シュウジデイファーム在厩のマードラドは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、2F15-15を乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「まだ全体的に子供っぽい印象ではあるものの、15-15の本数を重ねていくなかで少しずつ集中できるようになっています。それに伴い、行きっぷりも結構良くなってきていますよ。晩成タイプと見ていますが、プロセスとしては順調に推移しているように思います」
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前回(4/12)近況で鈴木慎先生の『もう少し時間をかけた方が良さそう… 現時点では未完成でも力はある』とのコメントが紹介されましたが、プロセスは順調でも『晩成タイプなので焦らずやっていく』方針が既定路線になりそうです。
本馬がミスペンバリーの仔であり、パンサラッサの弟であることを考えれば、この方針は当然そうなるだろうと思いますし、トレーニングを継続する中で集中力が出てきたこと、行きっぷりが良くなったことをまずは喜びたいと思います。
その上で、個人的にはステラ産駒のエレガンシアよりマードラドの方が頭が高いことは多少気になっておりまして…。パンサラッサも決して頭が低い方ではなかったですが、早期デビューを狙わず時間をかけてやるのであれば、そのあたりの矯正にも(できる範囲で)取り組んで頂けたらと思います。(簡単ではないでしょうけれど)
ヴェルサイユリゾートファームに移動したお母さんも元気なようですし、とにかく頑張れ!です(^^)
ミスペンバリー、大放牧地へ♪
— Yogiboヴェルサイユリゾートファーム (@Versailles_Farm) April 26, 2024
みんなと仲良くやれるといいなぁ…#ミスペンバリー#あだ名は#ペンペンか#バリィさん pic.twitter.com/q2cmXmUmg9
シュウジデイファーム在厩のマードラドは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の2F15-15を開始しています。3月下旬の馬体重は461kgです。
◇岸本担当のコメント 「気持ちも乗っている感じで、特に問題なく最初の15-15に対応してくれました。先日来場した調教師によれば、『もう少し時間をかけた方が良さそうですが、着実に良くなりつつありますね。現時点では未完成でも力はありそうです』とのこと。血統的にも奥行きがあるということでしょう」
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馬体重は1月下旬とほぼ同じ461kgでした。ミスペンバリー産駒の場合、大きくなり過ぎないことが成功のポイントだったりしますので、このまま460~470kgをキープしつつトレセンに入るぐらいでちょうど良いかもしれません。(パンサラッサはデビュー時458kgだったので、概ねそんなイメージで(^^ゞ)
初めての15-15に関しては、これまでの経緯から全く心配していませんでしたが、案の定「特に問題なく最初の15-15に対応してくれた」とのこと。今後に向けては『気持ちの乗り過ぎ』が心配ですが、今のところは落ち着きを増す方に進んでいると感じますし、あまり詰め込み過ぎずに進めていけば大丈夫な気がします。
そんな中、鈴木慎先生が本馬を見て「もう少し時間をかけた方が良さそう」との感想を述べられたようです。
やれば動けそうだからと言って先を急がないのもミスペン仔成功の重要ポイントだと思いますので、鈴木慎先生のこの感想はとてもありがたいと言いますか、是非ともそれでお願いします!といった感じです(^^)
ここまでとても順調ですし、水準以上に動ける手応え充分なわけですが、宿命的に目標が高い馬なので…
ミスペンラストクロップでパンサラッサ半弟となれば、どうしても期待先行になりがちですが、本馬には本馬なりの個性と成長曲線があるはずで、今後のトレーニングの中で最適なデビュー時期を設定頂ければと思います。
【シュウジデイファーム在厩のマードラド:公式HP(2024/4/12更新)より】
シュウジデイファーム在厩のマードラドは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン15~18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「ときおり終いハロン15~16秒を織り交ぜての調教をこなしており、スピード対応も十分で動きも良好。ひとまずこれくらいのメニューであれば最後まで楽ですね。やや頭の高い走りではありますが、フォームが乱れているというよりは、この馬の走り方といった感じでしょうか」
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いやいや、これはどうなんでしょう…
「スピード対応も十分で動きも良好。ひとまず15秒程度であれば最後まで楽」。。パンサラッサの弟がこんな言われ方をしてしまうと、逸る気持ちを抑えようと思ってはいても、どうしてもアレですよね(^^;)
「やや頭の高い走り」については程度問題だと思いますし、そもそもパンサラッサも決して頭が低い方ではなかったですからね。頭が高めでストライドとピッチの中間ぐらいでスピードに乗っていくタイプだとしたら、軽快な逃げで多くのファンを獲得した兄の個性を少なからず受け継いでいる可能性がありそうです。(比べちゃ可哀相ですけれど…)
兄との比較はさて置くとして、馬体を見るとだいぶそれらしくなってきましたし、これなら水準以上の活躍をして良いのかも。。鈴木慎先生が本馬をどのように導くのかも含め、益々今後の動向から目が離せなくなりました(^^)
【シュウジデイファーム在厩のマードラド:公式HP(2024/3/15更新)より】
ミスペンバリー’22の競走馬名は「マードラド : Mar Dorado」に正式決定。スペイン語で“黄金の海”。父名(黄金の王)と兄名(唯一の海)より連想しての命名となりました。
シュウジデイファーム在厩のマードラドは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「日によっては終いのみハロン16秒になることも。だんだんとムチッとした体つきに成長してきましたね。立ち上がったり、難しいところを見せたりはしませんし、坂路では綺麗に走ってくれていますよ。現段階だけでいえば、洋芝が合いそうな印象を受けています」
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競争馬名はマードラド。響きが強そうですし、特別な馬感があって良い名前ですね(^^) 将来、この名前がパンサラッサに負けないぐらい有名になってくれたら嬉しいですが、今そこまで望むのはさすがに酷というもの。。あまり先走って勝手な思いを詰め込み過ぎないように、落ち着いて見守りたいと思いますm(_ _)m
とは言え、調教については順調にこなしているようですし、その中で「だんだんとムチッとした体つきに成長してきた」と、馬体に実が入って良い身体つきになってきたのは動画や写真からも窺えます。
そして岸本さんからは「現段階でいえば洋芝が合いそうな印象」とのコメントも…。前回の近況では鈴木慎先生の「このまま順調なら比較的早めのデビューを狙っていけるかも…」というコメントも紹介されていましたし、そう言われると、『じゃあ北海道デビューが既定路線になりますかね?』みたいなことをどうしても考えてしまいます。
あとはとにかく順調に、怪我などが無いようにと願うのみ。。ひとつお兄さんのロディニアが可哀相なことになってしまいましたし、もともとミスペンバリー仔が脚元要注意なのは確かですからね。
逆に言えば、脚元さえしっかりしていれば、パンサラッサやディメンシオンのような活躍が期待できるポテンシャルがあるワケで、何なら、種牡馬としてまだモヤモヤしているレイデオロの代表産駒を狙っていって欲しいです! あ、いけない、いけない…。そういう勝手な思いを詰め込み過ぎず、落ち着いて見守ることにしたんでした(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のマードラド:公式HP(2024/2/19更新)より】
シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー’22は、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。1月下旬の馬体重は462kgです。
◇岸本担当のコメント 「元気は元気でも立ち上がったり、変なことはしない馬。まだ頭の位置は高めですが先頭でも走れますし、行きっぷりはイイですよ。コンパクトにまとまっている体はパンサラッサ寄りとも言えるでしょう。先月末に来場した調教師によれば、『順調そうですね。少しずつ馬体に実が入り、成長が窺えます。気性面も常識の範囲内ですから、このまま順調にいけば、比較的早めのデビューを狙っていけるかもしれません』とのことでした」
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馬体重が前回の448kgから462kgとなりましたが、これは、ちょうど同時期のパンサラッサと同じぐらいの数字です。まあ、だからどうだという気はないですが、せっかく優秀なお兄さんがいるのですから、共通点を探してほくそ笑む的な楽しみ方をしてもバチは当たりませんよね。(そればかり気にするのもアレですが(^^ゞ)
そして、気になる気性面に関しては、岸本さんから「元気は元気でも立ち上がったり変なことはしない馬」と、引退式でも立ち上がるなど常に変なことをしようとしていたパンサラッサよりむしろ大人しいのかもと…。そういうところも含めて兄と比較されてしまうのは、若干可哀相ではありますが、本馬に関してはそれが宿命ですからね。
肝心の走りに関しては、「まだ頭の位置は高めながらも先頭で走れるし、行きっぷりはイイ」とまずまずの評価。この部分については、まだ兄と比較するのは本当に可哀相なので、馬体などを総合的に見た上での「コンパクトにまとまっている体はパンサラッサ寄りとも言える」との岸本さんコメントだけで満足しておきます。
それはさて置き、今回近況の注目ポイントは何と言っても鈴木慎先生のコメントでしょう。
『順調。気性面も常識の範囲内、このまま順調なら比較的早めのデビューを狙っていけるかも…』ですから、もしかしたらミスペンバリー産駒としては異例の夏デビューがあるのかも…。本音を言えば、この血統は(たとえ夏から行けそうでも)秋以降のデビューで充分だと思うのですが、それもこれも、全部含めて今後の順調度次第ですね。
実は鈴木慎先生には、きっとそのうちにご面倒をおかけする気がしていますが、今後、気性面や脚元などで一筋縄ではいかなくなるケースも充分に考えられますので、是非とも粘り強く面倒を見て頂けたらありがたいです。パンサラッサのように、挫折や苦労を乗り越えるたびに強くなる、そんなところも受け継いでいる気がしますので… あ、全て順調なのが一番ですけどm(_ _)m
シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー’22は、現在は、おもにBTCトラックで2500m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。12月下旬の馬体重は448kgです。
◇岸本担当のコメント 「年始にリフレッシュ日を挟み、再びハロン18秒ペースで。ときおりムキになってカーッとしたり、頭を上げてフォームを乱してしまうことがありますので、矯正馬具を装着して正しい走り方を身に付けていくよう努めています。元気を余してしまうような血統ですが、度が過ぎるようなことはありません」
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馬体重が448kgになり、ひと月遅れで同時期のパンサラッサぐらいのサイズ感になってきました。
ただし、岸本さんから「ときおりムキになってカーッとしたり、頭を上げてフォームを乱してしまうことがある」とコメントがあったように、写真でも動画でも頭を上げて周囲を気にする仕草が目立っていますので、精神面、テンションコントロールにおいて、この先課題が残る可能性がありそうです。(ひとつ上のお兄さんも苦労しているみたいですし…)
それでも本馬には、そういう気になる部分を補って余りある魅力があります。前回の近況では「体つきのイメージと同様にスピードがありそうなタイプ」というコメントがもらえていますし、当面は健康にトレーニングを重ねていくことで、体力強化とフォームづくりに邁進して欲しいと思います。(早くも矯正馬具を使うみたいですけれど(^^;))
いずれにしても、こういう馬が偉大な兄と比較されるのは宿命のようなもの。。だとしたら逃げ回っていても仕方がありませんし、この際、パンサラッサが果たせなかった『国内G1勝ち』をめざす気合で頑張って欲しいです!(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー’22:公式HP(2024/1/12更新)より】
その一方で、引退したお兄ちゃんは、すっかりのんびり(^^)
【日替わり🍞】
— アローの中の人(非公式) (@arrowstud_staff) January 19, 2024
🍞「カキカキ…クンクンクセェシェェェェェ カキカキカキカキ…ボリボリ」
👱♂️「…笑」#日替わりパン #パンサラッサ#カキカキ #クンクン #シェェェェ#ボリボリ #楽しそう#馬 #競馬 #種牡馬#アロースタッド pic.twitter.com/ZdmTmgRGfq
シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー’22は、おもにBTCのトラックで2500m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。11月下旬の馬体重は430kgです。
◇岸本担当のコメント 「一時は少し敏感なところを見せたり、ムキになりやすかったりもしましたが、環境や調教に慣れるにつれて、より平常心で取り組んでくれていますよ。坂路での動きに重苦しさはなく、体つきのイメージと同様にスピードがありそうなタイプと見ています」
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この一、二ヶ月は初めて経験することが多かったはずですが、その中で「少し敏感だったりムキになりやすかったりもしましたが、環境や調教に慣れるにつれて平常心で取り組めるようになった」のは良かったです。ミスペンバリーの仔は何だかんだで激しいタイプが多いですし、それがいい方向に向いてくれたらありがたいです。
また、「体つきのイメージと同様にスピードがありそうなタイプ」というのも嬉しいコメント。多少のリップサービス込みだとしても、確かに馬体はバランスが良いですし、歩く姿は430kgより大きく見せますよね… ということで、ふと思い立って1歳12月時点のパンサラッサの写真を探してみました。(その頃のパンサラッサは450kgぐらいでした)
どうですかね。。やはり、馬だから似ていて当たり前、という以上に似ている気がしますよね。
全体的な雰囲気もそうですが、お尻のカタチなどはさすがに兄弟だと思いますし、一方、首から先が22年産の方が長く見えるのは、父がロードカナロアからレイデオロに替わったから、と考えれば何となく納得です。
もちろん、兄弟なりに似ているからと言って、パンサラッサと同じように走るわけではないですが、ミスペンバリーのスピードタイプとなれば、牝ならディメンシオン、牡ならパンサラッサとめざすところはハッキリしています。
ちょっと目標が高過ぎる気がしないではないですが、まあ、目標設定だけならタダですし、この時季にあまり縮こまった目標を掲げるのも寂しいですからね(^^ゞ まだ1歳の本馬には酷な話かもしれませんが、このタイミングで募集された以上は、大きな期待を背負わされるのは宿命と諦めてもらうしかありません。
【シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー’22:公式HP(2023/12/11更新)より】
本日8時過ぎに、ミスペンバリーのラストクロップ、ミスペンバリー’22への出資申込みを済ませました。
私は長年にわたって広尾TCで遊ばせて頂いているわけですが、毎年、毎回の募集においてミスペンバリー産駒はいつも注目の的でした。実際に出資をした馬たちも、エタンダール、マグナムインパクト、ディメンシオン、ディアローグ、パンサラッサ、アシタカと6頭もいて、今回の22年産馬は実に7頭目の出資です。(もっと多い先輩もいると思いますけど(^^;))
これは私がどうこうではなく、ミスペンバリーが長く広尾の看板繁殖牝馬として頑張ってくれたお陰ですし、産駒を提供し続けてくれたオーナー、クラブ、そして生産者の木村さんにはいくら感謝をしてもし足りませんm(_ _)m
ミスペンバリー’22
賢母が送る最後の産駒、世界を魅了した兄パンサラッサに続け。
◇牡1歳 鹿毛 2022.03.25生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:レイデオロ 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)
◇美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
◇販売総額 5,000万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:世界を魅了した兄パンサラッサと同じくキングカメハメハ系種牡馬が配された募集本馬は、賢母が送るラストクロップ。小柄で細身に映った幼少期の馬体は春先頃から急成長を見せ始め、各所の肉付きが増すにつれて性格も勇ましくなり、運動量も増加。ミドルサイズの質感あるフォルムへと変貌を遂げている。人に対して従順な態度を示し、初期馴致も大人しくクリアできた経緯は頼もしく、兄姉それぞれが眩い個性を放つ優秀な血脈から、また新たなヒーローの誕生を予感。ダービー馬である父の色合いも濃く、距離の融通性がありそうだ。
◇募集時写真(2023/10/27:シュウジデイファーム)
◇最新近況(2023/11/6更新):北海道・浦河のシュウジデイファーム在厩。ブレーキングを滞りなく終え、10月中旬よりBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。馬体重435kg、体高157cm、胸囲176cm、管囲19.5cm(10月下旬測定)
◇岸本担当のコメント:「現在は週に2~3日ほどBTCに出向き、トラック2000mのウォーミングアップ後、坂路にてハロン20秒ペースのキャンターを1本。同時期のパンサラッサと同じくらいのサイズ感ですね。多少敏感なところがあるとは言え、兄のように立ち上がるようなことはしないですし、前向きで素直な性格の持ち主。飼葉をよく食べ、健康体です。気のいいタイプで行きっぷりも良好ですので、今は我慢させるような走りを教えつつ、全身を使ったフォームで走れるようトレーニングを積んでいければと思います。楽しみな馬ですよ」
◇最新写真(2023/11/10:シュウジデイファーム)
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本馬が良いと思うポイントについてはもう散々書いてきましたので、気になる2024年2歳追加募集馬、ミスペンバリー’22近況更新!、気になる2024年2歳馬追加募集馬・ミスペンバリー’22、今週末は追加募集馬の全容公開、期待のあの馬は!? などを見て頂くとして(別に見なくても全然問題ありません(^^ゞ)、ここでは改めて本馬への期待を表明しておきたいと思います。
冒頭に書いた(私が出資をしてきた)ミスペンバリー産駒6頭のうち、エタンダール、ディメンシオン、パンサラッサの3頭が勝ち上がり、そのいずれもが重賞の舞台へ私を連れて行ってくれました。
青葉賞2着、ダービー8着のエタンダール、京成杯AH2着、キーンランドCと阪神牝馬Sで3着のディメンシオンは、結果的にはあと一歩重賞には届きませんでしたが、両馬に重賞を勝つポテンシャルがあったのは間違いないですし、実際に海外G1をふたつも勝ってくれたパンサラッサについては言うに及ばずです。
その一方で、ミスペンバリーの最高傑作と言われながら(言っているのは私ですけど)脚元に泣かされたマグナムインパクトやアシタカ、ハーツクライの馬体詐欺に多くの会員さんを巻き込んだディアローグはひとつも勝てず、夢は儚く…。(3頭とも今思い出しても本当に良い馬でしたが、未勝利終了なのは変えようのない厳しい現実)
こうして振り返ると、ミスペンバリー産駒も結構なイチかバチかタイプに思えてしまいますが、それは当たり前と言いますか、普通はバチがほとんどでイチを一頭出すのだって難しいワケです。それを実際にG1馬や重賞級の馬を何頭も出し、未勝利に終わった産駒たちだって『無事であれば…』と思わせるミスペンバリーはまさに名繁殖牝馬です!
あ、またミスペンバリーが素晴らしいという話になってしまいましたが、では、22年産の本馬は『重賞出走組』3頭と『未勝利終了組』3頭のどちらのグループに入るのか?? それはもう、血統構成、馬体のバランスやサイズ感、現時点までの調教の進捗、さらには木村さんとの会話から受けた印象などを総合すると、絶対に『重賞出走組』との共通点が多いと思うんですよね。
ということで、本馬への期待の最低ラインは重賞出走、もしも順調に突き抜けてくれたら(木村さんの夢でもある)国内G1制覇が狙えるレベルの馬に…という高い設定で応援したいと思っています。
出資をしたばかりで高揚している私が言う話なので、だいぶ割り引く必要はありますが、おそらく本馬は下級条件でくすぶる馬ではないでしょう。まあ、もしも想定通りにいかなくても楽しみ方はたくさんありますから、この際、ミスペンバリーが提供してくれる最後のイチかバチかを思い切り堪能したいと思います!
ミスペンバリー’22
うーむ、、この馬も種牡馬にしたい血統してるなぁ…。キンカメ系レイデオロの後継はまだ席が空いていますから、そのレベルの夢も追加しておきますかね(^^)