何か学んだような気がする。

　衆院選の政見放送を観ていました。自民党の皆さんはシナリオに統一感がありました。「アベノミクスで経済はよくなりました。しかし、まだ、地方には波及していません。しかし、まだ２年です。これから地方に波及させるためにも、引き続き仕事をさせてください」なるほどと思います。民主党は、演説でもアベノミクス批判が中心。師走の選挙、有権者はただせさえ忙しいのに、批判演説では心を打たないのだと感じました。現に、ｆｂの投稿をみても、「なぜ、解散なの。選挙行きたくねぇ。でも、給料はほしい。」なんて書き込みが多いのです。だから、民主党も経済政策を言えばいいのです。
　例えば、私だったら「皆さん聞いてください。私は年末の解散総選挙なんて大義はないし、皆さんに申し訳ないと思いました。でも、皆さんは景気がよくならず、苦しい生活を強いられています。やはり、皆さんが求めているのは景気回復ですよね。だから、民主党もその仕事をやらせていただきたいと思います。民主党の経済政策は、生活者や労働者、中小企業等地方からの景気対策です。アベノミクスで良くなったのは、一部の輸出企業です。その利益が地方に、皆さんに還元されていないのが問題なんです。だから、まずは、自動車とか電気とかの輸出産業に働く皆さんの賃金をあげてもらい、地元の商店街でお金を使ってもらうのです。それから、輸出企業も関連企業に仕事をいっぱい出して貰いたいですね。民主党は、地方の経済が良くなっているかを常に優先に考えています。それは、日本では圧倒的に中小企業が多いからです。地方の企業、生活者、労働者を元気にしたいです。それから、農家の皆さんも大変ですね。ＴＰＰ本当に日本は参加してしまうのでしょうか。今のままでは、日本人が必要とするお米等の農作物も心配ですね。日本人の食の安全守りたいですね。そのためには、農家の皆さんの所得安定を図るべきです。最後に、一言。国会議員の定数削減。民主党にやらせてください。安倍総裁と野田総理で２年前に約束たんです。でも、安倍さんは５議席削減しただけなんです。国民の皆さんに消費税の負担を求めるために国会議員も身を切ると約束していたんです。民主党と自民党の約束。まだ未達成ですから、是非とも民主党にやらせてほしいです。長くなりましたが、民主党も皆さんのために、地方からの景気回復実現に向けて頑張ります。そのためには、議席が必要ですので、応援よろしくお願いいたします。」
　こんな感じで語らせていただきました。とにかく批判は聞きにくい。民主党は皆さんのためにこんな方針で頑張るんですと伝えたいものです。私も頑張りますよ。

１ドル＝１２０円台まで下落。

円安の記事です。輸出企業の利益が労働者や下請中小企業にうまく落ちてくるといいのですが。アベノミクスの課題は、中小地場、労働者等に利益還元がされる仕組みを早急に整えることにありそうです。

＜以下記事掲載＞
【ニューヨーク＝越前谷知子】４日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、円売り・ドル買いが進み、２００７年７月下旬以来、約７年４か月ぶりに１ドル＝１２０円台まで下落した。


　一時、１ドル＝１２０円２５銭の円安水準をつけた。午前１０時１５分（日本時間５日午前０時１５分）現在、前日（午後５時）比３６銭円安・ドル高の１ドル＝１２０円１０～２０銭で取引されている。

　衆院選で与党が優勢との報道が相次いだことで、安倍首相の経済政策「アベノミクス」が継続し、円安・株高基調は変わらないとの見方も円売り材料となった。

　日本銀行が１０月３１日に追加緩和に踏み切った後、約１か月で約１０円円安・ドル高が進む急ピッチの展開となっている。円安が進むと、自動車など輸出企業は価格競争力が高まり、稼いだドルを円に換算した利益が膨らむ。

　一方で、サービス業や小売業など内需に頼る企業は原材料などの輸入価格が上がり、業績悪化につながる。家庭も、食料品など輸入品の価格上昇が負担増になる。円安の進行でマイナス面を懸念する声が強まりそうだ。