**広尾TC 2025/2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は2/17時点)
今週金曜夕刻の『広尾TC・18周年記念募集馬全容公開』を前に、自分自身の頭を冷やしておくと言いますか、今後も冷静な判断力に基づく出資を行うためにも現状を確認しておきたいと思います。
まず、2023年産馬についてはOnonimo'23、オピュレンス’23、ステラリード’23、ディメンシオン’23、そしてMore Than Sacrid’23、合計5頭に出資を済ませています。今後の予定としては、(すでに何度か書いている通り)エンパイアブルー’23、パーフェクトラヴ’23、パドックシアトル’23あたりから牝馬を追加するつもりですが、その3頭の中で最も売れているパーフェクトラヴ’23でも『満口直前』表示なので、順番的には3/10申込み解禁の『記念募集馬』への出資が先になるかもしれません。
ちなみに2024年産については、Wildwood’s Beauty’24、Belcarra’24の2頭に出資を済ませており、もしも今回のマラクート’24、エンパイアブルー’24に出資をすると、早くも(限られた)出資頭数枠のうち4頭分が埋まってしまいます。
いや、出資枠は自分で目安を設定しているだけなので、イザとなったら無視してしまう手もあるのですが、それをやり出すと際限がなくなってしまいますし、私の場合は頭数が増え過ぎるとブログが追い付かなくなるという事情もありますので(^^;)
ということなのですが、それにしても今回の記念募集馬はどちらもかなり魅力的。。詳しくは全容公開後に検討することになりますが、現時点では、『なかなかスルーはしにくいだろうな…』と考えています。
そうですねぇ、一世代あたりの出資枠を最大8頭までとすると、やはり23年産は6頭で打ち止めにして、24年産に少し余裕を持たせておかないと…。おそらく夏の本募集にはステラリード×モズアスコット、ディメンシオン×ロードカナロア、レトロクラシック×タワーオブロンドン、パラスアテナ×モーリスといった馬たちが出てきそうですから、よくよく先を見据えて行動しなければいけません。
いずれにしても、まずは今週金曜の全容公開が楽しみ!
果たしてBaaeed産駒がいくらで募集になるのかなど、固唾を飲んで見守ります(^^ゞ
マラクート’24(牝)
エンパイアブルー’24(牝)
先月、More Than Sacrid’23’23にしゅっしをしましたので、現在、私の23年産世代出資馬はオピュレンス’23、Ononimo'23、ディメンシオン’23、ステラリード’23、More Than Sacrid’23の5頭です。
内訳は牡馬3頭、牝馬2頭となっていて、以前から告白しているように次は牝馬、具体的にはエンパイアブルー’23、パーフェクトラヴ’23、パドックシアトル’23の中から選ぶつもりにしています。
現時点でどの馬にするかは難しいところながら、2/7近況更新の内容を見ると…
■エンパイアブルー’23(牝):吉澤ステーブル在厩。おもにBTCの直線馬場や坂路を併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンター1~2本を乗られています。
「動きに躍動感があり、体の使い方が良くなるにつれて、スピードの持続力も向上中。併走馬を意識する面が負けん気へとつながり、走りへの意欲も高まっています。馬体、動きともに順調な変化を見せてくれていますので、今後はさらに調教内容を強化しつつ、体力面やスピード面のさらなる成長を図っていきたいと思います」(本田広報担当)
■パーフェクトラヴ’23(牝):小国スティーブル在厩。坂路主体からダートやウッド周回コース主体の調教に切り替えて調整されています。
「現在の馬体重は430kg。動かせば動けるタイプだけに、身体の成長が追いつかないうちに進めすぎるのはむしろ逆効果ですからね。まだ思うように目方が増えてきませんので、今月からのひと月ほどは今までよりも静かな環境の下、比較的ソフトな調教によって成長を促し、馬体増を助けていければと考えます。ひと回り大きくしてから、再びピッチを上げていきましょう」(小國代表)
■パドックシアトル’23(牝):シュウジデイファーム在厩。おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。適時、終い15秒台で乗られています。
「素直で落ち着きがあって気のいいタイプ。調整がしやすいですよね。馬体面もバランス良く成長が進んでいることですし、だんだんと体力もついてきて、坂路での行きっぷりや乗り味、動きも良好です。距離も融通が利くのではないでしょうか」(岸本担当)
基本的に3頭ともに『順調』と言って良いと思います。が、ここにきてエンパイアブルー’23の上昇ぶりが特に顕著で、ひとつ上の半兄ブルータスの同時期と比べても、全く遜色ない高い評価になってきました。
エンパイアブルーに関しては、24年産が18周年記念募集馬入りをしており、そちらへの出資も前向きに検討するつもりなわけですが、マジックブルー(父マジェスティックウォリアー)、ブルータス(父リオンディーズ)と続けて出資をし、24年産(父エフフォーリア)にも出資をするとしたら、『父ルヴァンスレーヴの23年産だけ避けました』みたいなことになるのは不自然な気もするんですよね…。
そんな中で23年産の評価が高まってきたのは、私の中ではかなりの追い風。無事であればエンパイアブルーは今年、イクイノックスの仔を生む予定になっていますので、そこまで含めて一蓮托生を楽しむのも魅力的な作戦でしょう。
パーフェクトラヴ’23についても、小國ステーブルでの評価は相変わらず高いままです。ただし、ここにきてあえて成長促進のためのペースダウンを行ったのがどう出るか…。個人的にはこの作戦自体には大賛成なのですが、ペースを落としたのにあまり馬体が増えない…みたいなことになったらちょっと嫌だな、という気はしています。
なので、できればあと1、2回は近況で馬体重の変化を見てみたいですし、もっと言えば、再びペースを上げた時にすぐに減らないかどうかも確認できればと…。今現在『満口直前』になっていますが、そこまで持ちこたえて欲しいというのが本音です(^^ゞ
パドックシアトル’23についても順調さが窺える内容になっていて、特に気性面での課題がないのがイイですよね。アルゼンチン血統にキタサンブラックという血統面に加え、馬体の良さは間違いないですから、私の中では『一発大モノを狙うならこの馬…』という評価になっています。あとはポイントが使えないので、そこが多少面倒ですが(^^;)
ということで、現時点ではエンパイアブルー’23が頭一つリードしているものの、3頭それぞれに捨てがたい魅力があり、結論を出すまでにはあと一ヶ月ほどの猶予が欲しい感じです。(本当は二ヶ月と言いたいですが…)
まあ、売れ行きに関してはノーコントロールなのでアレですが、今のところすぐに売切れる感じはしないので、『満口直前』になっているパーフェクトラヴ’23の動向を見みながら判断していきたいと思いますm(_ _)m
3/10解禁の18周年記念募集馬にエンパイアブルー’24がラインアップされましたので、3月以降は昨年の追加募集馬エンパイアブルー’23と今回の’24、そのどちらにも出資が可能という、ちょっと不思議な状況になります。
エンパイアブルー’24(牝)
エンパイアブルー’23(牝)
両馬の血統表を見比べると、父はどちらもRoberto系。24年産は父がエフフォーリアに替わっていますので、乱暴に言うなら父ルヴァンスレーヴの23年産にシーザリオをプラスしたイメージになっています。
24年産については、詳しくは全容公開を待たないといけませんが、エンパイアブルーの仔ですからどうせ見た目はGoodでしょうし、どんな種牡馬を付けてもそれなり以上に動くはず。エフフォーリアとの配合はそういう一般論以上にマッチしている可能性がありますし、デキが良いからこその『記念募集馬入り』じゃないかと期待しています。
しかし、こうなるともうアレですよね… 私のように、引き続き23年産への出資を検討している立場からすると、23、24年産の両方に出資をした場合は特別割引!みたいなセットがあったら嬉しいなと(^^ゞ
もちろん、そんな都合の良い施策は行われないと思いますが、何故か未だに23年産は『募集中』のままですし、あえて売れ行きを刺激するためにも、何か面白い企画があったら応援したいところです。
そんな与太話はさて置いて、本当にどうしますかね…
今の流れだとエンパイアブルー’24には間違いなく出資をすると思いますので、23年産はあえて我慢をしてパドックシアトル’23かパーフェクトラヴ’23に行く作戦もありそうですし、逆にパドックシアトル’23やパーフェクトラヴ’23のことは忘れて『エンパイアブルーセット』に出資をし、一蓮托生路線を強調するのも魅力的です。
こういうことを書いていると、『全部に出資すりゃイイじゃん!』的なことを言う乱暴者… じゃなくて親切な先輩たちに叱咤されそうでアレですが(^^;)、とにかく波乱万丈、退屈しなくて済むのはありがたいです!
広尾サラブレッド倶楽部18周年記念 特別募集のご案内 :『広尾サラブレッド倶楽部リニューアル18周年を記念して、2025年3月10日(月)より2026年2歳馬2頭を対象とした特別募集を行います。』
◆募集馬プロフィール◆
〇2026年2歳募集馬
☆祖母Ambivalentは愛G1勝ち馬
外・マラクート'24 牝馬
父Baaeed 母の父 Dubawi
栗東・矢作芳人厩舎予定
☆母は当倶楽部募集馬、名牝Sex Appealの牝系
エンパイアブルー'24 牝馬
父 エフフォーリア 母の父 エンパイアメーカー
美浦・尾関知人厩舎予定
◆オフィシャルサイトにおける詳細(募集価格、立ち写真等)の発表、2月21日(金)夕刻 全容公開予定
◆申込受付 <先着順による受付>
3月10日(月)より<先着順>にて受付開始
インターネット・・・・3月10日(月)午前11時~
お電話・・・・・・・・3月10日(月)午前11時~
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いやいやそうですか、そうなんですね…
例年3月にある広尾TCの周年記念募集ですが、今年はなんとBaaeed産駒のマラクート’24とエンパイアブルー’24という、私にとって『逃れられないラインアップ』になっていて… ましてやBaaeed産駒は矢作厩舎、エンパイアブルー’24は尾関厩舎ですから、これはもう、全容公開を待たずして出資予約をしたいぐらいの気持ちです。
それにしても、Flightline産駒とSea The Stars産駒に出資をしたばかりなのに、今度はBaaeed産駒が出てくるとは…。広尾TCが今後もこの『歴史的名馬の産駒に出資しませんか路線』を突き進むとしたら、こちらもそれなりに対策を考えておかなければいけません。。だって、例えば24年産世代は本募集が始まる前に、マル外3頭体制にになってしまうワケで…。
まあ、実際にマラクート’24、エンパイアブルー’24に出資するかどうかは全容公開後に考えますが、Baaeed産駒のラインアプ入りにあまりにも驚いたので、勢いでマラクート’24については血統表を作ってみました。
マラクート’24(牝)
こうしてみると、マラクートの母Ambivalentは、Montjeu×Shirley Heightsで何となくミスペンバリーっぽい血統構成をしていますし、Baaeedの母系はKingmambo×Singspiel(In The Wings×Glorious Song)でやっぱりレベルが高いという。細かいことはいずれ竹内さんが解説してくれるでしょうが、ザッと眺めただけでも、すっかりその気になってしまいます(^^ゞ
この段階であまり書き過ぎるのもアレですが、24年産世代には(今回の2頭以外にも)募集されたら前向きに考えたい馬が多いので、今のうちからよくよく作戦を考えておかないといけません。
場合によっては、23年産を早めに打ち止めにするとか、そういう荒業もあり得るかなぁ(^^;)
**広尾TC 2025・2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は1/27時点)
先週、More Than Sacred’23への出資を完了し、23年産世代の出資馬が5頭になりました。(More Than Sacred’23の残口が339から242に減っていますが、私が97口も買うわけはないので、かなり人気が上昇中ってことですね!)
23年産世代については、このあと牝馬を一頭追加して、牡馬3頭、牝馬3頭の6頭体制にすれば当初の計画通りです。せっかくここまで横道に逸れずに来ていますので、当初計画通りに出資を進めていこうと考えています。
ということで、現時点の有力候補はエンパイアブルー’23、パーフェクトラヴ’23、パドックシアトル’23の3頭でありまして、この3頭の最新近況(1/17)は以下のようになっています。
■エンパイアブルー’23(牝)父ルヴァンスレーヴ:吉澤ステーブル在厩。現在は、おもにBTCの直線馬場や坂路を併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンター1~2本を乗られています。馬体重454kg(1月中旬測定)
「調教が順調に進んでいましたので年末にかけて早めにリフレッシュ期間を挟み、年明けは早めに再始動。先週に終い15秒台を乗るなど順調にやれていますよ。だんだんと体を大きく使えるようになっており、(ペースを上げても)坂路の最後までブレずに走れるようになってきましたからね。相変わらず併走馬を蹴ろうとするところはありますが、これは気性の悪化ではなく、勝負根性や前向きさが養われている印象。体つきに筋肉のボリュームも出てきました」(本田広報担当)
■パーフェクトラヴ’23(牝)父サンダースノー:小国スティーブル在厩。2週間ほどリフレッシュメニューを挟み、現在は周回コースで軽いキャンター1800m、坂路でハロン20秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重420kg(1月中旬測定)
「年末にかけて結構攻め込みましたし、馬体も細化傾向でしたので、以降の2週間はハッキング程度で休ませて成長を促進。再び立ち上げている段階です。バネの利いた柔らかい走りで動き自体は良好ですが、飼葉を全部食べているのにまだ筋肉に変わってこないようなところがありますね。これから体力をつけていくなかで450kgくらいまで増えてくれればと思います」(小國代表)
■パドックシアトル’23(牝)父キタサンブラック:シュウジデイファーム在厩。おもに週2~3回、BTCのダートトラックにて軽め2500~3000m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を消化。機を見て、終い15秒台まで伸ばして乗られています。馬体重445kg(12月下旬測定)
「順調に目方も増えていますし、大きすぎず小さすぎず、ほどよいサイズ。少しずつペースを上げているなかでも、ちゃんと対応してくれていますからね。ドタバタした走りではなく、素軽い感じですから、やはり芝のイメージです。目下は入念に乗り込み、調教量を積み重ねていければと思います」(岸本担当)
感想としては、エンパイアブルー’23は半兄ブルータスの同時期とほぼ同じ進み具合で高評価。馬体に関しては兄ほど線の細さが目立っておらず、エンパイアブルーの面影に父ルヴァンスレーヴがうまく加わった印象です。ブルータスも結局ダートで勝負をしていますし、リオンディーズからルヴァンスレーヴに替わったことが、むしろプラスに出ている気もしてきました。
パーフェクトラヴ’23は引き続き順調だと思いますが、この一ヶ月で6kg減っているのが気になります。小國代表も「450kgくらいまで増えてくれれば」と仰っていますから、今後はそのあたりを見極めていきたいところです。
パドックシアトル’23は、前回、今回と調教の進捗は順調ですし、岸本さんからキタサンブラック産駒らしい良い評価が聞けるようになりました。新規・ステップアップ特典がないこと、ポイントによる出資ができないことから『募集中』にとどまっていますが、馬体の雰囲気含め、一発勝負をかけるならこの馬?という気がしています。
こうやって、改めて自分の気持ちを確認してみると、今現在はエンパイアブルー’23とパドックシアトル’23が一歩リードでパーフェクトラヴ’23がそれに続く…という感じになっていますが、クエストフォーラヴ’23とMore Than Sacrid’23で悩んだ時と違い、どの馬も満口までには時間がかかりそうなので、その分、いろいろと悩むポイントが多くて困ります。
まあ、これから少し(できるだけ?)様子見をするとして、最後まで1頭に決められなかったら2頭に出資をしても誰も怒らないでしょうし、世代7頭体制であれば21年産世代より一頭少なく収まるわけですしね… と、何だか今から言い訳をしているみたいでアレですが、引き続き正しく楽しく悩んでいきたいと思います(^^ゞ
**広尾TC 2025・2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は1/17時点)
23年産世代の次の出資は牡馬に…ということで、以前から出資候補として注目していたクエストフォーラヴ’23が(16日に)満口になりました。『クエストフォーラヴ' 23が「満口」となりました。(1/16 10:10現在)』
もう一頭の有力候補・注目馬は尾関厩舎のマル外More Than Sacred’23なのですが、こちらは残339口まで減っているもののまだセーフ。できればもう一、二回近況を見たいと思っているものの(23年世代は今年から隔週更新のハズなので)、17日更新の近況報告は私のとってとても前向きな内容でしたし、場合によっては近々出資の決断をする必要があるかもしれません。
More Than Sacred’23最新近況:シュウジデイファーム在厩。おもに場内でハッキング2000~3000mを消化しています。馬体重491kg(12月下旬測定)
「このひと月で馬体重が大幅に増加。成長分もあると思いますが、おそらくは来日時に減ってしまったものが戻ったのではないでしょうか。まずは場内で周回運動に慣らしつつ、さらに操縦性を高めていきたいですね。大柄でおっとりとした性格のようですが、シャキシャキと歩きますし、雰囲気は良好です」(岸本担当)
クエストフォーラヴ’23とMore Than Sacred’23はお値段、タイプともにだいぶ違いますし、正直、どちらを選ぶべきかは難しいところでした。こう言っては何ですが、もしもまだクエストフォーラヴ’23が残っていたら、アレコレ迷った末に両方に…みたいな結果になっていたかもしれず、ひと足早めに満口になってくれてスッキリした気もしています(^^ゞ
一方、ストームハート’23を逃してしまったものの、まだ出資候補が目白押しの牝馬に関しては、エンパイアブルー’23が『募集中』、パーフェクトラヴ’23は『残口僅か』、パドックシアトル’23は『募集中』とまだ余裕がありますから、パーフェクトラヴ’23の売れ行きに注意をしつつ、当面は様子見を継続できそうです。
ちなみに3頭の17日近況を見比べたところ、エンパイアブルー’23とパドックシアトル’23は『かなり前向き』な印象、パーフェクトラヴ’23に関しては、報告内容は引き続き前向きながら、もう少し馬体が増えていて欲しかった…といった印象を持ちました。まあ、パーフェクトラヴ’23がどこまで増えるかを確認するにはあと一、二ヶ月必要かもしれず、さすがにそこまでは引っ張れないかもですね。
いずれにしても、次の出資を絞り切れずにウダウダしていた状況も、年が明けて少しずつスッキリしてきました。(11月末時点の記事→『今月中に一頭決めたいけど…(^^;) 2025・2026年2歳募集馬』 )
これで(私の出資馬に限らず)22年産世代がバンバン勝ち上がってくれると勢いがつくのですが、その観点では今日のロンパイア、マジョレル、来週のブルータス、コンタンゴのレースに注目ですし、特に今回メンバーに恵まれたロンパイア、力量上位が明らかなブルータスには『勝利』という結果を期待したいです!
2025年二日目にはお正月恒例(?)の企画、『もしも募集されたら出資を検討したい馬』です。
昨年までは『木村秀則牧場産馬』という括りでやれていたのですが、諸事情により広尾の繁殖牝馬たちはいくつかの牧場に移動・分散しましたので、今回は『広尾TC所縁の…』ということでまとめています。
**2023/2024/2025年産 広尾TC所縁の馬**(太字は募集馬、太枠は私の出資馬)
*パラスアテナ2024/4/27に死亡
まずですね、(例年と違って)私は23年産馬についてもまだ2頭にしか出資していません。通常は、このカテゴリから正月時点で3、4頭に出資をしていたりするので、ここまでは割りと抑制的な出資行動ができています(^^ゞ
それを踏まえたうえで24、25年産馬を見ていくと…
パッと見で興味度Aランクの馬はステラリード’24、レトロクラシック’24、エンパイアブルー’24、ディメンシオン’24、パラスアテナ’24といったところで、これだけでも5頭になってしまいます。Aランクではないけれど、ルックオブラヴ’24、パーフェクトラヴ’24、セイリングホーム’24、クエストフォーラヴ’24などはB+といった位置付けになりそうなので、24年産馬については2頭、いや、3頭に絞るのだって相当に大変そうです。
でもまあ、そんなことを言っていてもアレなので、あえて24年産馬から3頭を選べと言われたら、現時点ではステラリード’24、ディメンシオン’24、パラスアテナ’24の3頭になりますかねぇ…
■モズアスコット×ステラリード
ステラリード’24は血統云々の前に、正直、ステラリードのラストクロップという要素が大きいです。昨年の北海道ツアーで実馬を見た印象も好感触でしたから、多少、他馬との比較において最初からゲタを履いている部分があるのも事実です(^^ゞ
それに加えてという意味で、モズアスコットの初年度産駒はそれなり以上に頑張ったと思いますし、芝砂兼用で早い時期から動ける印象があるのもプラス材料でしょう。血統の構成要素は多少欧州に寄っているものの、ステラリードのパーソナリティ、産駒の傾向を考えるとそれも悪くないと思います。モズアスコットは母系にStorm Catを持っていますので、全体のバランスは昨年引退したキングエルメスとも重なりますし、現状、積極的に出資を考えたい一頭です。
そう言えば、モズアスコット産駒には『うまく成長すれば矢作厩舎入りがあるかもしれない…』というオマケ(?)もついていますので、そのあたりにも注目です!(と言いますか、この馬が矢作厩舎だったらすぐに売り切れそう!?)
■ロードカナロア×ディメンシオン
ディメンシオン’24については、ディメンシオンの3番仔ということで、これまでコンタンゴ、ディメンシオン’23に続けて出資をしている私としては、余ほどのことがない限り黙って見過ごす気にはなれません。
ちなみに本馬の全兄コンタンゴはまだ未勝利ながら、藤原先生はその素質を高く評価しておられます。加えて母ディメンシオンは6歳8月までにしっかり20戦走った馬でしたから、繁殖牝馬としての本領発揮は3世代目くらいから、つまり、24、25年産あたりからが最も期待できる?…という希望的観測だってできますからね(^^ゞ
血統に関してはシンプルにレベルが高い配合であり、ロードカナロア×ミスペンバリーのパンサラッサにディープインパクトをプラスしたイメージ。全兄コンタンゴは初年度産駒で比較的コンパクトなこともあり、1400m戦でデビューをするほどスピード色が強いわけですが、3世代目でその傾向が変わるかどうかにも注目しています。(走らせてみなきゃわからん!と言われればその通りですが、サイズ感とか馬体のバランスとか、実際に見て雰囲気を感じてみたい…)
■モーリス×パラスアテナ
24年産世代になると、ようやくパラスアテナの産駒が登場します。そして本馬についても昨年の北海道ツアーで実際に見ており、その時にかなり好印象を受けたことを覚えています。
その上で、血統イメージをあえてディメンシオン’24と同じように表現するとしたら、モーリス×ステラリードのテラステラにキンカメ系ルーラーシップをプラスしたイメージ…ということになるのでしょう。2024年はアドマイヤズームが朝日杯FSを勝つなど、モーリスには種牡馬として脂がのってきた感がありますし、スピードとタフさをあわせ持つ馬に成長する気がしています。
あとはですね、本馬は初仔なので順当なら高柳瑞樹先生のところになるのかなと…。瑞樹先生には今もブルータスでお世話になっていますし、とても信頼できる厩舎ですから、もしもそうならさらに前向きに出資を考えることになるでしょう。
以上、現時点で募集されていない24年産馬3頭について書いてきましたが、これはアレですね、もしも無事に募集されたらこの3頭は出資確定みたいな雰囲気ですよね。。自分で書いておいて言うのも何ですが、改めて今の気持ちが確認できたと言いますか、『ああ、24年産はまた出資が増えてしまうのか…』というあきらめに似た気分になってきました(^^;)
そして、これが25年産世代になるとさらに難しい…
難しくなる要素は『パンサラッサ産駒の登場』なわけですが、それに加えてキタサンブラック産駒やコントレイル産駒、イクイノックス産駒までいるとなると、一体どうやって絞れば良いのか…。いや、パンサラッサ産駒の中から2、3頭選ぶだけでも難問なのに、かつての出資馬ストームハートにコントレイル、同じくエンパイアブルーにイクイノックスなんて、無事に誕生したら絶対に欲しいと思ってしまいますからね。(全体から2、3頭はすでに無理ゲー(^^;))
まあ、25年産馬については産駒が無事に誕生してから考えるとして、視点を変えてみると、この世代に積極的に高額種牡馬が配合されているのも、いわゆる『パンサラッサ効果』のひとつと言えるかもしれません。
パンサラッサの活躍でクラブ、オーナーが潤い、次への積極投資につながったのだとしたら、それは我々会員にとってもありがたいことですし、さらに24、25年産馬たちが活躍をして、良いサイクルが継続できれば最高でしょう。
うーむ。。新年早々、夢(妄想?)が広がりますなぁ(^^ゞ
以下、参考までに貼っておきます↓
急に思いついたわけではないのですが、何とかして『早特1』の期限である今月中に、2025・2026年追加募集馬の中から次の出資馬を決め、申込みを完了したいと考えています。
何故そうかという説明は今さらになってしまいますが、早特1とG1マイレージプランの合わせ技はポイント還元率48%の破壊力ですから、どうせ出資をする馬なら早特1の期限内に申し込んでポイントを溜め、様子見モードで検討した結果、早特期限外に申し込むことになった馬にそのポイントを活用する…というのが効率の良い作戦ですからね。
そんな観点で考えると、やはりパドックシアトル’23、More Than Sacred’23のどちらか一頭に申し込むのが普通かなと。。あるいはデッカイ夢に出資をする意味で、あえてBelcarra’24にいく手はありそうですから、その3頭の中から一頭かなぁ…。
まだ全然方針が定まっていないのでアレですが、そもそも『次の出資馬はできれば23年産の牡馬から』と言っていたことからすれば、More Than Sacred’23一択になるはずのところ、ここにきてパドックシアトル’23がMore Than Sacred’23よりイイんじゃないかとも思えてきまして、ああでもないこうでもないと悩んだりしています。
ちなみに両馬の最新近況はこんな感じでありまして…
パドックシアトル’23:(11/15更新)シュウジデイファーム在厩。現在はおもに週2~3回、BTCのダートトラックで軽め3000m、坂路でハロン20秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重428kg(11月初旬測定)
「坂路入り後も順調にきており、扱いやすく、乗りやすい馬ですね。少々繊細なところがあるのかもしれませんが、変なクセなどは全くありません。個人的にキタサンブラックの初期の産駒は大跳びでダートでも走れるような馬が多いイメージでしたが、本馬も含めて近年の産駒は小気味良い動きで、芝の時計勝負にも対応してくれそうな印象があります」(岸本担当)
More Than Sacred’23:(11/16更新)輸入検疫を経て、本日、無事にシュウジデイファームへ移動しています。馬体重452kg(11/16測定)
More Than Sacred’23は移動後間もないので、具体的な更新情報は馬体重のみ。生まれが5月なので、現状でも450kgを超えているのは安心材料になったものの、さすがにこれだけの情報では…と感じていたところ、なんと半兄ドゥレッツァがJCで2着(ドゥデュースとタイム差なし、シンエンペラーと同着)という大激走をカマしてくれましたからね。
あの走りはクラブの近況コメントに勝るとも劣らない、いやこれ以上ない販促イベントだったと言えますし、このタイミングでそれが起きたのは何かのサイン…と感じる方がいても不思議はありません。
一方のパドックシアトル’23については、岸本さんがサラッと「本馬も含めて近年の(キタサンブラック)産駒は小気味良い動きで、芝の時計勝負にも対応してくれそうな印象」と仰っていて、以前の記事で私が書いた『本馬の場合はSeattle SlewやGulchといったところが利いてきそうで、遺伝子型がCCであることも含めると、募集のポイントにある『クラシウック云々』ではなく、意外にダートの短いところが主戦場になるかも』という話をやんわり否定してくれています。
加えて「坂路入り後も順調、扱いやすく乗りやすい馬」と、性格的にもとても前向きな評価になっていますし、キタサンブラックの牝馬として水準以上の活躍を期待したくなる雰囲気が満々です。
ということで、こんなことを書いている状況下で、あと僅か数日の間に結論が出せるかどうか甚だ不安ではありますが、今のところパドックシアトル’23、More Than Sacred’23、そしBelcarra’24を加えた3頭の中から次の出資馬を決めるつもりです。
果たして本当に決め切ることができるのか、『いい歳をしたオヤジがナニイッテンダ?』とか仰らずに、できるだけ暖かい目で見守って頂ければと思いますm(_ _)m
2025・2026年2歳募集馬 どうするBelcarra’24?
2025・2026年2歳募集馬 どうするMore Than Sacred’23?
2025・2026年2歳募集馬 パドックシアトル’23はお買い得?
**広尾TC 2025・2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は11/22時点)
先週金曜日の近況更新後、評価が上昇した2025年2歳募集馬としてエンパイアブルー’23とパーフェクトラヴ’23を上げましたが、その後も2頭は『募集中』のまま。一方、以前から残口表示が出ていたストームハート’23が満口となり、また、私がすでに出資済みのステラリード’23が『募集中』から『残口僅か』に変わりました。
ストームハート’23は15日の近況で馬体重451kg、「基本的には大人しく調教時も乗り難しい感じはない。牝馬にしては立派。柔らかみのある動きができるタイプで登坂時の動きも良好」と、かなり前向きな評価でしたし、ステラリード’23も『【ステラリード’23】かなり順調、今後が楽しみ!』に書いた通りとtれも順調ですからね。
もともと打ち切れ寸前だったストームハート’23が満口になるのは当然でしょうし、ステラリード’23だっていずれ満口になるのが当然の馬ですから、ここから『満口直前』に進むのは意外に早いのかもしれません。
その一方で、11/19には今月分の写真・動画の更新がありました。それらの情報も総合したうえで、エンパイアブルー’23やパーフェクトラヴ’23同様に気になる馬も出てきていますので、それはまた別途告白したいと思います(^^ゞ
そんな状況の中、前向きな近況更新や写真・動画情報よりも有効な販促イベントは、何と言っても現役馬の活躍! もしかしたら今年中の勝利を期待できる唯一の存在かもしれないテラステラには、そのつもりで気合を入れて欲しいですm(_ _)m
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パーフェクトラヴ’23
母の半兄にクレッシェンドラヴ、快活な愛娘が名牝系へと昇華する。
◇牝1歳 鹿毛 2023.03.02生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:サンダースノー 母:パーフェクトラヴ (母の父:オルフェーヴル)
◇美浦・田村康仁厩舎予定
◇販売総額 1,400万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:母の半兄に重賞2勝馬クレッシェンドラヴ、いとこに3歳時に2連勝したランドオブラヴがいるハイアーラヴの系譜。トップラインの良さが目に留まる見映えのする好馬体の持ち主であり、広大な放牧地の端から端までを快活に駆け回る姿がとても印象的。ときおりテンションが上がり、群れの仲間とは異なる行動をとることもあるが、人と関わるマナーは守れており、写真撮影なども難なくこなすなど、状況をしっかりと見極めることができている。その走りや母系のスタミナ面からも距離は1800m以上をイメージ。芝・ダート双方に対応してくれそうだ。
最新近況(2024/11/15):小国スティーブル在厩。周回コースでの軽いキャンターに加え、週2回、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。馬体重432kg(11月中旬測定)
「疲れが出る馬もいるなかで、本馬はいたって順調にやれていますよ。馬体の雰囲気からはダートっぽくも見えますが、動かせば動かすほど軽快さやフットワークの良さが目立ちますし、硬さがなく歩様も伸びますので、やはり芝のイメージですかね。飼葉喰いや脚元、操縦性などもまったく問題なし。優等生です」(小國代表)
◇最新写真(2024/10/18更新:小國スティーブル)
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先週金曜日の近況更新で評価を上方修正した募集馬の2頭目は、パーフェクトラヴ’23です。
本馬については9月末の見学会で評価が爆上がりし、一気に出資検討対象上位馬に食い込んでいたわけですが、その一方で『次の出資は牡馬を優先したい』という事情により、事実上、検討は一時棚上げになっていました。
ところがですね、23年産の牡馬で有力候補としていたクエストフォーラヴ’23の近況によれば、ハッキングから20秒ペースまで進めたところ疲れが出た云々…という話ですし、11/3の414kgに対して11/1も変わらずの414kgと、どうも思ったほどの成長が(今のところは)見られていないんですよね。
クエストフォーラヴ’23は血統背景も良いし、見学会で見た時もなかなかイイ馬だなと感じていたのですが、私の好みを加味して言うと、一歩踏み出して出資するほどの決め手に欠けるなぁ…というのが正直なところです。(クエストフォーラヴ’23は満口直前まで来ていますので、来月にはコロッと出資しているかもしれませんが(^^ゞ)
話が逸れましたが、要するに、牡馬か牝馬かに拘り過ぎるあまり、その時に一番良いと思う馬を逃す手はないよなと…。
その前提で考えれば小國代表の「疲れが出る馬もいるなかで本馬はいたって順調。ダートっぽさもあるが、動かせば動かすほど軽快さやフットワークの良さが目立ち、硬さがなく歩様も伸びるのでやはり芝のイメージ。飼葉喰いや脚元、操縦性などもまったく問題なしの優等生」というコメントは、見学会時に仕入れた情報からさらにトーンが上昇していますし、今後もペースが上がれば上がるほど良くなっていく可能性を感じますよね。
馬体のバランスの良さは写真の通りですし、現状で433kgあれば牝馬の標準サイズにはなりそう。気性面はこれからとしても、サイズ的な心配がないのは安心感につながります。また、父サンダースノーは地味目な印象ながら、その分、お値段は1400万円と広尾TC的にはリースナブルゾーンですから、ある種のハードルの低さがあるのも確かでしょう。
などなど考え合わせていくと、この世代最大のダークホースはこの馬じゃないのかな?という気がしてきます。(もう一頭の有力候補だったストームハート’23は、迷っているうちに満口になってしまいました(^^:))
あとはそうですねぇ、今朝の記事で触れたエンパイアブルー’23も本馬もまだ『募集中』のままで、入厩直前まで(?)じっくり見極められそうなのも、今となってはプラスポイントかも。。
ということで、23年産馬は現在の4頭に加えてあと1、2頭と考えていますが、その顔触れが決まるのは結構先のことかもしれませんm(_ _)m(More Than Sacred’23も今のところ『募集中』のままですし…(^^ゞ)