうことも全部ひっくるめての5,100万円(53%ポイント還元付き)なのだと言われると、なんだか『そんなものかもな…』という気になりそうで怖いです(^^ゞ
あ、『感想を先行してまとめておく』だけのつもりが、気がついたら長々と書いてしまいましたm(_ _)m
総額5,100万円となると、おそらくは新規の方、大量ポイント保有会員さんがどう行動するかにより、売れ行きがガラッと変わるゾーンですからね。まだ申込み解禁までには2週間ほどありますし、慌てて何かを決めなきゃいけない状況でもないですから、本馬については(本馬以外についても)引き続きじっくり“冷静に”検討したいと思います。
11/7に募集開始となる、『広尾TC・2023/2024年2歳追加募集馬』について、その全容が公開されました!
2023年・2024年2歳馬募集『Hiroo no REIWA Additional Lineup』全容公開:広尾サラブレッド倶楽部
◆募集馬プロフィール◆
〇2023年2歳募集馬
☆半兄は中央2勝馬、ウィンダミア
クエストフォーワンダー'21 牝1歳 鹿毛 2021.04.26生 新冠産(パカパカファーム)
父:サトノアラジン 母:クエストフォーワンダー (母の父:マクフィ) CC型
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
美浦・中舘英二厩舎
☆2022年セレクションセール、牝馬2番目の高額取引馬
ピエノフィオレ'21 牝1歳 黒鹿毛 2021.03.09生 浦河産(宮内牧場)
父:エピファネイア 母:ピエノフィオレ (母の父:キングカメハメハ) TT型
販売総額 7,800万円 / 総口数 3000口
美浦・蛯名正義厩舎
☆母はフランス7勝、リステッド競走3着
フォーエヴァーユアーズ'21 牡1歳 鹿毛 2021.03.02生 新冠産(パカパカファーム)
父:リアルスティール 母:フォーエヴァーユアーズ (母の父:Motivator) CT型
販売総額 2,600万円 / 総口数 2000口
美浦・奥村武厩舎
☆半兄は京成杯(G3)2着馬、ガンサリュート
ベネディーレ'21 牝1歳 青鹿毛 2021.01.30生 新ひだか産(木村秀則牧場)
父:リオンディーズ 母:ベネディーレ (母の父:クロフネ) TT型
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
栗東・田中克典厩舎
〇2024年2歳募集馬
☆半兄に中央2勝馬、ニルカンタテソーロ
ヴェイパー'22 牝当歳 青鹿毛 2022.03.10生 浦河産(桑田牧場)
父:ブリックスアンドモルタル 母:ヴェイパー (母の父:Galileo) TT型
販売総額 3,000万円 / 総口数 2000口
美浦・栗田徹厩舎
☆母は当倶楽部所属馬 近親にキングエルメス、パラスアテナ
ゴッドフロアー'22 牡当歳 栗毛 2022.02.15生 新ひだか産(木村秀則牧場)
父:モズアスコット 母:ゴッドフロアー (母の父:ハーツクライ) CC型
販売総額 5,100万円 / 総口数 3000口
栗東・矢作芳人厩舎
☆伯母に名牝スイープトウショウ
スマートオランプ'22 牡当歳 鹿毛 2022.04.25生 浦河産(桑田牧場)
父:ミッキーアイル 母:スマートオランプ (母の父:キングズベスト) TT型
販売総額 3,500万円 / 総口数 2000口
栗東・武英智厩舎
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個々の募集馬についてはさて置きまして、ある一点において『クラブも悩ましいことをしてくれるなぁ…』といった感想を持ちました。。いや、何が悩ましいかと言いますと、場合によっては前向きに考えたいと思っていたゴッドフロアー’22が、まさかの矢作厩舎入りで価格が5,100万円と、想定を大きく上回る金額になってしまったという(°◇°;)
もともと母ゴッドフロアー出資者だった私としては、ゴッドフロアーの繁殖としての能力に期待をしつつ、新種牡馬モズアスコットとの産駒で価格が落ち着くようであれば…と考えていたのですが、そんなに甘い話は転がっていませんでした。まあ、モズアスコット繋がりとは言え、ゴッドフロアーの仔が矢作先生の目に留まったのは嬉しいことですし、早特からマイレージ、母馬優先までをフルに活用すれば出資金の53%ポイント還元があるのですが…。うーむ、こいつはどうしたものでしょうかねぇ(^^ゞ
21年産馬では、セレクションセールで(3,960万円)購入したピエノフィオレ’21が7,800万円での募集になりました。価格についての感想はそれぞれ(安い!と思う人は、さすがにいないかな(^^;))でしょうが、セール時に告知されていた熊(ゆう)癖、手術歴についての情報やクラブとしての見解がなかったのは少し残念かも。。人気の蛯名先生案件ですから注目されるでしょうし、今後公開されるであろう近況情報などでフォロー頂けるとありがたいです。
ちなみに、私はデプロマトウショウ’21に出資をしたばかりですから、どうしても21年産馬を増やさないと寂しい…という状況ではありません。実は、馬体写真を見て新たに気になりだした馬もいるのですが、そもそも測尺データなどはこれから(来週の近況?)ですし、まずはできるだけ落ち着いて、冷静に検討したいと思いますm(_ _)m
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は10/14時点)
パーフェクトラヴ' 21、ゼロカラノキセキ' 21の残口数が「満口直前」となりました (10/14 09:00現在):広尾サラブレッド倶楽部
キャッツアイ' 22 は「満口」となりました (10/12 13:30現在):広尾サラブレッド倶楽部
昨日お伝えした通り、私はデプロマトウショウ’21への出資を申込みましたので、2023年2歳世代の出資馬は、ステラエージェント’21、エンパイアブルー’21、ステラリード’21、そしてデプロマトウショウ’21の4頭になりました。
世代あたりの出資頭数を5頭(仕方がない時は6頭(^^ゞ)までとすると、現時点でまだ残っているゼロカラノキセキ’21、ミスペンバリー’21、セイリングホーム’21、パーフェクトラヴ’21、ラズベリータイム’21の5頭に、今回追加募集馬の4頭を加えた9頭の中から1~2頭を選ぶことになります。(1頭か2頭かでだいぶ話が変わってきそうです…)
既募集馬5頭の中では、ここに来てゼロカラノキセキ’21、パーフェクトラヴ’21が『満口直前』まで進んだ一方で、注目のミスペンバリー’21が『残口僅か」に留まっているのは気になります。
ミスペンバリー’21については、先週の近況報告でも『馬体重366kg、体高149cm、胸囲162cm、管囲18.0cm(10/11測定)』とあったように、やはり馬格のなさ、サイズ感がネックになっていると思いますが、ミスペン仔には(全兄アシタカもそうだったように)2歳になってからグングン大きくなる傾向があり、私としてもそこに期待をしたいところです。(管囲が18cmと細いので、どこまで大きくなるかは何ともですが…)
いずれにしても、次の出資は早くても追加募集馬への申込みが解禁される11/7以降、そこに向けた検討は今週金曜の全容公開後になりますので、それまではできるだけフラットな気持ちで過ごしたいと思います(^^ゞ
ちなみに下の写真は、BS日テレで放送中の『ゴルフサバイバル』(女子ゴルファーが100万円をかけて行う9Hのサバイバルマッチ)でも使われている『浅見ゴルフ倶楽部』さんで食べた洋朝食セットです。
何故ゴルフ場で朝食を食べる羽目になったかはさて置きまして、久しぶりにベーコンエッグに醤油をたらして食べたら美味しかったのと、サラダがしゃっきり新鮮だったのが印象に残っています。
まあ、たとえどこにいようとも、朝ご飯をきちんと食べるのはとても大切なことですよね(^^)
浅見ゴルフ倶楽部
茨城県水戸市杉崎町1916
029-259-3811
従来の表に、募集スケジュールが発表になった今年の追加募集馬を載せました。
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は10/8時点)
キャッツアイ' 22の残口数が「残25口」となりました (10/08 10:00現在):広尾サラブレッド倶楽部
現時点で出資可能な21年産馬は6頭なので、今回追加の4頭を加えると10頭、22年産馬は土曜10時時点で残25口となったキャッツアイ’22に3頭が加わって合計4頭になりました。
21年産馬についてはこの顔触れで打ち止めでしょうから、現在牡馬3頭に出資済みの私としては、この中から牝馬を最低1頭選ぶつもりにしています。その上で、もう1頭か2頭は出資をしてもイイよなと…。世代あたりの出資頭数は5頭ぐらいにまとめたいですが、まあ、6頭までは誤差の範囲と言えなくもないですからね(^^ゞ
つまり、もともと前向きに検討中のデプロマトウショウ’21と、クエストフォーワンダー’21、ピオノフィオレ’21、ベネディーレ’21を比較検討するのを第一段階として、どうしても出資したい馬がさらに何頭出てくるかという。。
ちなみにクエストフォーワンダー’21はセントアイヴスの全妹ですし、ベネディーレ’21はアリシアンの半妹。本来サプライズになるべきピエノフィオレ’21についてはセレクションセール時の情報(税抜3600万円落札、熊癖、OCD手術歴あり)が出ていますので、多少の事前知識がある中での全容公開がどうなるか?といった興味もあります。
特にピエノフィオレ’21は厩舎がどこなのか、お値段は?といった点に加えて、OCD手術や熊癖の状況をどの程度詳しく説明してくれるのか、血統構成は大いに注目に値する馬だけに注目したいと思っています。
あとは、ミスペンバリー’21がどのぐらい大きくなったかなど、正直、既募集馬のさらなるフォロー情報も欲しいですね。。比較検討と言っても大したことをするわけではないのですが、やはり、(馬体重ではなく)サイズの情報はあった方が良い… いや、現地で実馬を見ることができない今、そのぐらい出してくれても良いんじゃないかと思います(^^;)
22年産馬については、まだディメンシオン’22やミスペンバリー’22がラインアップに加わっていませんので、個人的にはこの段階でガツガツ飛びつく心構えにはなっていません。ただ、リナーシェ半妹のヴェイパー’22やゴッドフロアーのモズアスコット産駒は気になる存在ですから、もしも馬のデキがビビッとくるほど良かったら…
もしもそういうことになったら、言うことがガラッと変わるかもしれませんが、その時はあえて深く突っ込まず、クラブの作戦にまんまとハマっていく私を暖かく見守って頂きたいと思いますm(_ _)m
広尾TC、秋の追加募集馬のラインアップ、募集スケジュールが発表になりました!
2023年・2024年2歳馬追加募集スケジュールについて:広尾サラブレッド倶楽部
◆募集馬プロフィール◆
〇2023年2歳募集馬
☆半兄は中央2勝馬、ウィンダミア
クエストフォーワンダー'21 牝馬 父 サトノアラジン 母の父 マクフィ
☆2022年セレクションセール、牝馬2番目の高額取引馬
ピエノフィオレ'21 牝馬 父 エピファネイア 母の父 キングカメハメハ
☆母はフランス7勝、リステッド競走3着
フォーエヴァーユアーズ'21 牡馬 父 リアルスティール 母の父 Motivator
☆半兄は京成杯(G3)2着馬、ガンサリュート
ベネディーレ'21 牝馬 父 リオンディーズ 母の父 クロフネ
〇2024年2歳募集馬
☆半兄に中央2勝馬、ニルカンタテソーロ
ヴェイパー'22 牝馬 父 ブリックスアンドモルタル 母の父 Galileo
☆母は当倶楽部所属馬 近親にキングエルメス、パラスアテナ
ゴッドフロアー'22 牡馬 父 モズアスコット 母の父 ハーツクライ
☆伯母に名牝スイープトウショウ
スマートオランプ'22 牡馬 父 ミッキーアイル 母の父 キングズベスト
◆募集馬リーフレット・申込ガイドの発送
10月21日(金) 会員の皆様より順次発送
◆オフィシャルサイトにおける詳細(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表
10月21日(金)夕方 全容公開予定
◆申込受付 <先着順による受付>
11月7日(月)より<先着順>で受付開始
インターネット・・・・11月7日(月)午前11時~
電話・・・・・・・・・11月7日(月)午前11時~
今回のラインアップは7頭で、23年2歳馬(21年産馬)が3頭と24年2歳馬(22年産馬)が4頭という構成です。
個々の募集予定馬についてはこれから落ち着いて(?)考えていきますが、ひとまずディメンシオン’22の名前がなかったことで、不思議にホッと(勝手に拍子抜け?)している自分がいたりします(^^;)
まあ、全容公開が二週間後の10/21なので、それまではあまり余計なことを考えず… と思ったのですが、すでに、ディメンシオン’22は来年3月の周年記念募集に回るのかな?みたいなことを考え始めてしまっています。。
いずれにしても、今残っている既募集馬たちも含めて、作戦をじっくり考えることになりそうです(^^)
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は9/20時点)
キャッツアイ' 22の残口数が「残88口」となりました (9/20 09:00現在)|広尾サラブレッド倶楽部
このところ、キャッツアイ’22が少しずつ売れている、という状況が続いています。仮に今のペース(週に10~20口売れる)が続いた場合、一応、まだ一ヶ月以上の猶予がある計算になりますが、本当にそうなるかどうかは誰にも分りませんし、9月分の近況も良い感じでしたので、行く気があれば早めに考えた方が良いんでしょうねぇ(^^;)
そんな中、先週金曜に近況更新がなく、「情報が入り次第…」となっていたデプロマトウショウ’21の近況が22日に更新されました。それによると、『9月20日(火)に滋賀県大津市のチャンピオンヒルズに移動しています』とのことで、なんと、この時季に北海道から栗東近郊のチャンピオンヒルズに移動するという、今まであまり聞いたことがないパターンに。。なるほど、そんな状況だったが故に、移動後のコメントがとれる22日の近況更新になったんですね。
ところで、デプロマトウショウ’21の他にもう一頭、サンドクイーン’21も同じタイミングでチャンピオンズファームからチャンピオンヒルズに移動となっています。ただ、サンドクイーン’21は栗東・松永幹厩舎なので、まあ、作戦としては分からなくもないところ。。対してデプロマトウショウ’21は美浦・栗田徹厩舎ですから、まさかの『美浦近郊素通り作戦』という点でも斬新です。
しかし、松永幹厩舎と栗田厩舎という東西の厩舎で同じプロセスが採用されたということは、パカパカファーム厚賀→チャンピオンズファーム→チャンピオンヒルズの流れはオーナー、クラブサイド主導のトライアルなんでしょうね。特に松永先生の場合はクローバーファームを使うことがほとんどでしたから、結果についても長い目で注目したいと思います。
ちなみにデプロマトウショウ’21について、チャンピオンズファームの藤井場長、チャンピオンヒルズの畠山厩舎長はそれぞれ次の通りコメントしています。
「騎乗馴致を順調に進めることができ、移動の直前は一週間のうち、坂路でのハロン18~20秒ペースのキャンター、トラックでの軽いキャンター3000~4000mを2日ずつ、残りの3日間はウォーキングマシンでの調整。ときおりテンションが高まったり、落ち着きを欠いたりすることはありましたが、持ち前の前向きな気性は今後に活きてくるのではと思っています」(藤井場長)
「北海道を出発した時の馬体重が475kgで、現在の馬体重は474kg。輸送で疲れているかと思いますので体調をよく確認しながら、まずはこちらの施設環境に慣らしていきたいと思います。まだこの時期ですから腰高ですが、馬体に適度な幅があり、トモの大きな筋肉は好印象です」(畠山厩舎長)
どうでしょう、まだ初期馴致を始めていない馬たちがいる一方で、すでに18秒ペースのキャンターを乗っていること、長距離輸送前後でほとんど馬体重に変化がないこと(サンドクイーン’21は約30kg減とのこと)、お二方が気性や馬体について好印象を語られている点など、あえて検討・様子見中の私の背中を押そうとしているのかも…という気がしないでもありません(^^ゞ
3歳未勝利馬が抜けていき、さらに今週20日には半兄ヴィジャーヤが引退宣言となってしまいましたので、比較的始動が早そうな馬に出資をするのは悪くない作戦ですし、引き続き前向き&冷静に検討したいと思います。
【チャンピオンズファーム在厩のデプロマトウショウ’21:公式HP(2022/9/2更新)より】
昨日の中京3R(未勝利/芝1200m)でグランツベリーが3着に好走しました。
デビュー戦は5番人気で10着と期待を裏切っていましたが、速い時計に対応する今回のようなレースができたことで、出資されている会員の皆さんも勝ち上がりの手応えを感じ取られたのではないでしょうか。(中山のレインボーSに出走したパラスアテナはちょっと心配な負け方で。。何とか復活して欲しいのですが…)
ちなみにグランツベリーは、ラズベリータイム×エイシンフラッシュの牝馬で1400万円募集でした。そして今現在は、父ダンカークの半妹ラズベリータイム’21が1000万円で募集されています。ラズベリータイム’21はまだ『募集中』表示のまま(=700口以上が残っている)ですし、妹のプロモーションという意味でも、昨日の競馬は多少の後押しになったかもしれません。
そんなこんなでラズベリータイム’21の写真を見直したところ、8月から9月にかけて馬体が随分しっかりした印象ですし、将来はグランツベリーより大きな馬になりそうです。父ダンカークなのでダートが主戦場とは思いますが、ディアレストに移動後の近況では「第一印象は軽さがありそうな馬。丸馬場でのロンジングでも身のこなしが軽いと感じています」とのコメントがありましたので、今後の成長とトレーニングの動向にも注目したいと思います。
ただ、私の場合はこの馬にまで出資対象を広げられるかと言われると、正直、かなり微妙ですかねぇ。。個人的な事情による出資頭数制限もありますし、カナロアガールでお世話になった田村先生との相性も良いとは言えませんでしたから…。いや、私が出資するしないに関わらず、こういう募集馬がダークホース的活躍をするのもこの遊びの面白さですから、ラズベリータイム’21には是非とも順調に成長してもらい、『あの時出資していれば…』と思わせるぐらいの活躍をして欲しいと思いますm(_ _)m
【ディアレストクラブイースト在厩のラズベリータイム’21:公式HP(2022/9/2更新)より】
【様似木村牧場在厩のラズベリータイム’21:公式HP(2022/8/5更新)より】
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は9/16時点)
キャッツアイ' 22の残口数が「残104口」、デプロマトウショウ' 21の残口数が「満口直前」となりました (9/16 09:00現在):広尾サラブレッド倶楽部
キャッツアイ’22は先々週の残131口から先週は残121口、さらに今週末には残104口となりました。これまでの経験上、残口数が二桁になると売れ行きが加速することも考えられますので、検討中の方はいよいよ最後の決断をする時期かもしれません。
そして今週はもう一頭、デプロマトウショウ’21が『残口僅か』表示から『満口直前』表示に変わりました。デプロマトウショウ’21は2000口募集馬なので、具体的には残口数が500を切ったわけですが、逆に言えば、まだ500口近くが残っていることになりますので、今すぐに売り切れを心配する必要はないと思われます。
ただ、(私を含めて)出資を前向きに検討している場合は、今まで以上に残口数をこまめにチェックしておいた方が良いでしょう。(たまに現れる大口ドカン系の会員さんが本気を出す可能性も否定できませんので)
ちなみにデプロマトウショウ’21については、週末の近況更新がまだ行われていません。クラブからは「情報が入り次第更新いたします。もうしばらくお待ちください」とのアナウンスがありましたので、心配するような状況ではないはずですが、不思議なことに、近況更新が遅れがちな馬は最後までその傾向が続いたりもしますので、そこがちょっとだけ気になっています(^^;)
馬のデキについては、これは以前から書いている通り、かなり良んじゃないかと思います。
5月末の計測で馬体重437kg、体高157cm、胸囲171cm、管囲20.2cmと(この世代の中では)すでに立派な馬格がありますし、それでいて重さを感じないのは、小顔で後躯がスラッと伸びた格好の良い体型故だと思います。現時点では半兄ヴィジャーヤより随分と落ち着いた性格のようですし、馬の個性に合わせてトレーニングを進めてくれる栗田先生であれば、早めに勝負をかけるのかじっくり行くのかの選択も、臨機応変に対応して頂けそうですからね。
こうなると、早く9月分の近況更新を見たいなぁ…です。いろいろな事情があるのでしょうが、月一の更新を結構楽しみにしていますので、引き続きよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m
【チャンピオンズファーム在厩のデプロマトウショウ’21:公式HP(2022/9/2更新)より】
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は9/9時点)
キャッツアイ' 22の残口数が「残121口」となりました (9/9 09:00現在):広尾サラブレッド倶楽部
先週金曜時点で残131口だったキャッツアイ’22が一週間後に残121口ですから、本当にジワジワと売れている感じです。
改めて写真を見ると、募集当初から随分成長していて順調なことが窺えますし、Storm Cat系スイートマカロン×ディープインパクト系スピルバーグのキャッツアイにタワーオブロンドンを配すという、血統的にも面白い綺麗な牝馬ですから、将来の母馬優先狙いでちょこっとイッちゃっても悪くないのかも… などとつい考えてしまいます。
でも、22年産馬にはディメンシオン’22やミスペンバリー’22が控えており、この馬に手を出してしまうと収集がつかなくなるほど出資頭数が増えそうなので、基本的には出資意欲をグッとこらえて見守ります(^^ゞ
【木村秀則牧場在厩のキャッツアイ’22:公式HP(2022/9/2更新)より】
写真を見て「成長したな」と感じる馬としては、ミスペンバリー’21もあげられると思います。
下に募集開始時と前回(8/5)、今回(9/9)の写真を載せましたが、単純に一ヶ月前の前回と今回を比べても、明らかに馬が大きくなって雰囲気が変わったように感じます。
ちなみに前回写真撮影後の近況では、高柳瑞先生の『まだ小柄に映るのでさらに成長を促し、9月下旬頃の育成場移動を』とのコメントが紹介されていましたし、昼夜放牧から(成長を促すため)日中放牧に切り替えた話も出ていましたので、(写真だけの比較では難しい面もありますが)そのあたりの成果が出始めているとも考えられます。
ただ、実際にサイズがどうなったのかについては、改めて測尺データが示されたわけではなく、そこが気になる方は、育成場に移動をしたあとの馬体重測定まで待たないといけないかもしれません。募集時の馬体重311kg、体高148cm、胸囲158cm、管囲18.0cm(5月中旬測定)は(2月生まれとしては)確かに小さいですし、トリフィス、メリタテスと20年産に小さい馬2頭を抱えている私としても、できれば成長度合いを数字で確認したいところです(^^ゞ
いや、さすがにここから大型馬になることはないでしょうが、アシタカのことを思えばそれが悪いとも言えませんし、将来、デビュー時438kgだったエタンダールより少し小さ目ぐらいに育ってくれれば全然イケちゃうと思うんですよね。。
更新日:2022/9/9
更新日:2022/8/5
更新日:2022/5/27
【様似木村牧場在厩のミスペンバリー’21】
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は9/2時点)
キャッツアイ' 22の残口数が「残131口」となりました (9/2 09:00現在):広尾サラブレッド倶楽部
一週間前の8/26時点で残95口だったサンドクイーン’21が週明けには満口になり、残149口だったキャッツアイ’22は残131口になりました。当歳募集馬のキャッツアイ’22はジワッと売れている感じですが、サンドクイーン’21は一気に売れてしまった感があり、やはり、残口が二ケタになると様子見していた皆さんが一斉に動き出す傾向は変わらないようです。
これで、21年秋の追加募集馬6頭(GemGem’20、ルックオブラヴ’20、ステラエージェント’21、デプロマトウショウ’21、サンライズシェル’21、サンドクイーン’21)のうち、残口アリはデプロマトウショウ’21のみに。。私が前向きに検討中の馬が最後まで残ってしまったのは、(様子見できるのはありがたいながら)なんだか少し微妙です(^^;)
デプロマトウショウ’21は馬格もあって性格も良さそうなキズナの牝馬、結構、良い馬だと思うんですけどねぇ…。半兄ヴィジャーヤがアテにならない競馬をするので、それが影響している面があるんでしょうかねぇ…。
ちなみに今現在出資も可能な馬たちの中で、一番先に売れそうなのは、やはりミスペンバリー’21でしょうか。
ミスペンバリー’21は、5月中旬に馬体重311kg、体高148cm、胸囲158cm、管囲18.0cmと小さめサイズだったことが、兄たちほど勢いよく売れない理由でしょうから、それが3~4ヶ月後にどうなったのか、おそらく来週末であろう次回の近況更新で前向きな情報提供があれば、一気に動き出す可能性もあるでしょう。
(あとは、パンサラッサが天皇賞・秋を勝っちゃうとか(^^ゞ)
その意味では、現在『募集中』で残っている馬たちは、いずれも少し小さめだったんですよね。。もちろん、小さかった馬が急に大きくなるのは難しいとしても、少しずつでも成長しているところを示してくれると安心な面はありますから、今後はそのあたりの情報が定期的に出てくるとありがたいです。(例によって育成場に移動してからになるのかな?)