「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

予算特別委員会総括質疑を行いました。

2013-06-13 15:41:40 | Weblog
 本日、午前11時45分から県議会議事堂大会議室において、予算特別委員会総括質疑を会派民主党・無所属クラブを代表して行いました。内容は、栃木会館取り壊しを受けての、県庁舎整備計画の検証についてでした。平成16年12月、現在の福田富一知事が誕生しました。その選挙公約では、県庁舎行政棟を当初の18階建てから3階減らしての15階建てとすることとし、平成17年2月には、県議会内に設置された県庁舎整備連絡協議会に3階減らす案を説明し、了承を得ていました。しかし、その後の本格的な県庁舎整備終了後、結果、企業局は引き続き栃木会館に、また、教育委員会は本町合同ビルに、そして、労働委員会、監査委員会、人事委員会等も周辺の建物に点在することとなり、結果、分散型の県庁となりました。質疑では、今回、保健福祉会館跡地に県庁舎北別館(仮称)が約12億円で新築されることや、周辺の出先機関の建物が依然分散型であること等を例示しながら、当初の知事選公約に変更が生じているのではないかとの指摘を行いました。知事からは、さまざまな行政需要の変化に対応するため、本庁舎機能を強化してきたことや、当初方針にあるゆくゆく企業局等を本庁舎に戻す方針は変わらないことが表明されましたが、県民サービスの関係、更には、国体準備関連課室が教育委員会と離れることなどはどうかと再質問で迫りました。
 時間が足らない中で、不十分ながらも予算議案の審査を前提とした質疑に徹しましたが、結局、タイムオーバーとなってしまいました。今回、私が一番言いたいのは、当初の県庁舎の3階減らしたいきさつは、知事選の色が強かったことを受けて、管理行政から創造行政を模索するべきであること、そして、平成17年当時は、県庁舎整備計画において当初計画の策定における県議会との連携がありましたので、今回のような変更を伴う検討過程においても県議会と綿密な事前協議を行ってほしかったということです。いずれにしましても、短い時間ではありましたが、一定の問題提起をさせていただきました。

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