本日正午より、民主党本部（東京都）におきまして、民主党ＴＰＰ対策本部全国幹事会議が開催され、栃木県連を代表して出席してきました。郡司彰本部長の挨拶の後、枝野幹事長、そして、古川事務局長の説明へと進みました。その後、政府ヒアリングとして、内閣官房並びに農水省の担当者から資料に基づき説明をいただき、質疑応答となりました。私は、説明を受けて２点質問しました。ひとつは、政府のＴＰＰに関する影響評価が極めて楽観的であることに対する根拠、特に食料自給率等への影響はないか聞きました。次に、酪農・畜産に対する影響として、規模拡大が出来ない本県の中小規模の酪農・畜産農家に対する救済策と仮に酪農・畜産農家が廃業に追い込まれるようなケースを想定すると、連鎖的影響として「飼料用米」の需給にも影響が出ると思われるがどうかと尋ねました。農水省の担当者からは、「マルキン」の補助率アップや今回の対策基本方針の実行でクリア出来るような答弁がありました。私は、余りにも現場を知らない答弁に大いなる不信感を抱きました。本日の会議では、衆参の農水委員会のTPP決議に違反していないかのチェックや、徹底的に農業生産者や農業団体からのヒアリングを実施して欲しい旨の課題提起もありました。栃木県連では、近く「TPP勉強会」を開催します。徹底的に調査、学習を重ね、中長期的な視点も踏まえながらTPPの影響について探っていきたいと思います。
昨日午前８時より、東武新鹿沼駅前におきまして、第９７回かぬまマンデーレポートを開催しました。先週の動きとして、４区藤岡隆雄さんの政治パーティーに民主党細野政調会長が来県したことを報告し、国会の状況や現在の政府与党の政策に対する問題点を指摘しました。本日の下野新聞にもその一部が掲載されています。いよいよ地方議会も今週が終了となります。しっかりと対応していきます。また、本日は正午から民主党本部でＴＰＰに関する民主党の会合があり、栃木県連を代表して参加してきます。
